vol.553
赤字に苦しむ会社のお助け相談役
株式会社シー・エス・ブレイン
代表取締役
鈴木伸治(すずきしんじ)です
目の前で火の手があがっている
こんなときはまず消化活動をする
ことが先決です
当たり前のことですよね
でも その後 出火原因を特定する
ことは非常に大切です
目の前で火災が発生しているのに
はて?
なんで火事は起こっているのだろう?
なんて考えている人はいません
でも 普段から疑問をもつことは
とても大切なことです
今の朝ドラ『虎に翼』の主人公
猪爪虎子(伊藤沙莉)が
いつも疑問に思うときの口癖
はて?🤔
世の中おかしなことばかり
起きていますから
毎日 何も考えず流されるのではなく
自分の考えと目の前に起こる現象
とが食い違う場合は
疑問をもち
まず自分で考える習慣
を身につけるべきです
会社経営におていも同じです
なぜ赤字になるのか?
このシンプルな疑問に正面から
向き合うべきです
事業を始めるにあたって資金を
投入したら(インプット)
その結果として最初の資金プラス利益
という成果があがる(アウトプット)
これを目論んで事業を開始したはず
なんです
でも それができていない
材料を仕入れて製品をつくっても
不良品が多かったり
手直しだらけで余分に経費が
かかったり
大量に仕入れすぎた材料が余って
いたりしませんか❓
また 社員の教育ができておらず
時間ばかりかかり労働生産性が低い
支払う給料の額と仕事の成果が
見合っていない
売上計上しても代金回収が進んでいない
もしくは貸倒れになっている
買掛金の支払いが早すぎて
売掛金の回収期間とのバランスが
悪すぎる
などなど考えられることは
たくさんあります
その結果 手元資金が足りなくなって
運転資金を金融機関からの借り入れ
に頼ることになってしまうんです
借りられるうちは事業を継続することが
できますが、
上記のような問題を放置していたら
いくら借入をしても足りません
どれだけ輸血しても
出血している箇所を特定して
手術をし治さなければ死んでしまう
のと同じです
まして こんな状態で売上アップで
赤字を解決しようとするのは
出血しながら100メートルを全速力
で走るようなものです🏃➡️
さらに死期を早めるかもしれません
赤字や資金繰り悪化の問題は
どこで資金が無駄に使われているのか
を特定し
なぜ そういうことになっているのか
という原因を突き止める
ことを先ずやるべきです
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます