年が明け、季節外れの大雪が解ける頃。

 

南青山城の面々は琉球修行へ旅立つ準備をしていた。

 

「そろそろ出立だが、皆揃っておろうな?」

鬼家老、宮本が広場に参集した武将たちを見回す。

(ほう、秋に随分鍛えたせいか、みな去年とは顔つきも違うな・・・)

満足そうに頷くと、昨年は見なかった男達が目に入った。

「おい、畠山」

「は、はい!」

「随分とすっきりしたようだな。よし。」

「は、ありがとうございます。腹を切る覚悟で、腹を凹ませてまいりました。」

「ほう、腹を切る覚悟でな、ならば琉球では首を刎ねられる覚悟で首の肉を落としてまいれ。」

「は、はははい」

慌てる畠山の首の肉を摘んだかと思うと顎髭を思い切り引き抜いた。

「!!!」

声にならない声を上げながらひっくり返る。

「髭も、な。さて次は…おや」

みな勢揃いしている筈が、列に隙間が2つあいている。

「遅参か?いい度胸だ。誰だ?」

「ももも、申し訳ございません!」

と、あわてて山田が駆け込んできた。それも、着物姿で。

「よ、鎧兜が盗まれましてございます!」

「なんと!貴様!どこにしまっておった!」

「いえ、皆と同じ武器庫に並べております。私のだけ無いのです!」

泣きそうな顔で山田が訴える。

(ガシャリ)

皆の背後で鎧が触れ合う音がした。そこには…

山田の鎧を身につけた武者が立っていた。

「お、俺の鎧!返せ!」

闇雲に突進する山田を武者は軽くあしらい転ばせた。

「何をす…うわ」

武者は無言で脇差を抜くと、太刀を山田に投げてよこした。

「くっ…馬鹿にするな!」

負けじと刀を構える山田。ジリジリと間合いを詰める。


一瞬、お互いが静止した。


と、武者が信じられない低い姿勢から脇差を払うと山田は一回転して転がった。


鼻先に突き付けられる刃に、山田が覚悟を決めたその時、


「もう良いだろう?遊びも程々に致せ」


小川公が制した。


「いや、すみませぬ、ついこの『一』の鎧が懐かしくなりましてな」

武者が笑いながら兜を脱ぐ。

「青木、国の危機と知り、異国から戻りましてございます」

平伏してそう述べた。


「うむ、ご苦労。これで皆揃った。宮本、出立の号令を」

「はっ!皆の者、出立!遅れるものは容赦なく戸田に送り返すぞ!」


これからひと月の間開かれる地獄の修行に震えながら出立する武者たち。

だが、その地獄のさらにその先に待ち受ける本当の地獄を知るものはまだ居なかった。


(続く)

南青山城では少ない実りを何とかしようと粥の炊き出しを行っていた。

 

「粥では腹の足しにならぬなあ…」

巨体を丸めながら、ぼそぼそと粥を食べていた畠山がそういうのを聞いて

「いや、畠山殿。我々はあまり働きをしなかったので、これを食べさせてくれるだけでもありがたいと思わねばなりますまい」

と高井が小声で諫めた。

「しかしだ、食わねば身にならん!」

畠山はその場でゴロリと仰向けになった。

(腹が減ったら寝てしまおう。目が覚めたら晩飯だ…)

そう思って目を瞑った。閉じた瞼から透けて秋の日差しが降り注ぐ。と。急に暗くなった。

(日が陰ったか…)

ちょっと目を開けてみる。大きな男が立っていた。

もう少し目を開けた。男の顔がはっきり見えた。

「鬼だ―――――!」

そう叫んで畠山は気絶した。彼にとっての鬼、小川公が立っていた。

 

図らずも畠山の叫びで注目を集めた小川公は大きな声を出す必要がなくなった。

静かに言い放った。

 

「広間に家臣団集合。急げ。」

 

そういって城内に入っていった。

武将たちは慌ててそれに従った。気絶した畠山を除いて。

 

_____

「・・・というわけだ。よろしく頼む」

そういって経緯を説明した小川公が皆に頭を下げる。

武将は口々に帰還を祝う言葉を述べる。

 

「知っての通り皆もこの国の状態は承知しているだろう。民は地獄を見た。だから皆にも地獄を見てもらおうと思う」

「地獄、でございますか?」石川が何かを思いついたように言った。

「ああ。地獄だ。」

_____

…気絶から復帰した畠山はむくりと起きてあたりを見回す。

(誰もいないじゃないか…おなかすいたなあ…ところで俺は何で気絶を…確か鬼が‥あれ?)

 

城門に人影があった。ゆっくりと近づいてくる。あたりが暗くなっていたのでよく目を凝らしてみる。あれは・・・

「鬼だ――――――!」

畠山は再び気絶した。

 

______

「まったく。何の話かと思ったら・・・私はお断りしますよ。城代家老など。」

呼び出されていた宮本は呆れたような口ぶりで言い放った。

 

「まあ、宮本よ、そういってくれるな。若い者を鍛えてほしいのだ。」

「なにを言っているんですか。鍛える価値ありますか?この体たらくども。」

「来年、再来年にはきっと太い幹になる。」

「来年のことなど言っては鬼が笑います」

「その割には笑っていないじゃないか」

「来年の事より以前の問題です!」

 

二人の会話を聞いていた武将が突然割って入った。

「なるほど。ならば笑わせて見せます。おい、若い奴ら。宮本殿を笑わせろ」

「あ、いや大松。今そういう空気ではないだろう…」

小川公が呆れながら言ったが、結局、膳が用意され、酒の肴にと宴が始まってしまった。

「い、一番上田!一輪車に乗ります!」

軽快に乗り始めたが、

「部屋の中で乗るなど言語道断!没収!」

と宮本が取り上げてしまった。

「2番!大塚と荒木!酒の飲み比べします!」

「おう飲め飲め、二度と起きられないくらいにな」

「・・・」

「さ、3番!西浦!歌を歌い…うわあ!」

周りの武将みんなで飛び掛かって静止した。

「4番!藤井!飛んできた球を華麗に取ってご覧に入れます!」

そういうと藤井は投げてもらった球を飛び込んで取って華麗に投げて見せた。

「どうです!」

「下らん!もし取れなかったらどうにもならん!走りこむのは良いが一旦球を落としてそれから背後に向かって・・・ああもう!こうだ!」

そうして宮本は藤井を上回る美技をやって見せた。

「まったく、来て損したわ!小川殿!私は帰ります!」

帰ろうとする宮本の前に走りこんだ山田が平伏して叫んだ。

「お待ちください宮本様!いま笑えないのであったなら…一年!一年笑うのをお待ちいただきたい!一年後には必ず笑わせて見せます!」

「一年後だと?」

「1年後には必ず成長して、宮本様を笑顔にして見せます…我々は強くなりたいのです」

「ほう、言うたな。」鬼の口元が曲がり、笑った。

「わ、笑いましたな!今確かに笑いましたな!」そう山田が指を差して言った。

「おう、この宮本笑ったわ。ただし笑うのはこの一度きり。儂のいる間、お前らからも笑顔が消えること覚悟しておけ!」

 

そういって、宮本は広間を出て行った。

「うまくいったな!」「ああ!」荒木と大塚が手を叩きあった。

「ほう、そんなにうれしいか?」川端が尋ねた。

「いや実は、膳にワライダケを煮て仕込みまして。」「食べたら立ちどころに笑ったということで。鬼など恐れるに足らずですなあ!…あれ?」

膳を見た荒木が首を傾げた。

「どうした?」大塚が尋ねた。

「いや、ワライダケの皿が載っていない」

「食べたのでは?」

「いくら鬼でも皿までは食わぬでしょう・・・」

 

と、廊下を走る音がしたと思ったら、三輪が走りこんできた。

「申し上げます!」

「どうした!」小川公が聞き返す。

「厨房にて、畠山殿が笑い転げて七転八倒しております!ついに気が触れたかと!」

「あ。」「つまみ食いされたか」二人が顔を見合わせたとき、背後から冷たい声がした。

 

「扇子忘れて戻ってきてみたら…お前ら、この鬼を謀るとはいい度胸だ。これは鍛え甲斐がありそうだ」

 

鬼が獲物をみつけたとき、こういう感じに高笑いするんだろうな…と皆が思いながらも

(さっき笑うのは一度きりって言ったじゃん…)と誰も突っ込むことなどできるはずもない。

 

戦国絵巻燕の城2018「鬼の高笑い」おわり

秋。実りの秋。

 

しかしここ、南青山城下はひどい有様であった。

数年続いた負け戦で兵も民も疲弊しきっていた。

 

(申し訳ないな。申し訳ない。みんなすまない…)

 

4年前、南青山城主を辞し、陰から城を支えてきた小川公は編笠を深く被り、そう呟きながら城下を歩いていた。

 

城へ続く道の途中で道をまがり、とある寺の前に立つ。

この城を支配する存在から呼び出されたのだ。

 

(この敗戦の責任を取り、腹を切れ。ということだろうな)

 

この城への戦力供給の算段を担ってきていた彼にとって、それは自分でも納得のいくものであった。

(金もなく、訓練も満足にさせてもらえぬのに、いったいどうやって戦力を整えろと…いや)

言い訳するつもりはない。おとなしく腹を切る。そう思いながら寺に入り、御簾の前に座した。

 

「久方ぶりだな」

御簾の向こうで声がした。

「は、この度の敗戦、誠に申し訳なく。」

小川公は平伏し言葉を絞り出した。

「この責めは、誰かが受けねばならぬ」

「は、申し訳ござらぬ。この私が」

「うむ、では、お主、今一度城主となれ。」

小川公が懐から短刀を出し、抜いた。

「は、では潔く腹を切り…え、今なんと?」

「城主となれ、といったのだ。」

「私は一度退いた身、しかも近年の責を負わねばならぬ身ですぞ!」

「この荒廃した城下を、今一度豊かな土地にするためにはお前しかおらぬのだ」

「なりませぬ!」

「ならぬをなすのが今回の責めぞ!」

「…」

「2年。2年で何とか戦えるようにしてはくれまいか」

「このままでは請け負えませぬ。条件があります。」

「なんだ?金ならないぞ?」

「城代家老以下、家老は私が自由に決めさせていただきます。」

「なんだそんなことか。あまり金をかけぬようにな」

御簾の奥で安堵の声がした。

「ありがとうございます。若い者を鍛えなおすには鬼が必要ですので。それでは」

そういって小川公が外に出ようとした時、御簾の奥から大声がした。

「待て!鬼といったか!いかん、あの男はいかん!私の言うことを聞かぬ!」

「ならば、私はここで腹を切ります!ほかの者に頼まれたら良いでしょう!」

「くっ…勝手にしろ!どうせ頼んでも来やしないぞ!」

 

御簾の向こうの悔しそうな声に軽く振り返り言った。

 

「あの男。あなた様よりよほどこの国を愛しておりますゆえ。」

 

戦国絵巻燕の城2018「帰還」おわり

「世界を変える日」

http://www.baseballchannel.jp/npb/19569/

こんな記事を書いてくれたライターさんに感謝しつつ、由規はブルペンでの投球練習を終えた。

ビジョンに今年のオープニング動画が流れる。そこに自分の姿はなかった。
(まあ、仕方ないのだけど)
ふうっと大きく息を吸い、中継ぎ待機している平井から水を受け取る。

「行けるところまで。後は任せてください。」
平井が引きつった笑顔でそう言ってきた。

「そんな他人の事で緊張してる奴にまかせられないよ」
笑いながらそう言い返して、由規はマウンドに向かって1歩踏み出した。

ふと視線を感じて振り返る。

伊藤コーチが無言で頷く。
由規は帽子の先にちょっと手を当てて無言で頷き返して、再びマウンドに向かう。

「ピッチャー由規!」

パトリックのコールで湧き上がる歓声。その全てが自分に向けられている。

(あの時より大きいかな)

その当時の日本人最高速をマークした時の歓声を思い出す。

1771日。自分が投げられなくなった日から1771日。随分と年月が経ったように思えるが、身体が感動と感触を覚えていた。

マウンドに立つ。
懐かしい神宮のマウンドの感触を確かめながら投球練習を始める。

(1球投げたら世界が変わるかも知れない)

記事の言葉を思い出しながら練習の1球目を中村へ投げ込む。

小気味よい音を立ててミットに収まる直球。
正直、ちゃんとストライク投げられるのか不安で投げた瞬間。顔を伏せてしまった。

「OK!ナイスボール!」

そう言われて安心して顔をあげようとした時、妙に懐かしい声の感じに違和感を覚えた。顔を上げる。

「相川さん!?」

「どうした由規!」そう言って相川は由規に向かって投げ返す。
あまりの衝撃でボールを落としてしまい、ショート方向に転がったボールを慌てて拾いに行く。

ショートが拾って由規に投げ返す。
「おう!しっかりしろや!」
「宮本さん!?」

混乱しつつボールを受け、マウンドに戻る。

(世界が…変わった?いや…あの頃の世界に帰った?)

