黄金の日日 | 上から読んでも下から読んでもナカノカナ。~相模原・町田の女装娘カナの気まぐれ雑記~
大分夜が明けてしまいましたね。寝過ぎたせいで時間を無駄にしてしまいました。勿体ない湜。

近頃私の休日の楽しみはもっぱらNHKの大河ドラマを見ることになってます。

と言っても今年のではなく(一応見てますはいますが)昔の作品ばかり見ています。

去年の春頃からハマりだして、ずっと足しげくレンタル店に通っています。

今は1978年に放映された「黄金の日日」を観ています。

あの時代に商人として財を成し、その名を残した呂栄(納屋)助左衛門(1565?~?)を主人公に、戦国時代を商業の視点から描いた、大河初の海外ロケを行った作品でもあります。

主人公は実在の人物ではありますが、実像がはっきりしないせいもあってか、幾分史実を無視し自由にイマジネーションを膨らました国際スケールで描かれています。

配役の豪華さ重厚さが昨今とは比にならぬ顔触ればかりです。

多少は時代がかった演出も見受けられますが、面白さでは近頃の作品とは段違いですね。

主人公は助左役の市川染五郎(現・松本幸四郎)ですが、著名な武将も数多く登場します。

中でも語り種になった高橋幸治の織田信長と緒形拳の豊臣秀吉は必見です。かつて両者の出世作となった「太閤記」のコンビでもあります。徳川家康は先日亡くなった児玉清でした。癖だったと言われる爪を噛む仕草も再現されていました。

他にも石田三成役の近藤正臣、細川ガラシャ役の島田陽子などもハマってました。紹介仕切れませんがまだまだ沢山豪華な顔触れ・名演が目白押しです。

この頃の大河を観ていると、どれだけ近頃の作品がイタいのかよく分かりますね。

たまには仕事以外の事も書いてみました。