◆第1Q[開始~30分]
この第1Qは合コン開始から30分という非常に重要な時間帯になります。
前述したとおり、試合への入り方が重要ということはもう既に理解していただけていると思います。

それを踏まえて、この第1Qの時間帯をどう組み立てるのか?
キーワードは「スピード注意」です。
そう、飛ばしすぎは厳禁。

今までしつこいくらいに始めが肝心と書いてきましたが、逆にこのように思っていませんでしょうか。
・始めが肝心だから、はじめから元気良く飛ばしていこう!
・出だしから笑いを取っていくぞ!
・超クールに構えてるか。

このように考えていたとしたら、その時点で試合終了のホイッスルがなってしまうかもしれません。

なぜなら、どれもそうですが、ただ単に相手に引かれてしまうだけだからです。

冷静に考えてみましょう。
お酒も飲んでいない状態で、見ず知らずの他人が複数人いる空間で潜在的に女の子の頭の中にある言葉はなんでしょう?

それは、「緊張」「警戒」「不安」この三つです。
まずはこの3つの言葉を消し去ることがこの時間帯では最重要ミッションです。



そこで、まずあなたが意識しなければならないことは挨拶です。

「はじめまして」と相手の目を見て笑顔で挨拶をする事。たったこれだけです。
当たり前すぎて、お前は馬鹿か?と思っている人もいるかもしれませんが、このたったこれだけのことができない人がどれだけいることか。

数えたことがないので分からないですけど、まぁ沢山いるでしょう。

あなたもこれを意識して試合に入るだけでもだいぶ印象が良くなります。

その後は、ドリンクオーダー~自己紹介といういたって普通の展開が待っているパターンが多いです。

ドリンクオーダーでも私が意識していることがあります。
それは「自分のオーダーは既に決めておく」ということ。
「何飲みます?」と女の子に聞いてメニューを渡してあげ、自分はどこにでも置いてあるようなドリンクをオーダーしてしまいましょう。

これだけで、あの合コン独特のグダグダ感は味合わずに済みます。
また、合コン自体スムーズに流れていくでしょう。

店員さんにファーストドリンクオーダーを済ませたあと、実は第一グループ最大の関門が訪れます。
それはドリンクが運ばれてくるまでの空白の時間です。

私はこれを魔の三分間と呼んでいます。
週末の20:00前後、飲食店にとってはまさに一番忙しい時間になっているでしょう。
サービスレベルやオペレーションが良いお店だと1分前後でドリンクが運ばれてきますが、東京の飲食店の平均をとると約3分はかかってしまいます。

手元に何もない状態でドリンクを待っているというシュチュエーションは相手が友人知人であれば全く問題ない時間ですが合コンは違います。

初見の見ず知らずの他人が大多数。

さて、どう場を繋ごうか。。。ということになるでしょう。
適当な話のタネがあればいいのですが、私は毎回毎回都合良く話のネタを持ち合わせていませんでした。

そこで、この時間に話す内容もパターン化してしまいます。

例えば

「今日○○(こちら側の幹事)と企画してくれた方はどなたですか?」
『私です』
「そうなんだ、忙しいのにありがとう!○○とはどうゆうつながりなの?」
『前に一回飲み会して・・・』や『大学のサークルが同じで・・・』や『会社の同期・・・』など相手の返答次第になりますが、このあとは前に書いた通りここで引き出した情報を広げていくだけです。

この内容なら、なにか地雷を踏むようなことも少ないですし、相手も比較的答えやすい内容ですので誰がやっても自然な会話になります。

そうこうしているうちにドリンクが運ばれてくるので、めでたく乾杯です。

ひとつ間違えないで欲しいのは、合コンにおいて沈黙がNGだということではありません。
沈黙は気まずいからとにかくずっと話題を提供しつづけようとするとかえって不自然になりますし、沈黙は相手から話をさせるためにあえて使ってもいいものです。

ただ、開始3分での沈黙は危険です。
はじめに気まずい、もしくはつまらないと思われてしまっては、それを挽回するのは時間がかかります。

サッカーに例えると、ワールドカップ予選で開始3分に1点取られてしまうようなものです。

こうなってしまうと、勝つためには少なくてもあと2点必要になります。
そうなると焦ってしまい、空回り、結果1点が遠いという状態になってしまいます。

ですので、まずは開始3分でしくじらないように、自分たちなりのパターンを作ってこの開始3分を意識するといいでしょう。


そのあとは、自己紹介など一般的な流れになることが多いと思います。
自己紹介が終わる頃には第1グループの時間も残り20分程になっていると思われますので、残りの時間は最初にお話した、この合コンのゴール(設定上、2人でご飯でしたね)を達成するために有効に使いましょう。



