昨日、12/27、プランセスクラスの小5の姫が、プレコンクールに初挑戦しました。
発表会で踊った踊りをそのままコンクールへ…
発表会が終わって2ヶ月余り…時には先生に厳しく叱られながらも、個人レッスンも熱心に取り組んで、挫けず本番まで努力することが出来ました
プレコンどころか、レ プティット プランセスの発表会以外で踊ったことは無いし、ウチのお教室は、みんなホンワリおっとりさんばかり
いつも仲良くみんなで励まし合って楽しく踊る経験しか無いので…
コンクール独特の、ちょっとピリッとした、ギラギラしたような雰囲気に最初は戸惑い気味の姫でしたが、ウォーミングアップも場当たりも、周りに惑わされずしっかり集中して出来ていました
本番は、場所取りも上手に出来ていたし、伸び伸びと、品良く、彼女の可愛らしさが自然に出て、良い踊りだったなと思います
もちろんまだまだ改善しなければいけないことは沢山ありますが、今は未だ、ここ迄出来れば充分かな?と考えていた所まではクリアしてくれたので、袖で見守っている時間は、先生としてもとても嬉しいひと時でした
「優秀賞」を頂けたようで、彼女の素直な可愛らしさを評価して頂けたこと、とてもありがたいなと思いました
舞台袖で、他の人達の踊りを観ながら、色々な意味でビックリして目をまん丸くしている様子や、踊り終えて結果を頂いて、持ち前の負けず嫌いが顔を出し、色々と悔しかったと言う姿には、心の面での大きな成長を感じました
井の中の蛙にならない為にも、今回の経験は彼女にとって必要だったのかな?と思います。
動画を見て、自分でも気付きがあったようです。
もっともっと貪欲に、常に謙虚に学び続けて欲しいなと思います
コンクールは他人と競い合うことになるため、本来の芸術としてのバレエの世界とは異なるけれど、そこから学べることは、心がけ次第で本当に沢山あります。もちろん賞を頂けることは、ひとつの目標になり、頑張るためのモチベーションにはなりますが、ただただ賞を頂くことだけを意識するのではなく、そこに至るまでどういう努力が必要で、またその先の表現者となるためには、どう自分を磨いていかなければならないのかということを忘れずに
コンクールやオーディションは、どんなものでも、幾つになっても、お腹がチクチク痛んで先生は苦手だけど 笑
でも、踊りはもちろん、姫達の心の成長に繋がるのであれば、挑戦する意味はあると思うし、先生の経験や知識が少しでも役に立つのであれば、惜しみなく、心を込めてそれを伝えて行かなければと思いました。
そのためにも、指導する側は、目先の安易な結果に惑わされるのではなく、その先を見据えて丁寧に指導する…そこを間違わない強い意志が必要だなと気持ちを新たにしています。
来年は、もっともっと前向きに意欲的に姫達と向き合って行こうと、これは先生の来年は向けての決意表明です
豆姫から高校生のお姉さん姫達 あ、忘れてはいけない、期待の新人王子
みんなのどんな成長が見られるのか、今から楽しみで仕方がない先生です