落ち着こうと顔を伏せて深呼吸する。

いま、もしかして怪我する前に戻れたのか?
リハビリもせず、この1771日をやり直せる?

…いや、この1771日、無駄じゃない。

僕がやりたいのは「あの世界に帰る」じゃなくて「世界を変える」ことなんだから。

顔を上げる。

中村が2球目を待っていた。
由規が思い切り投げ込む。いい音をさせてミットに収まる。

手が痛いというゼスチャーをしながら中村が投げ返す。

3球目も思い切り投げた。返球を受けて、後ろを向く。そこには満員のスタンド、そして守備についている野手達がいた。

(みんな、だいぶ変わったね。)

みんなが自分を見ている。

(随分待たせちゃったけど…)

心の中で深々と礼をする。

山田がバンバン!とグラブを叩き、任せて!とばかりに笑った。
由規が一瞬微笑んで再び中村の方へ向き直る。

「プレイボール!」

審判の声がかかる。

中村からのサインは無い。事前の打ち合わせ通り初球はストレート。

由規は大きく振りかぶる。

(待たせちゃったけど…)

テイクバックした手が勢いをつけて再び頂点付近に到達する。

(世界が変わる、じゃなくて世界を変える。)

もうすぐボールが指先を離れる。

(今の僕じゃなきゃ作れない世界を見せてやる。)

そして、由規の初球が放たれた。

「世界を変える日」完
むかーしむかし、あるところに たてやまさんと いしかわさんが すんでいました。

たてやまさんは はたけやまさんちへ ひげかりに、いしかわさんは かわばたさんちに せんたくにいきました。

やまかわくんが「やま と かわ に わけなくても おれひとりいれば よくないっすか?」と いいましたが
たてやまさんに「とりあえず、いちぐんでかつやくしてからね」とやんわりことわられました。

せんたくに いくとちゅう、めいじこうえんよこの しぶやがわのじょうりゅうから おおきな あまぞんのはこが、どんぶらこーどんぶらこーとながれてきました。

いしかわさんは
「あらたいへん、かわがよごれてしまう」
と、くろうしながらひきあげました。

さらにじょうりゅうから、ちいさな おわんが、ながれてきて
「ちょっと!ぼくもひろってくださいよ!ねえ!じゃないとこれで でばんおわっちゃうから!ねえ!」
と、さわいでいる いっすんぼうし が のっていたようなきもしますが、いつもどおりうるさいので、そのまま ながしました。

くろうしながら くらぶはうすに もちかえると、いしかわさんと たてやまさんは、はこをあけました。

すると、なかからおおきなぺんぎ...いえ、つばめがでてきました。

ふたりは、くろうしてひきあげたそのつばめに「つばくろう」というなまえをつけて、たいせつにそだてました。

つばくろうが、ふたりよりもおおきくなったころ、つばくろうは
「おにたいじにいって、がっぽりかせいでくる。もくひょう、におくえん」
と、いいました。
ふたりは くらぶはうすのれいぞうこから、のみほうだいの やくるとせいひんを てきとうにつつんで つばくろうにわたし、やれやれといったひょうじょうで、みおくりました。

つばくろうがあるいていると、まっしろな いぬがやってきて
「なかまにしてくれませんか?」
といってきました。

つばくろうは、やくるとせいひんをわたそうとすると
「いえ、けいやくきんはいりません。でも、にねんしばりで、つきづき きほんりょうきんと りようりょう、おぷしょんだいを いただきます」
と、じょうけんをだしてきました。
つばくろうは なにかをおもいだしたかのようにおこりだし、
「つぎはまけない!」
といって、しろいいぬを おいかえしました。

しばらくあるいていると、むこうから もりおかさんがやってきました。
つばくろうは、はなしの ながれてきに うんめいてきなものを かんじて
「ついてくれば、でばんがあるかもよ。」
と、いうと
「おお!ことしはしょうぶだからな、ふぁーすとでもどこでも、でばんがあればがんばるぞ!」
と、だまされたかんじでついてきました。

また、しばらくあるいていると、くさむらに あか、あお、きれいないろをした きじ がいました。

「おいしそう...」
といって、もりおかさんにつかまえてくるようにめいじました。
もりおかさんは、とれーにんぐのいっかんだとおもい、おいかけまわしたのですが、きじは いけにおちてしまいました。

「とべないのかよ」
つばくろうは じぶんを たなにあげて つぶやきました。

すると、いけから おんなのこのつばめがあらわれました。
「でばんないかとおもったわよ..おにい、いえ、あなたがおとしたのは、このきれいないろをしたきじですか?それとももっときれいなくじゃくですか?」
とつばくろうにたずねると
「くじゃくはたべられないから きじがいい」
と、いいました。
「あなたはしょうじきものですね。ごほうびに、あかとかあおとか、おなじいろっぽい とるくーやをあげましょう。あと、このいけに だいぶしてきた いっすんぼうし、うるさいからひきとってくれませんか?」
と、いいましたが
「いっすんぼうしはいらない。とるくーやも たべられないから、きじがいい。」
と、こたえましたが
「ばれんてぃんが ふらいどちきんみたいにして もう たべちゃった」
と、いわれ しぶしぶ とるくーやだけを うけとりました。

ふねにのり、おにがしまをめざす いっこう。

おにぎれ する おにがいるという しまにちかづきました。
はまべで こちらをゆびさして おにぎれしているひとかげが ありました。
ですが、どうやら おにではなく、がいこくじんです。
どうやらここは、おにがしまではなく、しまはしまでも、ばーねっとう、のようです。

「あたらしいところでもがんばれ」
つばくろうはてをふってわかれました。
ゆびをさされていた もりおかさんは ふるえたままでした。

さて、おにがしまについたいっこうは、おにをさがしていました。
せんとうにたつのは、とるくーや。
みんなわすれてるかもしれませんが、とるくーやは、ふくめんれすらーのせっていですから、たぶんつよいとおもいます。

とうとう おにをみつけました。

「おう、つばくろう、きたか。まあのめ。」
おにの みやもとしんやさんです。
しかも、よってて、やばいじょうたいです。

みんなせいざではなしをききますが、おにたいじしなければおはなしがすすまない。
しかし、あっとうてきな おーらで たちあがることすらできませんでした。
そこでつばくろうは、もっていた すけっちぶっくに めをかいて そのほかのぶぶんを まっくろに ぬって、かおにあてました。

みやもとさんはおどろいたかおになり
「あっ!はしもとさん!おつかれさまです!」
と、せいざをして ちいさくなってしまいました。

ぴー○る、おそるべし。

このすきに にげだしました。

ざいほうが てにはいらず、とぼとぼとあるいていると、はまべで、なかむらさんが うずくまって いました。
がいこくじんにいじめられているようです。

つばくろうがかけつけ
「ことしからたっくるきんし!あと、あなたは
もう にほんきゅうかいじゃないから!」
と、いうと
「おう!そうでした!」
と、いって まーとんは うみのむこうへ かえっていきました。

なかむらさんは、たすけてくれたおれいに、れじぇんどのきゃっちゃーからあずかったという たまてばこをくれました。

おみやげがわりに、たまてばこを むらにもちかえると、そんちょうの まなかさんがいたので、たまてばこをわたしました。

まなかさんは、がっつぽーずして うけとり、はこをあけました。

するとなかから けむりがもくもくとたちのぼり、おじいさんがあらわれました。
「なんか、ちーむがていめいしてるときは、あれがひつようだね、えーっと、かくせ(ry
「それは、きばくざいですねせきねさん!」
じせつがら まずい わーど がでそうだったので、みんなであわてて せきねさんの くちをふさぎました。

まなかさんが、はこのなかをみると、わかっていたことですが、やっぱりせっけんがはいっていました。
あつまったむらびとたちのまえにたち
「えー、ちゃんと、せっけんでてあらい、うがい!いんふるえんざを よぼうして、さいごまできゃんぷをのりきろう!きょうのみーてぃんぐおわり!かいさん!」
と、せんげんして しめました。

ざいほうはてにはいらなかったけど、けんこうは なによりのたからもの。というおはなし。

おしまい。