ナツオのガンプラ空想製作物語

ナツオのガンプラ空想製作物語

ナツオが作るガンプラのブログです。
私が良いと思った物を、私の空想の中で膨らませた設定で作っていくのでオリジナルな物が多いです。
見ていただけなら幸いです。

このブログは基本的にガンプラがメインですが、私が良いと思った物を時々上げていくことがあります。


読者登録やコメントなどは基本的にフリーと考えているので、気に入った方はご自由にどうぞ。

コメントなどをいただけるとやる気になりますw


また、時々改造している画像をアップすることがありますが、あくまでも素人が行っていることですので、参考にして万が一ミスしたとしても責任を負えませんのでご了承ください。

※まあ、万が一も何もしないと思いますが!


Amebaでブログを始めよう!

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武者「どうも、武者でござる!今回はZZネタでござる!」

 

(σωσ)「さあ・・・行くぞっ!!」

 

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武者「いきなりノリがいい!!」

 

 

ZZ開発記 ~未知なる力を求めて~

 

隠密頑駄無を仲間にした一行は、何がどうなっているのか、いきなり現れたワームホールに飲み込まれた!

気が付くと、謎の工場の一角で四人とも寝転がっていた。

ここはどこだ?とその工場を捜索すると、整備スペースへ出ることができた。

そこで目に飛び込んできたのは、ZZガンダム。

しかも、その機体は改修中であった。

 

「これからこの機体は貴方たちの物です」

 

奥からスーツ姿の美女が現れ、ビクつくナツオたち。

謎の笑みを残して去った女を呆然と見送り、どういうことだこれはと思いながらも、ナツオたちは改修途中のZZを完成させるため、普段やらない重労働を開始したのであった。

 

 

(σωσ)「・・・という感じでやっていくよ」

 

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武者「そこでも物語風を引っ張る?!」

 

(σωσ)「いや、よくよく考えるに、このブログのタイトルって空想物語ってなってて、それってこういう件をやるために付けてるんだと思うのよね」

 

武者「・・・だから、ですか?」

 

(σωσ)「だからだ」

 

 

という茶番を一通りやったところで、本題。

 

(σωσ)「長いことほったらかしにしたので、私もどういう風に進めるか微妙に忘れている節があるから、おさらいっていうかね。確認しようと思う」

 

武者「なるほど・・・」

 

(σωσ)「ということで、取説を元に話を進めていきましょう」

 

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(σωσ)「これが表紙ね」

 

武者「ふむふむ」

 

(σωσ)「これを見るに、パッと見る感じではZZらしさはちゃんと出ていると思うのよね」

 

 

ナツオが思うZZらしさ

・ガッシリ感+どっしり感

・重武装

 

 

(σωσ)「表から見るとそうそう悪い感じはしないけど、後ろを見ると・・・

 

 

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武者「何が問題でござるか?拙者としても、背後から見るイメージはしっかり出せていると思いますが・・・」

 

(σωσ)「よく思い出して。劇中でこの人、ブンブンビームサーベル振り回してるでしょ?」

 

武者「・・・確かに、そうですが・・・」

 

(σωσ)「背中とバックパックがこんなにくっ付いてて・・・振り回せるかね・・・?」

 

 

劇中、まるでファーストガンダムがエルメスのビットを次々と葬っているように、ZZも敵をバッタバッタ葬っていたのだが・・・

 

これだけバックパックと肩が接近していると、ああはならないであろう。

 

 

(σωσ)「ということで、ここの改造は必須だね」

 

武者「なるほど。可動範囲を広げるという意味で、バックパックを改造する、と」

 

(σωσ)「そういうこと~」

 

 

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(σωσ)「そして次のポイント」

 

武者「こうして見ると、可動範囲はそんなに狭いようには見えませんね」

 

 

実際、ちょっと弱点を考えると・・・

 

・肘が90°までしか曲がらない。

・一部後ハメ加工をしないと合わせ目が消せない。

・ウイングシールドが非常に面倒な作りで、どうやって組めば塗装が剥げないか考える必要がある。

 

これくらい。

 

