黒の剣士とシルフの妖精~ep205~ | ソードアート・オンラインSS

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妄想ばかりで書いていきます

平日の昼下がり、雪名を迎えに行き家に戻るといつもの面々が桐ヶ谷家に遊びに来ていた

 

「詩乃と珪子は今日休みだったのか」

「うちの会社、慰安旅行だったけど玲人のこともあるから参加しなかったのよ」

「私のところはお休みだったので」

「そういう和人も休み?」

「神代博士の代わりにって出張先から戻ってきて今日は休みくれたんだよ」

「海外だったもんねぇ」

「ラースって相変わらずなんだね」

「スグと琴音のほうは変わらず順調みたいだな」

「お陰さまで。私より直葉ちゃんの方が大変そうだけどね」

「そうでもないですよ。楽しんでやってますし」

大人たちの近況の話しをしていると詩乃が希のことを聞いてきた

 

「あれから希ちゃん少しは変わった?」

「あの子、一ノ瀬くんと付き合い始めてからも自分の気持ちに臆病なままでこのままだとこの先苦労すると思ってこの前の休日に和人君と子供たちに協力してもらって家を留守にしたんです」

「陽菜ちゃんが直くんが泊まりにきてくれて嬉しいって喜んでましたけどね」

「それで希ちゃんどうしたの?」

「一ノ瀬くんを家に誘って泊めたみたいで」

「希ちゃん思い切ったね」

「希の話だと大人の階段上ったみたい」

「あの子が。和人は希ちゃんと話したの?」

「あいつのことはスグに任せてるし俺からは何も言ってない」

「父親としては複雑だろうね」

希のことは直葉に任せていたとは言え和人も心配していたので希の話を聞いた時には素直にとはいかなかったが気持ちのどこかでホッとしていた

 

「桜と衣里たちはどうなんた?」

「相変わらず仲良くしてるよ」

「うちの綾乃がお洒落に気を使い始めてね。彼氏でもできたのかしら」

「涼音は相変わらずだけどね」

「陽菜ちゃんはALOで直くんと会える様になってからさらにべったりに」

「直のやつも陽菜子ちゃんに甘えてるからなぁ」

「ALOでは桜と衣里は陽菜子ちゃんに直のこと任せるつもりみたいよ」

「俺達は一線から退いてるしその辺は任せるしかないな」

「あの子達も受験かぁ」

「揃って同じところに進むでしょ」

「あの子達が同じ高校に進みたいならそうさせてやればいいだけさ。桜と衣里の彼氏が同じ高校に進みたいかは知らんけどな」

「意地悪なこと言わないでよ」

 

桜と衣里それと涼音たちは5人一緒に同じ高校に進学するのは親達にもわかっていたが遼一と奏でが桜たちと同じ高校に進学するかはわからないが仲良しの5人は高校も一緒なのだろうと親達は思っていた

 

 

ーつづくー

 

ーあとがきー

親達の集まりを書いてみました

次回は罪と十字架を書こうと思います

過去のキリトの話です