第1895回:●吉村でも止められず……8連勝中の千葉ロッテにコールド負け | 東京ヤクルトスワローズの燕日記帳

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●対千葉ロッテ(交流戦)(神宮)第1回戦YS3-5M(0勝1敗0分)(通算0勝1敗0分)

強い風雨に集中力を切られたのか、5月3勝の吉村が1イニング2被弾を含む5回途中11安打を浴びてしまい借金9です。

 

俗にキャンプでつけた体力は1か月で使い切るという話があり、5月以降は、シーズンの中でコンディション維持が必要です。

 

直近2試合では長い回を投げられず、中10日と休養十分で登板したものの5回も持たずとあってまた1つ暗い陰です。

 

交流戦最後の試合で高津監督は「このままだとどんよりした状況が続いてしまう」と危惧していました。

 

西武も似た境遇で、勝てない試合が続く中、リーグ随一の先発陣でも歯止めがきかなくなる悪循環にはまりました。

 

まさに「どんよりした状況」。吉村もそういう雰囲気で委縮したのか、連敗を止める重圧に屈した感があります。

 

攻撃面でも1イニング2本の2塁打でも点取れず。山田の通算1500安打のメモリアルもきっかけに結びつかず。

 

こういう状況になると監督・コーチの手腕でどうこうしようもなく、だから西武は監督休養という手を打ったのだと思います。

 

とにかく重い雰囲気を変えないと勝ち負けどうこうも論じることはできません。

 

何とかして連敗を止めないと、スワローズも監督休養という禁じ手を取らざるを得なくなってしまいます。