保活の記録〜これから保活をする方へ〜 | 白鳥雄介のブログ

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北海道札幌市出身、東京を中心に活動する脚本家・演出家・俳優です。

4月から息子の保育園入園が決まりました。

私自身が保育園出身で寂しい想いをしたことや、

幼稚園に通っていた友達のなんとも言えない裕福な感じ、専業ママへの憧れを思い返すと、

保育園入園という選択が良いのやら……とも思ったり、、、。

 

とは言え、我が家の生活環境を考えれば、保育園入園が決まって

よかったと思っています。

 

僕が経験した

「2024年4月の世田谷区の保育園入園までに

経験したこと、良かったこと、注意すべきこと」

 

を書き記します。

誰かの役に立つ情報であればと思い記します。

そして行政には、

低いと言われる保育士さんの給料や職場環境の改善、

また希望した時すぐに保育園に入れる環境、親が出産して1年後(いわゆる育休明け)すぐ働ける環境、

を整備をしてほしいと思います。

 

 

以下に項目を立てながら、

自分の経験や豆知識、知っておくと便利なことなどを交えて書いています。

読みずらいかもしれませんが、経験談として参考になれば幸いです。

 

項目は以下のようになっています。

 

・前提

・いつから保活を始めるべきか

・9月にちょびっとチャンスがあるらしいという噂

・世田谷区の待機児童はゼロ……なのか!?

・何から始めるか

・保育園見学の重要性

・全ては指数……

・フルタイム勤務を証明するために

・初回申請時に落ちた原因

・聞かないと何も教えてくれない

・一回、区役所に面談に行く重要性

・保育園ごとに違う入園人数(1歳クラスへ入るために)

・選考のされ方

指数を上げる技っぽいこと

・申請作業と育児の両立

・さいごに

 

となっています。

参考になることもあれば、ならないこともあるかと思います。

また書いてあることが全て正しいとは限りません。あくまで経験したことに基づく記述ですので、

責任は追えません。正確な情報かどうかは各々で判断をしてください。

 

前提

 

・子どもは2022年11月生まれ(第一子)

・2022年11月、育休明けに即入園を希望

・私、自営(脚本家)。妻、会社員。

 

です。

 

 

いつから保活を始めるべきか

 

私が保活を開始したのは、8月(妻の育休が明けるまで3ヶ月)でした。

後述しますが、これは少し遅いと思います。

 

熱心にやるなら1年前から始めてもいいと思いますが、

育児が忙しい、体力・気力の問題などあると思うので、大変だと思います。

(保活をどの程度熱心にやるか個人によって見解は違うと思います)

いつからがいいとは一概に言えませんが、早く始めて損はないです。

 

大切なポイントは

・何歳クラスへの入園を希望しているか

・基本は4月入園が最も入園できる確率が高い

・4月入園以外でチャンスがあるのは9月らしい

 

まずは子ども生まれた月によって、0歳クラス入園(基本は生後2ヶ月から入園可能)か

1年ちょっと家で育てて1歳クラスへの4月入園を目指すのかを判断するのが良いと思います。

 

我が家の場合は、

2022年11月に生まれたので、2023年4月入園を目指すことも可能でしたが、

わずか生後4ヶ月で保育園に入れるのは、育児を楽しみたいという観点から見送りました。

(この時は、ちょうど1年後の2023年11月に入園先くらいあるだろうと甘く考えていました)

 

というわけで、

2023年11月入園を目指して、動き出したのは前述した通り、2023年8月。

動き出しは遅すぎました。

 

 

9月にちょびっとチャンスがあるらしいという噂

 

保育園入園内定をもらうまでのざっくりとしたスケジュールはこんな感じでした。

 

【2023年】

 4月 2022年に申請していた子たちが保育園に入園(我が家は家で育児を楽しもうという結論から入園申請はせず)

 5月 4月に入れなかった人たちの2次選考(があるらしいくらいに悠長に構え、家で育児を楽しみつつ、私は仕事しつつ生活)

 8月 我が家の保活開始(申請のための手引き熟読と保育園見学を開始)

        初申請(オンライン)するも、書類の不備で落ちる(不備に関して特に知らされず、後々電話したら発覚!)

