vol.264
中小企業の財務経営改善に強い!
経営”守備”専門コーチ"すずしん"こと、
鈴木伸治(すずきしんじ)です。
毎日、暑い日が続きます。涼を求めて
遠出をする方もいるかと思いますが、
やはり近場でとなるとショッピング
センターですかね
今日もイオンシネマで映画を観ようと
出かけたのですが、駐車場が満車で
一苦労しました
観た映画は是枝裕和監督の『怪物』です。
物事はいろんな角度から見ると、それぞれ
のとらえ方があり、その真実はいかに。
大きな湖のある郊外の町。
息子を愛するシングルマザー、
生徒思いの学校教師、
そして無邪気な子供たち。
それは、
よくある子供同士のケンカに見えた。
しかし、彼らの食い違う主張は
次第に社会やメディアを巻き込み、
大事になっていく。
そしてある嵐の朝、
子供たちは忽然と姿を消した―。
映画『怪物』公式サイトより
常に社会問題に鋭く切り込む是枝監督
らしい映画でしたが、登場人物から
見た様々な角度で切り取られる映像から、
真実は、一体どこにあるのか❓
映画タイトルにもある『怪物』とは、
一体何なのか❓
これを探し求める展開でした。
この映画を観て、すぐに思い出したのが、
黒澤明監督の『羅生門』です。
1950年の映画ですから、もちろん僕は
生まれていませんので、レンタルビデオ
で観ました。
映画タイトルは、芥川龍之介の代表作
『羅生門』ですが、実際の内容は、
同氏の短編小説『藪の中』です。
1人の侍の死をめぐって、捕らえられた強盗、
死骸の発見者の木樵り、強盗を捕らえた放免
の話が語られる。
また侍の妻は清水寺で懺悔をし、侍の死霊は
巫女の口を借りて当時の有様を語る。
しかしいずれも自分を中心に語り、話は
核心部分で微妙に食い違う。
真実は不明、すべては藪の中である。
Wikipediaより
こんな話は、映画だけの話ではなくて、
普段の日常生活や仕事の上でのトラブル
においても、よくある話です。
その事件に関わった人物の立場から
語られる事実がなぜか、それぞれ
食い違うことがある
事実=真実ではありません。
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。