vol.567
 
赤字に苦しむ会社のお助け相談役
株式会社シー・エス・ブレイン
代表取締役
鈴木伸治(すずきしんじ)です
 
 
 
3月決算会社の決算発表が続々と
出てきていますね爆笑
 
 
 
トヨタ自動車が営業利益で
5兆円超えなんて信じられない数字
をたたき出しています
 
 
 
せめて1兆円でも下請け会社へ
還元してほしい
 
 
 
そんな中 ソフトバンクグループは
3期連続の連結最終赤字でした
 
 

 

 

日本経済新聞  令和6年5月14日  朝刊

 

 

 

それでもソフトバンクGは

強気な発言をしていましたねプンプン

 

 

 

これからは投資事業からAI事業に

主軸を変えて再び攻勢をかける

そうですびっくり

 

 

 

とは言いましても決算会見に

孫さんの姿はありません

でしたが、、、、怒り

 

 

 

 

 

業績が悪いと経営者はえてして

弱気になるものですショボーン

 

 

 

コロナ禍のゼロゼロ融資を受けて

借入金の多い中小企業の経営者

ならなおさらのことでしょう

 

 

 

先ほどのソフトバンクGのように

3期連続赤字ともなると金融機関

など外部からの目が気になりますキョロキョロ

 

 

 

3期連続で赤字となれば

当然ですが

金融機関からの追加融資は

かなり難しくなりますえーん

 

 

 

だからと言って悪いことを考えては

いけませんよチュー

 

 

 

会社の業績をよく見せる

いわゆる

 

 

粉飾決算

 

 

に手を染めてはいけません物申す

 

 

 

コロナ禍が明けたといっても

2期連続で赤字であった会社が

急激に良くなるはずがありません

 

 

 

今期も最終赤字だからといって

それを無理やり黒字にしなくても

 

 

 

経営改善につとめ

少しでも業績が

上向いている

 

 

ならば

そこを強調すべきです

 

 

 

たとえば下のような会社の

決算状況があったとします

 

 

 

 

経常利益は2期連続赤字ですから

経営者の心理としては

 

 

 

何とか当期は少しでも

いいから

黒字にできないか

 

 

 

というよからぬ考えが浮かびますニヤリ

 

 

 

しかし数字をよくみてください

 

 

 

本業の儲けを表す営業利益

は若干ですが黒字ですよニコニコ

 

 

 

若干の黒字とはいっても

前期の赤字からの回復は

かなりのものです爆笑

 

 

 

最終的に経常赤字に陥ったのは

 

 

コロナ禍の助成金が打ち切られた

 

 

借入金の金利負担が重い

 

 

この2点です

 

 

経営的には課題ですが

本業とは直接関係のないことです

 

 

 

 

ですから本業は改善していることを

強調し

 

 

さらに来期に向けて

 

 
①売上を増やす

 

 

②変動費率(原価率)

 を下げる

 

 

③固定費を減らす

 

 

経営改善計画を提示できれば

金融機関も理解してくれるはずです

 

 

 

下手に粉飾決算に手を染めて

見せかけの利益を計上しても

かえって信用を失うだけです物申す

 

 

 

絶対に粉飾決算

するべきではありません

 

 

 

本日も最後まで読んでいただき

ありがとうございます