 9月   書類は受理されるも、希望園全てで入園できる枠はなし。落ちる。(妻の育休1年での復帰は叶わないことが決定)

 10月  書類は受理されるも、希望園全てで入園できる枠はなし。落ちる。(4月まで保育園に入れないことが決定。妻の会社に負担が…)

 11月 2024年4月入園の書類受付締切。

 

【2024年】

 1月末 入園内定連絡が来て、歓喜。

 

という感じでした。

特に大事なポイントは赤字にしています。

 

ではここで9月にちょびっとチャンスがあるという噂に関して。

いろいろな保育園に行き、耳にしたことがあります。

 

「9月は転勤などが多い時期で、引越しに伴って退園する子が若干いる」

 

これでした。10月、11月、保育園見学をしている中で、「できるならすぐにでも入園したいんですよ〜」というと

「9月であればたぶんどこかの園で若干空きが出たとは思いますが、基本、世田谷区の認可保育園に年度途中で入園するっていうのは、なかなか……なかなかねぇ〜〜〜(皆まで言わないところに園の先生たちの気遣い&やるせなさを感じました)」

 

年度途中で気軽に入れるなんてことは、

世田谷区ではそうそうない、ということを痛感しました。

 

 

 

世田谷区の待機児童はゼロ……なのか!?

 

待ってよ!世田谷区の待機児童はゼロなんじゃないの!?……と言いたいそこのあなた。

私もそう思っていました。これに関して……

少なくとも数年前は何百人といたのが、今はゼロという数字を世田谷区が出してるわけだから、

相当環境が整備されたことは事実だと思います!(すごい!世田谷区!ありがとうございます!)

 

ですが、この数字には一部見落としてることがあると僕は思います。

それは「待機児童数0(2022年4月時点)」の「2022年4月時点」という部分です。

 

確かに4月入園を目指した子は、多くの子が希望した園であるかどうかは置いておいて、

保育園に入園できているようです。

 

ですが、我が家のように、11月生まれの子を1年育休をとって、

まるっと1年後、すぐに保育園に入園させられているかというと、

NOっぽいです。(もちろん年度途中に入園できてる子もいると思います)

 

我が家の場合は、

2023年11月に入園は叶わず、妻は育休をさらに延長せざるを得ませんでした。

その結果、家計は圧迫されるなど弊害も出ました。

確かに4月時点では待機児童0だったのでしょう。

ですが、2023年11月時点で入園を希望していた子が、入園できないという事態がまさに発生していたのです。

我が子は2023年11月、完全なる待機児童でした!

 

この事実を受け止めて、保活をしなければなりません。

年度途中の入園がいかに難しいか、心に置いて保活をすることをオススメします。

 

 

何から始めるか

 

まずは、申請手引き(通称ルールブックと呼んでいましたw)を熟読すること。

苦行だと思いますが、ルールブックが全てです。

隅々まで読み倒します。これなくして、保活を突破することはありません。

このブログではルールブックの中身を説明することはほぼしません。各々が読んでいる前提で書いています。

もちろんこれから読む前に、このブログを読んでも参考になることはあるかと思います。

 

ちなみにルールブックは区役所、出張所など行政サービスをしているところに行けば、一式もらえます。

手引き、保育園一覧、手書き用申請書類一式、その他書くべき書類等がセットでもらえます。

(ほんと申請簡素化してほしい!そもそもこんな保活とかいう謎活動させないでほしいぜ!でも仕方ない、これでも世田谷区はだいぶ簡素化してくれていると信じています)

 

そして同時に始めるのが、超重要な……

保育園見学です!

