第1940回:●守護神不在深刻……1点差守れず逆転負けで同一カード3連敗 | 東京ヤクルトスワローズの燕日記帳

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●対中日(バンテリンD)第17回戦D3-2YS(7勝8敗2分)

好投していた吉村が8回途中、指をつるアクシデントから暗転、リリーフ陣がバタつき、逆転負けとなりました。

 

昨季のセットアップ清水、クローザー田口不在。この日は9回木澤が登板しましたが、裏目に出てしまいました。

 

ここまで来ると、そもそもチーム編成が甘かったのではないかという風に思います。

 

清水は昨季陰りが見え、田口は何年もクローザーとして実績があったわけではありません。

 

星や木澤といった抑え候補も昨季は制球難を克服できずじまい。石山も年間通して高パフォーマンスを維持できず。

 

こういう状況で、球団は将来的に守護神を担える素材としてエスパーダを獲得しました。

 

エスパーダはシーズン前半は勝ちパターンに入ることはあったものの、現在は調子を落として2軍調整中。

 

リリーフ陣の現状を見れば、バーネット、マクガフ級のリリーバーが不可欠です。

 

もちろん昨季はそれを期待したケラが日本野球に馴染めずシーズン途中で退団という事情もあったと思います。

 

このため球団は日本野球に適応する姿勢を重視し、ロドリゲス、ケラ、エスパーダといずれも育成込みで獲得。

 

ある意味、今季は経験を積ませる位置づけのため、日本人投手でリリーフ陣を賄わざるを得なくなりました。

 

バーネット、ガイエルといった駐米スカウトもいるので、日本野球への適性ある即戦力助っ人は獲れないものなのでしょうか。