こんな経験はないでしょうか?
自分が一度意見を言っただけで、それ以降ずっと自分のことを無視してくる、そんな人に悩まされたことはないでしょうか?
私は30代前半の時に年齢が30以上離れた人に、一度自分の意見を言ったら、その後ずっと無視をされる関係性になってしまいました。
挨拶しても無視! こちらから世間話をしようとしても無視!無視を徹底的にする人でした。
当時の私は30代前半でしたので、すごく苦しい思いをして、その人からなんとかお言葉をもらいたいと思って、なんとか言葉をかけて接していました。しかし、ある時、これはその人から言葉をもらうこと自体が重要ではないと思うようになりました。
社会人として仕事をする上で何が一番重要なのかを考えた時に、当然ですが、仕事に正面から取り組むということだと思いました。仕事を通じてお客様に迷惑をかけない仕事ぶりを貫き通すこと、これが一番大事であるという結論に至りました。
その時から、その人からの評価や無視については、気にならなくなりました。
このことをマズローの欲求五段階説に置き換えると、その無視をしてる人はマズローの欲求五段階説の下から三つ目の社会的欲求と、下から四つ目の承認欲求を求めていることになります。集団の中で評価をされたい、自分の能力を認められたいという欲求、これらが大きく関わっていると考えました。
承認欲求にはさらに低位の承認欲求と高位の承認欲求とに分かれます。
低位の承認欲求というのは、他人からの承認を求めることです。褒められたり、あなたのやり方あってますよみたいなことを求める欲求です。このような承認を求めている人の課題は、自分で自分を承認できないという問題です。
高位の承認欲求とは、自分の仕事ぶりが自分で正当に評価できるか、仕事で自分は社会に役立っているのか、自分で自分を承認できるかという次元になってくるわけです。マズローの考え方からすると、無視をする人を気にして、その人からの承認が欲しいという願望は、低位のの承認欲求というものであり、その一つ上にある高位の承認欲求には勝らないわけです。
つまり、こういう無視をしてくる人に出会った時に、自分が何に承認を求めているのかを考える事はとても重要な視点です。
私は人生の壁に当たった時に、マズローの五段階欲求説で冷静に考えることをしてきました。自分が承認をどこに求めているのかを考えることはとても重要なことです。
人間は他人の承認なしでは生きてはいけません。
しかし、自分の自分に対する承認も必要です。承認をどこに求めるかで、精神的なレベルや社会的な人間関係が大きく変わってきますので、悩みがあったりだとかうまくいかない時に自分はどこの承認を求めているのかを見直す事ってとても重要なことです。
この話が誰かのお役に立てれば幸いです。
ありがとうございます。