 

保育園見学は、

①自分で園に電話(朝の忙しそうな時間帯は避けてあげるのがベター)

②園とスケジュールを相談

③当日見学に行く

 

の3つの行程です。

注意すべきは ②園とスケジュール相談 です。

保育園は通常運営されている中で、見学者を受け入れ、園長先生や主任先生が案内してくれます。なので、

 

・見学できる日にちは限られている

・見学できる時間帯も限られている

・一回の見学会で見学できる組数も限られている

 

当たり前と言えば当たり前のことですが、これにより実際に見学できるのが、

2週間後とか下手すると1ヶ月後になることもあります。

電話すると保育園が指定してくれた日の中から行ける日を選ぶ形がほとんどです。

「明日なら大丈夫なんですがどうですか?」や「見学希望が多くて、ご案内できるのは来月末ですね〜」など

園によってバラバラです。(だから保活は早めに始めたほうがいいのです!)

 

 

保育園見学の重要性

 

世田谷区の申請では、

第1希望から第10希望まで、10個の保育園を書くことができます。

(もちろん10個よりも少なくてもOKですが、その分入園できる確率は下がっていきますよね)

 

保育園を選ぶとき、我が家で重要視したことを記します。

 

①保育園の様子(いい保育園とは……みたいなのを調べたり、Youtubeで情報を集めてそれを基準にしました)

②家からの近さ

③保育園の送り迎えが入った生活を想像してみる(迎えに行ったついでにスーパーに寄れそうかなど)

 

の3点です。

まず①は言わずもがな大事です。

1つエピソードを紹介します。

 

家からかなり近くて、スーパーも立ち寄れる、我が家にとってアクセス良好な保育園を見学に行きました。

ですが、私と妻が希望するような保育環境とは言えませんでした。

もしも何も調べずに「アクセスばっちりだから希望しちゃえ〜」と書いて申請し、ここに入園が決まっていたら……

ウチの子は5年間、あそこに通うのか〜(もしくはさらに難しいとされる途中で別園に入園を狙う苦行か〜)と思うと、

ゾッとします……(その保育園が悪いとかは全く思いませんが、ウチの夫婦の感性では入れたくないという判断でした)

なので、一度も調べていない保育園を希望欄に書くことはオススメしません。

 

保育園見学は超重要事項だと思います。

また色んなところに見学に行くと、子どもがどんなふうに育っていくのかが見えてきて、

楽しいです。あと入園前でも参加できるイベントの案内などももらえて嬉しいです。

 

 

全ては指数……

 

保育園入園を決める要素が「指数」と呼ばれる夫婦の就労と育児環境を数値化したもの

この点数を最大化することが、保育園入園に最も必要なことです。

 

世田谷区の指数はこんな感じ(2024年1月現在)

https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kodomo/003/003/002/d00005740_d/fil/goannnai-bassui.pdf

 

そして私の保活経験からすると、どうやら105点となる人がほとんど。

106点ある人はほぼ合格できると言って間違いない……らしい。

区役所の保育課に一度、入園の相談をしに行ったときに言われたこと。

「105点と106点では天と地ほどの差があります。この1点が大きいんです」

 

なので106点ある家庭は、年度途中の入園は(そもそも入受け入れてくれる枠の関係で)難しくても

4月入園は非常に有利なんだそうです。

では、指数をまずは105点に持っていくにはどうしたらいいかに関して記述します。

 

 

フルタイム勤務を証明するために

 

我が家における105点の内訳は

①私、フルタイム勤務→50点

②妻、会社員でフルタイム勤務(で復帰予定)→50点

③申込児の産休明け、または育休明けの場合→5点

 

でした。ここでネックになったこと。

それは私が、自営の脚本家・演出家であることです。

仕事は家でのデスクワークが基本で、たまに演劇の稽古などで都内のスタジオへ通うこともあります。

つまり固定の場所で働いているわけでもなく、しかも家にいるので、

「フルタイム勤務してまっせ」を証明をするのが、とても難しかったです。

そこで申請時(オンライン)に添付する書類を自前で作成しました。書類データには、

 

・仕事のオファーを受けたメール内容(もちろん取引先の情報等は黒で塗りつぶし)

・過去の稽古スケジュール表

・稽古以外の時間も打ち合わせや執筆などスケジュールが埋まっていることを示す証拠のメール画面など

・活動実績(働いている証拠となるもの)