その他は比較的良好な作り応え。

さすがはHGUCの100番以降の安定感と言ったところ。

 

(σωσ)「ただまあ、ちょっとプロポーションに好みが分かれるところはあるかもね」

 

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(σωσ)「こうやって見てみると、胸板がゴツンとしてるよね」

 

武者「設定画と比較してみても、しっかり再現されていると思いますが・・・あ」

 

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武者「今回、モビルスーツ全集-⑩可変MS/MA編を参考にしているでござる!絶賛発売中でござるよ!」

 

(σωσ)「出版社やガンプラ関係者に恩を売ったところで、ちょっとこの辺に関しては好みに分かれるところだから、ちょっと考えようか」

 

 

個人的な主観では、設定画を忠実に立体化させたと思う一方、最近のゲーム事情やカードによるイラストイメージを踏まえると、ちょっと時代を感じてしまうのも確か。

 

 

(σωσ)「最近はモデル体型が流行りだからな~・・・」

 

武者「最新のキットもどんどんモデル体型化していますしね・・・」

 

(σωσ)「まあ、最近の流行はともかくとして、ちょっとそこまでの胸板はいらないかな・・・ってことで、ちょっとスタイルの改修をしていこうと思う次第」

 

武者「バックパックとスタイル改修・・・それが今回、フルアーマー化とは別の工作ポイントになるわけですね」

 

(σωσ)「そういうことですね」

 

武者「方向性がまとまったところで、次回から改修作業をアップしていきましょう」

 

(σωσ)「んだね」

 

武者「ではまた次回!」

 

(σωσ)「見なきゃ何も分からない!」

 

 

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武者&精太「どうも、あけましておめでとうでござる!」

 

(σωσ)「今年もよろしくお願いしまーす」

 

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武者「いつもどおりのライトな感じのテンションで・・・」

 

(σωσ)「武者さん。人ってね、そうそう簡単に変われるものじゃあないんだよ」

 

精太「い、いや、そういうこと・・・を言っているわけでは・・・」

 

(σωσ)「はい、本題!」

 

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武者「切り替えはやっ!」

 

(σωσ)「ズルズル伸ばすと、寝ちゃうんだよ・・・」

※現在2017/1/1 1:38

 

武者「さて、というわけでですね」

 

(σωσ)「武者さんの切り替えも早いほうだと思う」

 

武者「新しい年が始まったので、早速ではありますが、去年の反省と、今年の抱負を考える回です」

 

(σωσ)「・・・去年もやった気がするね・・・」

 

精太「そういえば去年は夏から全く更新しませんでしたね・・・」

 

武者「何してました???」

 

(;σωσ)「・・・え?何?奉行所にでもブチ込まれてる?私???」

 

武者「今年は半年以上も何もしていないということになっております故」

 

(;σωσ)「ぐうの音も出んよ」

 

去年は七月下旬の更新を最後に、全く手をつけなかった当ブログ・・・

武者たちが実績がないと言うのも当然ではあります。

 

(;σωσ)「一応言っておきますけど、なーんもしてないわけじゃあないのよ?」

 

精太「では何を?」

 

(σωσ)「まあ、何もしてないわけではないのよね。ホント。実際、隠密とZZを進めてたし」

 

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武者「なぜそれを報告しないんですか!」

 

(;σωσ)「いや、写真撮ったりもしてるけど、基本作業がノッたらそのまま突き抜けるじゃない?」

 

精太「なんのためのブログなのか・・・」

 

 

まあ、根本的な話として、あくまでも当ブログは「プロモデラー」ではなく「素人のビルダー」が作る、単純に言うと自己満足の世界。

はっきり言って、私のハウトゥを求める人はいないのです(求められてもビックリするけど)。

出来た写真見て「おっ」というのが本当のリアクション。

「この通りにやってもできねーじゃねーか」と言われても、私は「プロのハウトゥと一緒にされても困る」の一言に尽きるところ。

 

だからと言ってサボっていいわけじゃないですが・・・

 

 

(σωσ)「それからリアルな話だけど、仕事の体制が変わってしまって、プラモを触る時間がなかなか作れないっていうのもね・・・」

 

 

ナツオの現在の職場の勤務形態はシフト制。

去年の夏過ぎぐらいまで三交代でしたが、秋になって急に二交代に切り替わってしまったのです。

勤務時間が伸びるっていうことは、それだけプライベートが削られるっていうこと。

それだけ模型を触る時間も無くなってしまう。

 

(σωσ)「でも、その分、休みの日になって触るプラモと、その工作行為に関してすごく楽しいという思いはあるから。それはウソではないよ」

 

精太「そこまで疑ってはおりませんが・・・」

 

(σωσ)「ただまあ、自分なりに反省点を挙げるなら、やっぱこまめに記録するっていう行為に面倒さを感じてしまったってことかな」

 

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武者「根本的!!」

 

(σωσ)「私さ・・・昔っから日記的な物、続いた記憶がないんだよね・・・」

 

 

いい歳した大人の方ならお分かりいただけるだろうか。

小学生の頃、義務的な感じで提出させられていた日記(無いとこもあるのか?)。

私はアレがホントに苦手でした(他にも色々あるけど)。

 

 

(σωσ)「人ってさ・・・そんな毎日イベントないじゃない」

 

武者「・・・まあ、確かに」

 

 

子供だからと言って、そうそう毎日書くようなことがあるだろうか・・・

書いたって、例えば今日のご飯はアレでしたとか、カブトムシいましたとか、それくらいであろう。そんな毎日目新しいことなど起きまい。

大人になったら余計そうだと思う。

 

 

(σωσ)「あとアレね。新作のGジェネが出ちゃったもんね」

 

精太「・・・アレに手をお出しになられた、と・・・」

 

(σωσ)「だってGジェネだもの」

 

 

Gジェネ最新作のジェネシス。

PS4で発売と思ってたからスルーと決め込んでいたのだけど、しれっとVitaでも出ていると分かったので、まさかの購入。

それを年末からゴリゴリに進めているので、手がガンプラに向かなかったわけです。

 

 

(σωσ)「まあ、言い訳にしかならないけどね」

 

武者「わざわざ大きくしてソレですか!」

 

(σωσ)「本筋に戻そう」

 

精太「切り替えはやっ!」

 

(σωσ)「さすがにちょーっとサボった感じがあるので、今年はこまめには無理だけど、それなりに挙げていこうかと思いますよ」

 

武者「具体的には?」

 

(σωσ)「去年と被るのもなんなので・・・」

 

・制作途中のZZを進める

・何でもいいので作る

 

(σωσ)「これで行こう!」

 

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武者「ゆるっっっ!!」

 

(σωσ)「いや、だってさ・・・去年は何だっけ」

 

・HGを一体作る

・七人衆のうち誰かを作る

・戦車を一両

 

(σωσ)「こんな感じだったと思うけど、達成できた内容あるかい?」

 

武者「・・・ぐうの音も出ませんね・・・」

 

(σωσ)「でも、隠密さんはできてるけどね」

 

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武者「報告!!!」

 

(σωσ)「そろそろ武者さんのツッコミ画像の数増やそうかな・・・」

 

武者「そ、そんなことより報告したらよかったではないですか!そうしたら一つは達成でしょう!」

↑確かにそろそろ新しいのが欲しいと思った男

 

(σωσ)「いや、写真は撮ったけどね。でも全貌を撮ったわけじゃないから、あえて控えてるわけよ。ちゃんと撮って報告がよかろうと思ったわけよ」

 

精太「それにまだ、途中までしか工程を紹介してませんし」

 

(σωσ)「というわけで、完成した日付自体は確定しているので、工程を紹介した後にお披露目ということで」

 

武者「して、隠密完成の日はいつですか?」

 

(σωσ)「元旦だ」

 

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武者「おめでたい!!」

 

(σωσ)「だろう?」

 

精太「では、後々農丸殿はアップするとして、ゆるめの目標設定の真意とは?」

 

(σωσ)「今までの傾向上、標準より高めの設定だと、目標をクリアできないわけですね」

 

武者「ドヤ顔で言えたことではないですが・・・」

 

