vol.454
 
中小企業の財務経営改善に強い!
経営”守備”専門コーチ"すずしん"こと、
鈴木伸治(すずきしんじ)です。
 
 

それほど欲しくないものでも、セール
などでお値打ちに提供されていると、
ついつい商品に手が伸びて買って
しまいます。
 
 

いわゆる、衝動買いですね。
 
 

セールではありませんが、最近、各自治体
が独自のクーポンを発行して、衝動買いを
喚起しています。
 


 

先日、ある市で大盤振る舞いのクーポン
が発券されていました。
 


6週間にわたり1週間ごとにクーポンが
予定枚数だけ発券されます。
有効期限は、その1週間のみ。
 


クーポン1枚あたり500円で4枚が
割り当てられ、
 

クーポン1枚利用するにあたり1,000円
以上購入
 
クーポン2枚利用するにあたり2,000円
以上購入
 

が条件になりますウインク
 
 

そして、その1週間のうち登録店舗で
クーポンを2枚まで使うことができます。
全部利用するには、最低2店舗を回る
必要があります。
 
 
 
まあまあ面倒くさい条件ですが、
いかんせん、割引率は50%
つまり半値で購入できるとあって
大盛況‼️
 
 
 
登録店舗は、店の前には大行列ができ、
店の棚はすっからかん、といいますから、
その盛況ぶりがうかがえます爆笑
 
 

登録店舗は、対応に追われ、大変だった
とは思いますが、値下げセール
ではありませんから嬉しい悲鳴ですね笑い泣き
 
 

一方、消費者は、目先の欲にとらわれて、
右往左往し、衝動買いです。
 


このクーポンは、その市に在住していない
人にも発行し、できるだけ多くの人を集め、
その市にある店舗にお金を落としてもらう
ことを目的としています。
 
 
ですから、僕も、このクーポンを取得し、
1週間以内にすべて利用しましたラブ
 
 
 
個人の衝動買いなら、たかがしれて
いますが、企業の衝動買いとなると、
これは大問題です物申す
 
 
企業が衝動買いすることなんてあるの?
と思われる方がいるかもしれませんが、
ありますよ驚き
 
 
それは、

 
補助金頼みの投資
 

です。

 
そもそもきちんとした経営計画があり、
その中で投資計画を立てていた中で、
たまたまタイミングが合い、補助金申請
したのならよいでしょうニヤリ
 
 

でも、往々にして、補助金の申請期間
に間に合わせて、無理やり投資を案件
を決め、少しでも得をしようという
考えで始めるケースがほとんどです🉐
 
 

採択されて喜んでいると、その後、役所
からいちゃもんを付けれられ、補助金
申請額は減額されるは、膨大な資料の提出
で業務に支障が生じる始末ショボーン
 
 


確かに自分が納めた税金が補助金として
戻ってくるのは、感情的には嬉しいこと
ですが、



そもそも思いつきで行った投資ビジネス
がそう簡単に軌道に乗ることはありません。
 
 

経営に大きなインパクトを与える投資は、

 
感情ではなく、
理性を十分、働かせて
 

実行することをおすすめします。