 

を掛けわせて、さながらミニ論文を作成し、

「よって私は、フルタイムで働いている」と言える書類をワードで5ページくらいにまとめました。

 

この書類データにより、50点を獲得することができました。

ただ申請していくだけでなく、こういったオリジナル書類データを作成する時間が発生する場合が

職業によってあると思います。

 

 

初回申請時に落ちた原因

 

・ルールブックをよく読んで、2023年8月、0歳児クラスへの年度途中入園を希望し、オンライン申請

・保育園見学を10園以上して、現実的に通える園を10園ピックアップ(ちなみに第10希望は通わせられる超ギリギリの遠さ加減、入れないよりはマシだろくらいの立地)

 

で満を持して申請しました。

結果は「落ちました」

 

落ちた理由を挙げます。

①希望した保育園の0歳クラスは全て定員が埋まっていて、そもそもどの園も受け入れられる枠がなかった

②妻の就労証明に不備があった

 

の2つでした。

②はとてもイージーなミスでした。

世田谷区のホームページにある、またはルールブックと一緒にもらえる就労証明書を

会社に記入してもらってそれを提出しなければいけなかったのに、

そのルールを見落としており(だからルールブック熟読すべし!)、

会社さんに「就労証明書ください」と頼ませてしまい、

会社さんで用意してくれた就労証明書をPDF化してオンライン申請したところ、

受理されず、落選(というか受理されてないので、選考にもかかっていないという失態ぶり)でした。

 

 

聞かないと何も教えてくれない

 

ここ、ちょっと記憶が定かじゃないところですが……

初回申請時に落選の結果を電話で聞きました。

 

それも自分から区役所の保育課に電話をかけて

 

SOOOOOOO!!!!

なんと結果発表は「受かった人だけにいく」というシステムなんです!!

これが結構やらしい……。

(いや全員に結果連絡なんてフツーに考えてしてられないよね。区役所の方が大変だもの、それは理解できます)

 

で、世田谷区の保育課に電話をしたところ選考に関して

以下のことを教えてくれました。

 

①合否結果

②選考の際の指数(105点に到達していなければ、何が足りてないのかも教えてくれるそうです)

③各保育園における選考順位

 

②に関して、初回申請で落ちた際に、電話で聞いたところ、私の指数は50点(つまりフルタイム勤務)と認められていました。

半年分のスケジュールを提出し、書類作成を頑張った結果ですが、

書類の説明不足と見られると、指数は低く評価されるみたいです。(これは電話や後述する区役所での面談で解消できる可能性があります)

 

③を探ることもかなり大事です。

第1〜10希望までの各園に「今月」「何人」が入園希望して、「自分は何位で選考に落ちたのか」を教えてくれます。

 

③に関してエピソードを紹介します。

2回目の申請(結果としては全落)のときに第1希望に書いた園は世田谷区屈指の超人気園でした。

この月の希望人数は3桁、その中で自分たちの順位はとても受かりそうもない順位でした。

このまま、この人気園に申請しても受かることはまずあり得ないなと察し、

希望から外すという決断に至りました。後述しますが、この辺の順位感を知っておくと、

入園確率を多少なりとも上げられると思いました。

 

 

一回、区役所に面談に行く重要性

 

初回申請時に書類不備で落ちた後、電話で色々やりとりもして、それでもやっぱりわからないことが多いし、いちいち電話で

聞くのも大変だなと思い、世田谷区役所本庁舎の保育課に面談を申し込んで行きました。

(世田谷区の行政サービスの申し込みができるLINEで申し込み。これも面談希望が殺到していて、簡単に希望日時に行けない)

 

面談の際に聞いたこと

①改めてになるが、指数は何点か

②指数を上げる方法はないのか

③保育園の選び方

 

②に関しては、我が家の場合は面談してみた結果、指数はこれ以上上がらないという結論に至りました。

ですが、面談したから納得できました。(あとで裏技っぽいの記述します)

 