(σωσ)「だから、今年はあえて低めで設定しておいて、可能な限り作る!」

 

精太「そうすれば、もしかすると目標より高めの結果が出てくるかもということですね」

 

(σωσ)「数をこなすなら素組でいいんだろうけど、一応、見せるならそれなりの物を作らないといけないので、そうなってくると最低限塗装はしないとね・・・」

 

武者「我々は多少思うところはありますが・・・今年はそれでいきましょう」

 

(σωσ)「・・・思うところ、あるかい」

 

精太「無いと言えばウソになりますね」

 

 

武士たるもの、目標は高く。

その思いからか、武者たちは不満のご様子であったとさ。

 

 

(σωσ)「次回、ナツオと武者たちの仲間割れ?!旅の存続や如何に!に続きます」

 

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武者「内容がよろしくない次回予告!!」

 

(σωσ)「いや、あったら物語性があっていいかな、と・・・ホラ、昔からロボット系では仲間でケンカしていがみあってする件があるじゃない。あれがあると盛り上がるかなってさ」

 

精太「それに関しては否定はしませんが、当ブログでそれが必要になるかどうか・・・疑問ですよ、ナツオ殿・・・」

 

(σωσ)「・・・やっぱり?」

 

武者「一通り茶番劇をやったとことで・・・」

 

(σωσ)「言いよったな、この男・・・」

 

・ZZを進める

・何でもいいのでとにかく作る

 

武者「この目標を元に、旅を続けましょう!」

 

(σωσ)「オッケェェェェェェェェェェェェェェェェェェイ!!!」

 

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武者「今度は何?!!」

 

(σωσ)「え?サンシャイン池崎。最近ナツオの推し芸人さんだよ」

 

精太「ナツオ殿もあのくらいのテンションで制作を続けていくとスイスイ進むのでは・・・」

 

(;σωσ)「・・・一理あるな」

 

武者「ではまた次回!」

 

(σωσ)「まだ始まったばっかりだけど、バッテリーフルチャージ!!」

 

 


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武者「どうも、武者でござる。今回は前回に続いて農丸のお話です」