つづく





ただしかし、このような流れはある程度会話の流れを操作し、毎回おこなっている合コンの流れをある程度読めたとしても、ロボットではなく生身の人間とのコミュニケーションですので、毎回必ずこうなるとは限りません。

そこで、一連の流れをパターン化させることが重要になります。
ひとつ、非常に有効な手を紹介すると、ゲームを取り入れるということです。

会話だけでなく、ゲームなども織り交ぜて、時間配分や場の空気もパターン化させてしまえば、それだけ自分たちのペースで合コンという試合を進めやすくなります。

では、具体的にどうするか。

ここからは、時間と場の空気もパターン化しやすくする方法を細かく説明していきます。



・時間を分けること
まず、合コンの1次会[平均所要時間2時間]を30分づつ、4つのグループに分けてしまいます。
特に4つに分ける意味はありませんが、私が試した中で、一番バランスと配分が計りやすかったからです。

ですので、自分たちのやりやすいように3つでも5つでも分けても構いませんが、
この時間を区切って2時間を組み立てるということが非常に重要なのです。

そして、各時間のグループごとにゲームやイベントやマイルストーンを置いておくこと。
私は合コンの中で自分の決めた目的を達成するためには小手先のテクニックやトーク術よりもまずこの方法をおすすめします。

それでは、各グループごと、時系列で詳しく説明していこうと思います。



つづく







ある程度、合コンも量をこなすと見えてくるものも数々あります。
その内のいくつかを紹介しようと思います。

Ⅰ、会話の流れが見えてくる
これは年間50戦ペースで合コンをするようになって1年ほどして気づいたことです。
ある合コンで、ふと感じたことがありました。
「この会話の流れ、この前と同じだ」「このタイミングで笑いが起きる感じ、前にもあった」。

合コンとは見知らぬ男女が出会いを求めて賽するイベントです。

当然ながら地球上に同じ人はいませんので、全てが違って当然にも関わらず、
合コン、商談、たわいもない雑談など、会話やコミュニケーションの流れはある程度パターン化します。

例えば、以下のような会話はどこの場でも耳にします。
A「仕事は何をしているんですか?」
B「事務です」

このなんでもない会話に笑いが起きそうな返しを混ぜていきます。

A「仕事は何をしているんですか?」
B「事務です」
A「あー、ジムね!毎日筋トレとか大変じゃない?」
C「そのジムじゃないでしょ」

普通の合コンならこれでも十分和やかな空気になります。

また、名前を聞く時でも、
A「田中です」
B「佐藤です」
C「アイコです」
・・・
・・・
・・・
・・・

という具合に、たとえ名前だけの自己紹介になってしまっても、

A「じゃあ、アイコさん、こいつの名前覚えてる?」などゲーム形式にしてしまう事もできるのです。


また、1to1のコミュニケーションにおいてもsome to someのコミュニケーションにおいても
コミュニケーションの基本として以下のようなことが挙げられます。

①自分の情報を開示する[自己開示]
②相手の話を聞く[情報収集]
③引き出した情報を元にさらに話を膨らませる[深堀り]

例えばAさんを中心に以下の例を見てください・・・

Aさん「俺、合コンとかあまり来ないからすごい緊張してる」
→①[自己開示]

Bさん「へぇ、めちゃくちゃ合コンしてるのかと思った!あたしも合コンとか久しぶり。」

Aさん「そんな風に見える?超緊張してるし!良く友達同士で飲んだりはするけどね」

Bさん「あたしも友達とはよく飲むよ!」

Aさん「そうなんだ!飲み会は好き?どこで飲むことが多いの?」
→②[情報収集]

Bさん「飲むの好き!良く大学の友達か同期と渋谷で飲むよ。」

Aさん「俺も渋谷で遊ぶこと多い!○○ってお店行ったことある??あそこの内装すごくない?」
→③[会話発展]

などなど・・・・

このように、まずは自分の情報を開示した上で目的別に相手の情報を収集し、
発展させる一連の流れ。
これについてはコミュニケーションについて書かれた各書籍でも目にすることがあるかもしれません。

営業職の方なら一度はどこかで耳にしたことがあるかもしれません。

時と場合によってその目的や展開の仕方に違いが出るかもしれませんが合コンが始まったばかりというシュチュエーションだけで考えれば、ある程度数をこなすとこのような会話の流れは見えてきます。




つづく