③に関して、保育課のめちゃくちゃ丁寧ではっきりと教えてくれるお姉さんが

「現実的に通える範囲で、行きたいと思う保育園を希望順に書いてください」

と言ってくれました。

 

ですが、ここに大きなポイントが存在すると、僕は思いました。

 

面談に行くことで、それまでわからなかったこと、足りていないものなどが

ハッキリします。面談で一気に視界が開けてきましたし、

やっぱり目の前で話す、聞くことは早いし、理解しやすいです。

区役所での面談、一度は言っておくことをオススメします。

 

 

★個人的に重要だと思ったこと

保育園ごとに違う入園人数(1歳クラスへ入るために)

 

僕なりに保活にしてきて思う、重要事項だと思っています。肝になることを書きます。

保育園は色んな種類があります。

 

大規模な保育園

小規模な保育園

0歳児クラスがある保育園

0歳児クラスがなくて、1歳児クラスから入園する保育園

 

など様々。保育園の入園可能人数はホームページに一覧が出ています。

 

 

 

例えば……1歳クラスへの入園を希望しているとします。

コチラの2つの園を参考にどちらの園が入園確率が高そうかを考えてみます。

 

池尻保育園は0歳児クラスがなく、1歳児クラスは20人受け入れてくれます。

一方、三宿保育園は0歳児クラスが12人で、1歳児クラスは14人とあります。

 

では、ここで問題です。

三宿保育園の1歳クラス入園を目指した時、実際に空いてる枠は何人分でしょうか?

 

正解は2人分です。

なぜなら、0歳で入園した12人がそのまま1歳児クラスに持ち上がるので、

新たに1歳から入園できるのは2人です。

(もちろん退園者がいれば、その分だけ1歳入園の枠は多くなりますが、大体が持ち上がりますよね)

 

この表でわかることは

1歳入園を目指した時、

池尻保育園は20人、入園できます。

三宿保育園は2人、入園できます。

 

入園確率が高いのは、どちらでしょうか?

 

ということを考え、多少戦略的に希望園を決定しなくてはならないと私は思います。

家が近い、園の環境がめちゃくちゃいい、という理由だけで、

入園枠の少ない園ばかりを希望欄に書いていったとして、本当に入れますでしょうか?

 

もちろん現実的に通わせられる園を書くことは大前提です。

枠が広いからと言って、自転車で毎日1時間以上も離れた園を希望して合格したとしても、

通わせ続けるのは困難だと思います。

 

ですが、天秤にかける必要がある保育園がお住まいの場所によって少なからず出てくると思います。

 

A、家からかなり近く、環境の最高に良い保育園だけど、枠は2人しかない

B、家からまあ通わせられる近さで、環境も申し分ない、枠は15人ある

 

これは迷いどころではないでしょうか?

こういった入園可能人数(枠)と現実的に通わせられるか、通わせるにふさわしい保育園か。

さらには超人気園で希望者が殺到することが予想される保育園かどうか

自分の指数と世帯年収など、電話で聞いた順位感、

 

などを総合判断しながら、

希望園を選ばねばならないんじゃないかと僕は思います。

保育園の人気具合は

https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kodomo/003/003/002/d00155034_d/fil/R6-4saisyuusyuukei.pdf

こちらを見て参考にしました。

 

 

・保育園見学

・指数と選考順位を電話で聞くこと

 

はとても重要だと思います。

受かる確率の高い(枠の広い)園を織り交ぜながら、希望園を選んでいくことは

勝利に近づく要因だと思います。

今まで記してきたことを考慮していくと、保活スケジュールは余裕を持って考えなくてはいけないですね。

 

 

 

選考のされ方

 

前述してきたことでもありますが、これは完全に「指数による」と、保育課の方が言ってました。

同じ指数の人が並んだ場合は、世帯年収の低い方から順位が高くなります。

保育を必要としている方から順に入園できるようです。

 

早めに申請準備、作業を始めて、落ちたとしても、その月の順位を知っていけば、

自ずと希望保育園の決め方が見えてくると僕は思います。

(希望をありのままに書けば受かりそうだ、いや順位が悪いから枠広めな園を混ぜておかないとやばいかもなどなど)