(σωσ)「早速行こう!」



今回は肩の甲冑(というより、忍装束。以降、忍装束)になります。



(σωσ)「まずは完成図をご覧いただこう」


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精太「なるほど。確かに農丸殿の忍装束ですね」


(σωσ)「瞬発的に見るとパーフェクトな出来感はある」



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武者「ご自分で言ってしまう?!」


(σωσ)「い、いや、あくまでも個人的な感覚というか、満足感の問題だからね???」



ナツオ個人の満足感はさて置き。



基本的に忍装束(肩)に関しては松田 竜さんの作例と戦法は一緒になります。


ベースはBB戦士NT-1アレックスの肩パーツ。

↑絶妙にレアキット



(σωσ)「ただ、レジェンドBB基準で見ると、大きさはガッツリと違和感はないんだけど、そのままでは武者さんの肩に付かないのである」



これを素組として組み込もうとしても、武者さんの肩の幅のほうが大きいため、挟み込むことはできません。

なので、1mmプラ板で幅増しを実施することで、挟み込みを可能としています。


そして、本家アレックスは肩のでっぱり(フック?)は空洞になっているので、これはパテとプラ板を駆使して埋めてしまいます。同時にメリハリを出すために大型化。

ついでにこの時代のキットの特徴でもあるであろうハイディテールをブッ潰します。これはBB戦士としてというか、キャラクター性を出すためです。


表面積についても、そのままだとやはり武者さんの肩のほうが大きいので、こちらも1mmプラ板で延長。



もう一つ工作として、前回お話した角リベットを一つ付けます。



(σωσ)「前回、リベット作るのに苦労したわーって話をしたんだけど、まだ終わってなかったんだね」



旧キット・武者農丸のパーツでは、このリベットは4つ存在している。

前回、手甲に3つ装着しています。

つまり、残り一つをどこかに付けなければいけない。


そこで、松田 竜さんの作例を参考に、肩に1つで対応。

ある意味では旧キットとプロモデラーのハイブリッドです。



(σωσ)「最後に農丸さん、もとい隠密さんのチャームポイント的な農の文字」


精太「これが地味に戦いでしたね・・・」


(σωσ)「全くだよ・・・」



「農」の文字が左の忍装束にあるわけですが、こればっかりはさすがに市販品とかそういうレベルの話ではないので、当然自分で彫り込みます。


同時に、縁の円状のパーツも頭を悩ませます。



(σωσ)「頼みのコトブキヤさんのリベットも、大きさはちょうど良くても、内部に文字を彫り込めるだけの空間がないんだよねぇ・・・」



当初はコトブキヤさんのパーツでどうにかできると踏んでいたんですが、合わせてみると無理だと分かり、どうしたものかと思っていたところ、いい感じのパーツに出会います。


ウェーブから出ているプロペラントタンクです。



(σωσ)「モナカ構造だけど、合わせた時の直径のちょうど良さと、空間の大きさ。パーフェクトだよ」


精太「しかし、それだけ処理もしなければなりませんが・・・」


(σωσ)「それを恐れていては進まないのだよ、精太くん!!」



モナカ構造なのは仕方がないので、合わせて瞬間接着剤で処理。

絶妙にプラの厚みが違うので、丸い口径の金属ヤスリや紙ヤスリを多用で処理。


それを左肩に貼り付けて、厚みを調整しつつ、縁を削ってRを出すようにしていきます。

別に気にならない人はそれでもいいのだけど、この農のバッチ的なディテールは縁が角系より、丸みがあったほうがいいのはナツオ個人の感覚です。


縁を付けたら、そこから農の文字を刻んでいきます。

さすがに一発でできないから(当然、かなり細かい作業なので彫り込み過ぎたり、他の筋彫りと同化させたりする)、瞬間カラーパテを多用して整形。



これで見えるところの工作は基本的に終了。



(σωσ)「接続方法はこちら!」


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裏は愛用のタミヤのエポキシパテで空洞を埋めつつ、武者さんに付属の接続パーツを利用します。



(σωσ)「松田 竜さんのようにできたらカッコイイんだろうけど、ああいう技量が全くないからなぁ・・・」


精太「しかし、これはこれで微妙に難しいことをしているような・・・」



武者さんの接続パーツをそのままくっ付けようとしても、微妙に角度があったり、スペーサーを挟まないと安定しないのです。


なのでナツオ版では、プラ板の積層でスペーサーを自作。

スペーサーは武者さんの接続パーツに幅を合わせつつ、取り付け角度を調整するために台形になるように整形。そして忍装束に接続です。



(σωσ)「っていう感じかな」


武者「精太と同じく、肩には悩まされますね」


精太「皆が一緒だと楽なのでしょうが、そうではないですからね・・・」



それがキャラクター性というものなのである。



(σωσ)「他にも色々してるんだけど、本体に組み込んだ時に紹介することにするよ。写真でポーンと写して言葉にするだけでは分からないこともあるのだ」


武者「肩には必ず何かありますね・・・」


(σωσ)「それが武者七人衆。もとい、旧キットをレジェンド化するということなのである」


精太「ではまた次回!」


(σωσ)「そろそろZZも上げていかないとね。マズイ」



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武者「・・・確かに」


精太「次回を待ってください!」


(σωσ)「見てくれる君に感謝!」




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武者「どうも、武者でござる!」



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精太「前回、ZZガンダムを作るという話をしておりましたが、まさかの一転、今回は農丸殿を進めるでござる」



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武者「し、しかし一体なぜ・・・」



(σωσ)「説明しよう!」



前回、ZZガンダムをGBWC、もしくはオラザクに向けて作るという話をしましたが、確かに現在進行形で進めてはおります。


ただ、構想が大きすぎたり、忙しかったりでブログにアップするどころか、思い通りの速度で進んではいないという状況。



(σωσ)「最大の壁は私の理想が高すぎることかもね・・・」


武者「しかし、高い理想を具現化せねば、勝ちは見えませぬ!」


精太「他の者と同じ物を作るのであれば、所詮二番煎じですから・・・」


(σωσ)「確かに」


武者「では、いざ尋常に勝負!」



久しぶりに農丸の件を進めていきましょう。


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お手々です。


(σωσ)「基本的に武者殿と一緒なんだけども、細かいところは違うから、そこを詰めていくよ」


武者「腕そのものは拙者と一緒。違うのは手甲部でござる」



手の甲は旧キットと見合わせてみると、数本ラインが入っております。

なので、約0.5mmほどカッターで薄く削りr込み、そこに3本ラインを入れていきます。

そして元の段には三角形に削り込んだプラ板を乗せてデコレート。


そして手甲は四角錐のリベットが必要になります。



(σωσ)「これに関しちゃさすがに市販品なんてあるわけないので、プラ板を二枚重ねてくっ付けて、そこから削り込むことになるね」


精太「これがまた戦いでしたね・・・」


(σωσ)「そこだねぇ・・・」



このお手製リベット・・・

最初は2mmで作っていたのですが、いざ手甲に貼り付けると物凄く主張してしまうもので、そこから更に削り込みを実施。結果、1.3mmほどに薄く整形。


そして更に、この薄い板を四角錐に削り込む必要があるわけです。


松田 竜さんの隠密頑駄無作例では、手甲に付いているリベットは2つずつ。


しかし、旧キットの腕を見てみると、手甲に付いているリベットの数は4つずつ。


これをどうしたものか。


(σωσ)「私の場合は、両者の中間を取る形にしたよ!」


武者「理由は何でしょう?」


(σωσ)「ぶっちゃけ、松田 竜さんの作例は2016年版というか、最早決定版と言って過言じゃないレベルでまとまってるから、2つずつが理想的なのかもしれない。可動範囲も広いしね。でも、アレを私ができる工作レベルを超えてるし、旧キットとかコミックワールドの印象を大事にしたかったんだよ」



松田 竜さんの作例のようにできたら一番いいのかもしれない。


けれど、自分にはそこまでの技術力がない。


旧キット本来のディテールと、コミックワールドの印象を尊重したい気持ち。


そして、二番煎じ。

その全てが重なって、ナツオ版は3つになったのでした。




(σωσ)「そしてついでに足も行っちゃうよ!」


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(σωσ)「脛のほうも基本的に武者さんと一緒なので、甲冑部の違いを削り込みと筋彫り追加で対応」


精太「相変わらずこれでは分かりませんね・・・」


(;σωσ)「面目ない」



このディテールの内容は塗装後に分かるはずです。



(σωσ)「いかんせん撮影するためのスペースとか設備がなぁあ・・・」



うちの庭から埋蔵金出てくればいいのに(希望)




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続いては足です。


(σωσ)「ここでようやくガッツリ違うところが出てくるわけね」


武者「基本的に拙者と違いはないのですが・・・」



武者さんと違い、農丸さんの足はつま先のディテールがないので、これはパテでツライチにします。


足の甲の装備で一戦交えます。



(σωσ)「足の甲の甲冑は、武者さんの足の甲をそのまま利用して対応。そこから0.5mmほどのプラ板を1mm幅に切って、縁になるように接着ね」


武者「そこから筋彫りを追加して、手甲と同じように三角状に削り込んだプラ板をデコレーションするわけですね」


(σωσ)「そうそう。できたら、ベースとなる整形色が金色の甲冑パーツに接着ね」



ただし。


このベースパーツにそのまま接着はできないので、削り込む必要があります。


これはあくまでも個人的な感覚の問題だと思うので、個人的に気持ちのいいところまで、作った足の甲の部品の角を合わせて削り込みます。


今回のナツオ版の場合、かなり傾斜が出る仕様になりましたが、もっと足に密着するくらいまで削り込んでもよかったかもしれないです。



(σωσ)「というわけで今回はここまでね」


武者「次回は肩辺りを発表したいところですね」


(σωσ)「そうしよっか」


精太「ではまた次回!」


(σωσ)「バッテリーフルチャージ!」




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武者「どうも、武者でござる!今回は駄舞留精太、もといZZガンダムでござる!」


