2017/6/11 15:00 TOHOシネマズ市川コルトンプラザ スクリーン8

 

■あらすじ■

2013年4月15日。殺人課の刑事トミー(マーク・ウォルバーグ)は朝からボストンマラソンの警備に駆り出されていた。オリンピックの次に歴史の古いこのマラソン大会は、毎年祝日である“愛国者の日”に開催され、117回目を迎えるこの日も50万人の観衆で賑わっていた。次々と走者がゴールし最高潮の盛り上がりの最中、トミーの背後で突如大爆発が起こる。歓声は悲鳴に変わり、煙が立ち込める中に血を流した負傷者たちが折り重なって倒れていた。トミーらボストン警察は事態が飲みこめないまま必死の救護活動にあたる。そして、到着したFBI捜査官リック(ケヴィン・ベーコン)が現場を慎重に観察すると「これはテロだ」と断言した。テロだとFBIに管轄が移る。犯人に対する怒りがふつふつと湧き上がっていたトミーは歯ぎしりをするが、病院を回って負傷者たちの話を丁寧に聞いてまわるのだった。やがて監視カメラに映る不審な“黒い帽子の男”と“白い帽子の男”が容疑者として浮上する・・。(フィルマークス様より転載)

 

■感想・レビュー■

待ってました♪ バーグ × バーグの実話シリーズ第三弾 ♬ ٩( 'ω' )و


実話だから、ドーンと目の前に事実があるでしょ?
それらの、本当に起こった事を改変せずに、様々な工夫によって極上のエンターテイメントに仕上げているところが、超・素晴らしい!!

なんて言ったら良いのかなー、構成も素晴らしいのだけれど、それ以外にも、色んな工夫で溢れているんだよね。

先ず、主人公をどの人物にするかに始まって、主要として誰と誰を取り上げるかとかの選択も目の付け所が良いし、小物使いとか、後に効いてくるような細かい演出も、ほんと良いんだよなぁ。

実際、起こっていること自体が、信じられない位にドラマチックでスリリングなのですが、その見せ方が上手い!

単に、ボストンマラソンのテロ容疑者VS捜査陣というだけでなく、犠牲者を含めて、一般人を描くことによる巻き込まれ感で、もう他人事とか言ってられない緊迫感。

前作の"バーニング・オーシャン"も最高だったけれど、今作は更に良いよ!!

もう、観るしかないでしょ♬ ٩( 'ω' )و ♬