今年の日本シリーズは巨人対ソフトバンクの対決となった。

巨人はリーグ優勝チーム。クライマックスでも阪神に1敗しかせず文句なしに日本シリーズ進出。いっぽうソフトバンクはリーグ順位2位からクライマックスシリーズで西武を破ってパリーグ代表として日本シリーズに進出してきたチーム。阪神、西武共にCSではわずか1勝しかできずにあまりにもCSの頂上決戦は物足りないものだった。セリーグは阪神よりDeNAが、パリーグは西武より楽天がそれぞれCSの頂上対決した方がせった面白いゲームになったのではないかと思ったくらいだ。

 

昨日始まった今年の日本シリーズは巨人、ソフトバンク共に両チームエースの山口と千賀が先発、結果は千賀に軍配が上がった。やはり実力のパの代表ソフトバンクは、セリーグ球団がてこづった山口の変化球にも初戦ながら対応できる選手の能力が高い選手が多かった。それがスタミナのある山口を中盤までに降板させる要因をつくったといえる。両チームを比べた場合、打線では巨人、投手力ではソフトバンクという評価があるが、リーグでは打線の抜け目のなさ、強さをいかんなく発揮していた巨人もパリーグを代表するピッチャー千賀には苦戦した。初戦はソフトバンクが7-2で巨人を圧勝。阿部の先制ソロがあったものの、巨人の主力が千賀にほぼ抑えられた。

 

 

12日夜8時から2時間以上にわたる暴風がベランダ越しに吹き荒れ、これまでに経験したことがないほどの怖ろしさを感じさせた19号台風、各地で一年間に降る雨量の約半分もの雨が降り、増水により堤防が決壊するなど大きな被害を及ぼした。

 

今朝、台風後初めていつものウォーキングコースに行ってみると、江戸川上流の増水により風景が激変していた。緑のきれいな芝生のグランドは川との境が完全に分からないほど泥水に浸水していた。多摩川は決壊し、近くの民家が水に浸かる被害に遭っているというが、その点こちらの方はグランドは水に浸かっているものの、そこから土手が高いので水が乗り越える心配はなさそうだ。

 

いつも釣り人が糸を垂らしていた場所もすっかり水に浸かり、キジが住処にしていた草藪もすっかり水に浸かっている。以前ビール缶を集めて生計を立てていた川辺の木にテントを張って暮らしていた浮浪者の人も数年前居なくなったが、今回の増水でもし逃げずにいたら、危なかっただろう。簡易トイレも水に流されたのか全くなくなっている。水が引いても以前のような緑の芝生がきれいなグランドに戻るには残念ながらしばらく時間がかかりそうだ。

 

今回の記録的な大型台風がもたらした大雨と強風を経験して考えたことがある。今住んでいるのはマンションだが、ゆくゆくは戸建てに住もうと思っていた。ところが今回の大雨によるいたるところでの河川の増水による住宅地への浸水を目の当たりにして戸建て住宅の立地条件(近辺の河川があるか、あるいは増水した場合の危険性)を改めて慎重に考えざるを得ないと同時に風雨に対するマンションの安全面での長所(下の階を除く)を実感した。また山がある場合は土砂崩れの危険性も調査する必要がある。千葉の鋸南町の被害を見て台風の強風に耐えうるには瓦よりマンションのようなコンクリートやしっかりした材質で全面を覆うような屋根の方が安全だと思うようになった。

 

今年のノーベル化学賞に吉野彰氏の「リチウムイオン電池の発明」が選ばれた。心よりおめでとうございます。

吉野氏は京都大学大学院から旭化成に入社、現在旭化成フェローとしてリチウム電池の開発に長年取り組んできた。IT時代に欠かせない充電可能なリチウム電池の開発は時代が生んだ発明といえる。

 

ノーベル財団からのノーベル化学賞の受賞の知らせを受けてメディアからの取材が殺到している吉野氏、いつも心掛けていることは何かと訊かれ、「頭の柔軟性と諦めない執着心」と答えた。そしてゴルフの渋野やラグビーの日本の健闘のように日本を明るくしてくれるような話題を提供できて嬉しい、と笑顔で応えていたのがとても好感が持てた。

 

自身もオフの日にはテニスを楽しむ大のスポーツ好き。これまで科学や化学でノーベル賞を受賞するような人物は休日も研究所に閉じこもって日々研究に携わっているような頭が固い人たちを想像していたが、とても笑顔が似合うスポーツ好きの方が名誉あるノーベル化学賞を与えられたことを嬉しく思う。