キャンプインにあたり、高津監督は絵馬に「健康」と書いたとか。普通は「必勝」「優勝」ですが、それよりも「故障防止」。
今季のスローガンは「ヤり返せ!」。リーグ連覇からの最下位とゲーム差なしの5位に終わった昨季からの巻き返しです。
1度優勝から落ちてしまえば、そこから這い上がるのは並大抵のことではありません。
優勝というのは想像以上にチームの体力を消耗させると見えます。オフがあっても元通りまで回復しないのでしょう。
正直なところ本気で優勝を目指すなら今季。数年かけて投手力を立て直しながらというわけにはいきません。
気がつけば、山田、オスナ、サンタナが32歳、塩見が31歳。20代の村上も2年後にはメジャーの可能性があります。
本来はこの数年で若手の台頭があって、世代交代が進んでなくてはならないのですが、現状そうはなっていません。
今年32歳の西川を獲っているのは若手が伸びていない証拠。このまままでは投手どころか野手陣も立て直しが必要になります。
かくなる上は、今季優勝争いに食い込み、その中で若手の成長を促してく必要があると思います。