いつも行列の絶えない地元山手線「大塚」の「とんかつ美濃屋」、今日も午後二時前なのに、この行列。

安くてボリュームもあり美味しいく、スーツケース持ち行列しているのは韓国旅行客。

15分ほど待ち入店。

メニューは下記

 

 

豚カツ屋なので、やはり注文が多いのは、豚カツ、ヒレの注文も多い。

しかし先日より、ここの秘密の人気メニューの「生姜焼き定食」を本日もオーダー。

 

生姜焼きと言えば、「薄切りの豚のロース」がデフォルト基本であるが、とにかく「分厚い豚ロース」のお肉が特徴。

 

登場はこちら。

 

 

豚カツ屋の定番細切りキャベツに、分厚いトンテキ生姜焼き)、薬味のカラシ。ご飯と豚汁。

 

豚汁の中身は、余った豚の細切れ薄切り肉と、これも余りの「千切りキャベツ」の千切りにできない部分。しかも丼サイズの提供。

 

さて生姜焼きアップ

250gを超える大きな豚ロースのフライパン焼き。

 

 

断面は下記。いやいや厚切りだ!

ぶ厚い。

 

 

普通のイメージとして

「分厚い豚テキ=硬い」

焼き方は当然「かなりのウェルダン」である。

 

しかし食べてみると

「なんだこの柔らかさは?」のジューシーな柔らかさ。

 

実は提供までかなりの時間があつた。

今回はその調理をよく観察した。

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●調理の秘密 観察しました!

①油のひいたフライパンに豚のロース肉を投入。火加減強め。

②落し蓋をして、

「えっっこんなに火を弱めるの?」

=弱い火で長時間調理する。

③しばし待ち「裏返し」、同じく弱火。

④生姜焼きの「タレ」投入、二分ほど加熱して提供。

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これは一般家庭ではできない。豚の生焼けは「レア」は危険である。

その見極めができない。

 

この低温調理の手法は、フレンチではコンフィ。シンガポールではあの柔らかいチキンライス。(タイではカオマンガイ)

①コンフィ

 

 

②チキンライスは、クライマー記事「短時間」調理法

 

 

まあいずれにしても、ここの「生姜焼き・・880円」は、この理由において美味しいと言える。

この店に来たら普通の豚カツも良いが、この「裏メニュー」の分厚い「生姜焼き」がおすすめ。

 

◆お店の評判

 

 

 

 

 

今日は夏日だが、それでも朝晩は冷える。

大塚駅前のトランバル広場公園も、かくの如し。

 

 

ふと裏路地を見ると、六月の紫陽花の最後の姿。

風の少ない、細い路地の一角。

 

「あー最後はこんなになってしまう。」

 

 

覚えているよ。あの綺麗な頃。

「六月の最盛期の梅雨に輝く、美しさを!」