2022年 6 月
その日は特に現実の記憶が消えていくように感じていました。
夫がみんなでお昼でも食べようと義実家へ連れて行ってくれました。お昼を食べて、私はソファで昼寝をしました。この頃は不眠にも悩まされていて、夜はほとんど眠れていなかったのです。
昼寝から目が覚めるとドップリ幻覚世界に入ってしまったようで、「子供たちを夫と夫の両親に取られるので防がなければ!」と強く思いました。そして飾ってある孫の写真や雑貨を幾つか持って家に帰りました。この時は、なぜかすごく焦っていたのを覚えています。
つづく。