(σωσ)「よろしく~」


武者「それに当たり、どういう方向性で制作を進めるか、今回はここで決めたいと思うのです」


(σωσ)「方向性は大事だね。重要」



ただ単純に組むならいいけど、やっぱりGBWC、もしくはオラザクなので、しっかりとテーマを決めて掛からないとグダグダでカッコ悪いですから。


それにせっかく作るので、出すなら結果を出したいというのも事実。



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精太「して、その方向性とは?」


(σωσ)「一般的にZZガンダムは重火力でどっしりしたマッシヴなイメージなのよね」


武者「確かに、奴を軽そうと思う方はなかなかいないと思いますね」


(σωσ)「そして強化したフルアーマーZZはもっと重く」


精太「強化と言うくらいなのでそういう風にもなりますね」


(σωσ)「私個人的にZZは好きなガンダムの一つでもあるし、フルアーマーZZはGジェネでもお世話になりました、っと。なので正式にはフルアーマーZZを作るってことにします」


精太「ハードル上がりましたね・・・」


(σωσ)「ただまあ、一般的に認知されているフルアーマーは私があーだこーだすると二ヶ月程度で作れない上、それじゃあ単純にMGを作ればいいってことになるので、今回はこうします」



・ZZのキット内に含まれているパーツのみでフルアーマーを作る



武者「なるほど!」


精太「しかし、それではパーツが足りませんよ?」


(σωσ)「なので豪快にニコイチになるのです」


武者「ということは」



・HGUC ZZガンダムを二つ使用

・二つ分のパーツのみでフルアーマー化



武者「ということですね」


(σωσ)「そしてオリジナル要素として、フルアーマーはフルアーマーでも、パッと見は普通のZZに見えるような感じに仕上げます」


精太「というと?」


(σωσ)「フルアーマーにするとどうしても重厚感が先行してしまうよね。まあ、それが強化するっていうことになるから当たり前なのだけど、今回はそれを良しとせず、本家フルアーマーレベルの強化ではなく、あくまでもライトめに仕上げるということね」


武者「中間点を狙うということですね!」


(σωσ)「正解!座布団一枚!」



ということで、今回のテーマは


・HGUC ZZガンダムを二つ使用

・キットに含まれるパーツのみでフルアーマー化

・通常ZZとフルアーマーZZの中間点を狙う



(σωσ)「ということです。大変な作業だよ~」


武者「我々を作るのとはワケが違いますね・・・」


(σωσ)「でもまあ、今のやる気はそこに向かって突き進んでいるからね!早速買ってきたよ!」


HGUC 1/144 MSZ-010 ダブルゼータガンダム (機動戦士ガンダムZZ)/バンダイ
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HGBF 1/144 ガンダムトライオン3 (ガンダムビルドファイターズトライ)/バンダイ
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(σωσ)「よーしがんばろー!」



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武者「ちょっと待ってくだされ?!!」


(σωσ)「どうしたのもぅ~、せっかくやる気を打ち戻すようなテンションで~」


精太「い、いや、同じキットを二つ買っていると思っていたのですが、二つ目に異議ありです」


(σωσ)「・・・気付いてしまったか~」


武者「いくら何でも気付きますよ?!」


(σωσ)「こういう選択になったのはワケがあるのよ」



少し前に遡ると、当ブログでトライゼータを作るという話を進めていましたが、話が頓挫してしまっています。


問題点は明確。


胸のおっきいライオンのせいです。



(σωσ)「だから後々トライゼータを作るための布石だよ。必要出資だよ」


武者「あービックリしました」


精太「早速テーマから逸脱するものだと思いました」


(σωσ)「まあ、正式に言えば違うキットなんだけど、使う予定のパーツはHGUC ZZの流用だから、根底的な部分は一緒だからさ。目をつぶってよ」



作りたい物が多すぎて困る。

本当に死ぬまでに全てできるのか。


最近本当にそう考えます。



(σωσ)「では次回から早速作っていくよ!」


武者「二ヶ月ほどなので、シュバルベの時ほどではありませんがスピード勝負になりますね」


精太「毎日の積み重ねが勝敗を決めそうですね」


(σωσ)「バッテリーフルチャージで行こう!」