vol.607
 
赤字に苦しむ会社のお助け相談役
株式会社シー・エス・ブレイン
代表取締役
鈴木伸治(すずきしんじ)です
 
 

コロナ禍以降本業が振るわなくり
売上が大幅にダウンして
事業の存続が危ぶまれましたガーン
 
 

そんな中で事業再構築補助金をもとに
本業とは異なるビジネスへと進出
していった会社が多くありますウインク
 
 

しかしその多くは失敗に終わる
もしくは赤字続きというのが
現状ですショボーン
 
 
 

新規ビジネスへ挑戦するタイミングは
もちろん
 
本業のビジネスが好調
 
な時に決まっています爆笑

 
しかしコロナ禍では本業の産業構造自体
が機能しない状態なので
 
コロナ禍の影響を受けにくい産業
 
へ挑戦するしかありません
 

その後ろ盾になったのが
事業再構築補助金
であり銀行はそれをあてにして
融資を実行しました爆笑
 
 
 
 
しかし新規ビジネスを成功させる
ことは容易なことではありませんチュー
 
 

ユニクロ創業者の柳井正さんの著書
『一勝九敗』といわれるくらい
成功確率は低いです
 
 

実際にはここまで低くはありませんが
3割程度と思っていて
間違いないでしょう
 
 

新規ビジネスを始めるにあたっては
慎重に検討することが求められます
 

 
会社の本業の屋台骨がぐらつく
ような規模の投資損失事業赤字
をまねく危険性のあるビジネス
には手をつけるべきではありません物申す
 


最初から損することを考えていては
意味がないと言われる経営者の方
もみえるでしょうが


 
新規ビジネスはあくまで挑戦であって
ギャンブルではありません
 
 
ですから新規事業における

設備投資計画 

事業収支計画
 
は必須ですにっこり
 
 

設備投資計画においては事前に
投資予算の上限
を決めておくことが大切です


 
事業を進めていく段階で追加投資が
必要になっても何とか創意工夫して
予算内にとどめる覚悟をもつ
 
 
東京オリンピックや大阪万博は
当初予算をはるかに上回っても
平気で国の税金を投入しますが
 
 
われわれ中業零細企業には
そんな支援はありません煽り
 
 

また事業収支計画どおりに
利益を出せればよいのですが


赤字が続いた場合
いつまでその事業を継続するのか
その期間を決めておくことも必要です
 
 

たとえば3年連続して赤字であれば
新規事業からは撤退するというルールを
厳格に決めておくのですえー


別に負けて逃げるわけではありません
勇気ある撤退
ととらえてくださいニコニコ
 

 
いずれにしろ新規事業をはじめるには

 
慎重な投資・事業計画の作成
 
投資予算上限の死守
 
事業赤字期間経過後の撤退
 

などの覚悟をもってのぞむこと
が大切ですプンプン