vol.550
赤字に苦しむ会社のお助け相談役
株式会社シー・エス・ブレイン
代表取締役
鈴木伸治(すずきしんじ)です
GWが始まりましたね
みなさんはいかがお過ごしでしょうか
ニュースを見ると家族連れで
飛行機に乗って
海外旅行なんていいですね
会社の売上も
飛行機のように上昇気流にのって
伸びればよいのですがそうもいきません
飛行機は離陸してから
徐々に高度を上げていきます
安全に飛行するために
急上昇することはありません
ちょうど今から30年前
1994年4月26日
名古屋空港(小牧)にて
台北発の中華航空機がパイロットの
操縦ミスで着陸に失敗し
乗客・乗員計264人が死亡する
大事故がありました
亡くなられた方のご冥福を心より
お祈り申し上げます
あのときも着陸時に
機体が真上に急上昇し
その後 失速して急降下し
墜落しました
会社経営も飛行機の操縦に
たとえらえることがよくあります
中小零細企業の社長さんはやたら
V字回復
が好きですね
これの意味するところは
売上の急拡大
です
先ほどの飛行機の例でいうならば
機体の急上昇⤴️
これってとても危険なことなんです
経営も同じです
売上を急拡大するには
多額の仕入れや外注
経費などのコストがかかります
お金が足りないから
売上を増やそうとしているのに
先にお金が必要となる
もともとお金がないわけですから
結局 金融機関に融資を依頼する
ことになります
しかし中小零細企業が売上を急拡大する
ことはなかなうまくいきません
その結果
在庫が増え 経費も増え
借入金も増える
かえって傷口を広げるだけです
赤字が続き資金繰りに苦しむ会社は
売上の急拡大を目指すのではなく
売上は維持 もしくは やや下がって
もかまいません
それよりも
企業体質や財務体質の強化
をはかり時間をかけてじっくりと
企業体力の回復につとめる
ことです
安定気流にはいってから
売上拡大を目指しても
遅くはありません
昔から
急いては事を仕損じる
といいますよね
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます