こんにちはニコニコ


昨日観た映画『どうすればよかったか?』が、私には刺激が強かったようで、昨日は深夜1時まで人の感想を読み漁るというようなことをしてしまいました。

それにより、私の中で映画の考察が深まるばかり。昨晩は一応睡眠薬多めで寝ましたよ。


昨日のブログは、映画を観て家に帰ってすぐ書いたものなのです。

夜の考察の時に、あ、やっぱ違ったなとか思って、何度も読み返したりしてました笑


何かを考える→イヤイヤそうじゃないと考察する→イヤイヤそうじゃないと考察→のループにハマりました。だから、『どうすればよかったか?』のタイトルに戻るのかもしれません。


私自身、診断書上は統合失調症と書かれて障害者手帳をもらっている身なのですが、考えるのはお姉さんの方じゃなくてご両親の方です。


お姉ちゃんは正常だよ。『フーズフー』にも名前が載っているし、論文も書ける。国家試験も受けるつもり。と、ご両親は言います。


子供の頃から優秀で、4浪時代を支え、医学部までいった娘が、医学部時代に統合失調症になるって、親はどんな気持ちだったのかな?と思うのです。

そして、80年代当時の精神科の医療についても良く知っている。その当時の薬も今ほどではないでしょう。


人の感想では、親が世間体を気にするあまり娘を精神科に行かせなかったというのが多々ありました。

私もなったから分かりますが、統合失調症になるとそれまで培った人格がなくなってしまいます。私の夫は、cocoが死んでしまったと同じ喪失感だと表現し、一気に10キロ痩せました。

ご両親には世間体を気にする以上のショッキングがあったはずです。


でも、どんなに考察しても無駄なんです。イヤイヤ…→が出てきてしまって。そういう映画でした。



それと、気づいたことなのですが、昨日は健常な気分で映画を観にいったのですが、観終わった後、障害者の気分で外に出ました。来た時と景色が変わって見えましたね。

お姉さんの陽性の症状が自分に重なったからです。3年前は、私もはたから見れば訳のわからないことを叫ぶ人だったのです。


人の感想の中には、長年お姉さんが可哀想だというのもありました。

でも、妄想の世界に入り込んでいるのならそんなに辛いわけではないかもしれません(私の経験です)。薬が効いてきて、現実を知った時(私は統合失調症に罹っていたんだ!)は辛いです。

80年代当時の薬はわかりませんが、もし今ほど効かないのなら、妄想の世界で親に護られて暮らす時間があってもいいのかも?星占いの本を出版したりしていて、充実の時間もあったのかもしれません。

それでも、親が医学者なら薬の進化を一早く知って受診させる方がいいですけどね!


なんだか、今日は長々と興奮気味に書いてしまいました。お読みいただきありがとうございますニコニコ


ではまたにっこり