新型コロナウィルスの感染者が中国の武漢で爆発的に広がったため、政府は武漢に住む帰国を希望する日本人をチャーター便を飛ばし、その一便(約190人)が千葉県勝浦市のホテル三日月に受け入れられた。
当初、野党の一部の議員の中にはコロナウィルス感染の危険を冒してまで武漢からの帰国者を受け入れた裏には自民党との良からぬ癒着があるのでは、と嫌疑を投げかける者もいた。また隣国では帰国者の受け入れ先の近隣住民が政府関係者に抗議や暴力をふるうなど、同じ国の国民とは思えない反対運動があった。
その後の検査で滞在者全員が陰性とわかり、帰途についた。かりにこの中の数人が新型肺炎に感染していた場合、このホテルはしばらく営業休止をせざるを得なくなるだろうし、さらなる風評被害に苦しむことも予想されたことを考えると、非常に勇気ある決断だったと思った。
菅官房長官をはじめ政府関係者は今回のホテル側の素早い決断と配慮に心から感謝を述べた。このホテルの海側の砂浜には「コロナウィルスに負けるな」という地元民かホテルのスタッフが書いたと思われる文字が帰国者を励ました。ホテル側の英断に心から感謝である。