 

我が家は結局のところ、4月入園で決着しましたが、その前に3回の申請をしたことで、

見えてきたことがたくさんあります。

1発の申請だけで、もしも書類不備があって、落ちたら……と考えると、

何度か申請にトライして、運よく受かったら働き始めるなどの動き方もありかなと思います。

 

ちなみに4月入園だけを目指して、区役所との面談を重ね、不備などがないように

持っていくという方法もあると思いますが、

ここでは、無知なまま11月入園を目指し、8月から動いてちょっと後悔した我が家の経験を

濃い目に書かせていただいております。

 

 

指数を上げる技っぽいこと

 

ここで保活を早く始めた人にアドバンテージが発生する裏技っぽいのをお伝えします。

それは「認可外保育園に通っているかどうか」です。

再び、コチラの指数のページをご覧下さい。

「保育の調整基準」の14番を見てください。

https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kodomo/003/003/002/d00005740_d/fil/goannnai-bassui.pdf

 

認可保育園(保活をして選考され入園を目指す保育園)に入りたいとき、

「その前に認可外保育園などの施設に有償で預けている場合」は+6点もらえます。

この状態になっていると、106点になるので、保活の勝率はグッと高まります。

 

だから保活に熱心な方や、指数が105点で世帯収入が多く実質順位が低くなりがちな方は、

認可外保育園に通わせておくという業を使うんだとか。

(実際にこれをやってる知り合いがいたというわけではありません。こういう保活テクニックみたいなのがあるよというだけ)

 

これは僕個人的には、なんだかな〜と思うところあります。

実際、保育が必要な人が受けられず、次の入園のために一時的に通わせるという見方に見えなくもないからです。

(いや一律そうとも言えないですが……それくらい世帯によって環境がバラバラですね)

 

認可外保育園に通わせることで、認可保育に通う道を開く、

みたいな聞こえがあまりよくないなと思っているだけです。

ですが、家庭の状況によっては、保育園に落ちた時のことを考えても、

認可外保育園の入園を同時に検討しておくことは、世田谷区においては必要かなとも思います!

認可保育園に入園が内定したら、認可外保育園は申し込んでいたけど辞退します、という状況が

どうも個人的に好ましくないと思います。ですが、各家庭によって状況は違いすぎるので、

結局のところ、良いも悪いもないと思います。

(それよりも行政が、全ての子どもが保育園に通えて、親が育休明けにすぐに職場復帰できる環境を整備してほしいです。それに尽きます)

 

 

申請作業と育児の両立

 

申請手続きはオンラインで、ほぼ1人でやりました。

オンラインのメリットは、

 

・区役所に行ったり、郵便局に行ったりしなくていい。

・子どもが寝た後にゆっくりできる

・紙面での提出よりも提出締め切りが遅く設定されている。

 

などがありました。

私はオンライン申請を強くオススメします。

 

また申請手続き、保育園見学のための電話と日程調整は、私ひとりでやりました。妻には、

 

・保育園見学(夫婦で行ったのが5〜6割、4割は妻だけ、私だけで行ったのは1件)、

・重要な箇所(どの園に入れたいかなど)の相談、

・就労証明を取ってきてもらうこと

 

を頼みましたが、ルールブックはほとんど読んでないと思います。

なぜなら妻は、多くの時間を子どもと過ごし、子育てを頑張ってくれているからです。

 

できるなら申請手続きは分担できた方がいいと思います。中々に大変な作業です。

そして日々、仕事もしながらの保活になる方がほとんどだと思いますので、余裕を持って。

育児、仕事、保活の両立は大変です。

 

 

さいごに

 

申請作業や保育園見学は大変な作業ですが、

子どもが少しでも楽しい保育園ライフを送れるよう、頑張りどきでもあると思います。

 

作業はわからないことだらけで、

投げ出したくなることも多かったです。

 

何か役に立つ情報があれば幸いです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。