vol.633
 
赤字に苦しむ会社のお助け相談役
株式会社シー・エス・ブレイン
代表取締役
鈴木伸治(すずきしんじ)です
 
 
 
毎月の経営会議で月次試算表を
もとに業績検討をしている会社
がありますウインク
 
 

今の財務状態や業績がどのように
なっているのかを確認することは
とても大切なことですおねがい
 
 

でもその経営数値をどのように
見て判断しているのでしょうか❓
 
 
 
 
中小零細企業の経営者によくある光景は
月次試算表をみて
 

売上はいくらなのか?
 
利益は出ているかどうか?
 

これだけしか確認していません爆笑
 

それでも毎月数字を確認するので
あれば立派なものですニヤリ
 
 

でもそこからもう一歩踏み込んで
 

その売上や利益は妥当なのか?

 
結果だけでなく判断材料になる
経営数値にすることが大切です
 


判断材料にするためには
 
比較対象
 
が必要になりますにっこり
 


まず考えられるのが

 
前年同月
 

です


 
季節的変動のあるビジネスであれば
前年の同じ月と比べて売上や利益が
増えているのか減っているのか
 

その増減理由は何なのか?

 
と深堀りしていきますニコニコ
 
 
 

ただここでもう少し突っ込んで
考えなければいけないのが
 

そもそも前年同月が経営的にみて
良好な状態であったのかどうか
 

異常事態は起こっていなかったか
どうか
 

を確認することです
 

悪い状態や異常事態の業績と
比較しても
少し改善していれば
業績はプラスに転じますラブ
 


果たしてこれでよいのか物申す
 


ちがいますよねえー

 

ライバル会社はもっとすごい業績
をあげているかもしれません
 

もちろん前期比較をすることは
必要です

 
ただそれだけでは片手落ち
 
 
大切なのは

 
あるべき姿(目標  予算)
 

との比較ですウインク
 

 
売上予想は相手のあることですから
立てづらいものですショボーン
 
 

しかし最低でもこれだけの売上を
計上する必要があるという目標
はあるはずです
 
 
たとえば損益分岐点売上高をクリア
しなければ赤字になってしまいますえーん
 
 

さらに借入金返済のことも考えれば
損益分岐点売上高を達成しただけ
では足りません


 
返済原資となるべき利益を確保する
売上目標が必要となります爆笑
 
 

このように今置かれた状況で
達成すべき売上高や原価や経費
その結果としての利益の目標
を定め
 


実績数値と比較することにより
経営改善や経営強化につなげる
アクションを検討すべきです