栃木市西方町の飯沼銘醸(株)の敷地内に祀られて、大切に保管されている不動明王像があります。先日、おじゃまをして写真を撮らせていただきました。
不動明王像は、国史跡指定に関する文化庁への意見具申のための栃木市教育委員会「西方城跡総合調査報告書」でも、「かつて西方城にあった不動尊」としてとりあげれています。
史跡指定をまって発刊予定の「小松義邦著・中世を生きた西方氏」でも登場します。
不動明王は、仏道の妨げとなるものを撃破する威力をもち、大日如来の命を受け活動します。そのまた使者となるのが「こんがら」と「せいたか」の二童子です。
(不動尊堂内の風景・2024.6.5撮影)
(不動尊堂全景)
※お堂は手入れの行き届いた庭園の中に立っています。
(不動明王と童子像)
※一切の魔障を焼き尽くすという不動の性格が強調されています。