Vol. 023

 

中小企業の財務経営改善に強い!
経営”守備”専門コーチ"すずしん"こと、
鈴木伸治(すずきしんじ)です。

365日毎日ブログの中で
 

中小零細企業の経営者に起こる

できごとの"あるある"

をできるだけ、わかりやすく
書いていきます。

 


 

それでは本日のブログはじまります爆笑

 

 

威勢よくどんどん売上を伸ばして

いく会社は見ていて、気持ちの

いいものですね。


でも、おかしいな? 


お金が手元に残らない?


そんな経験ありませんか。

 

いやそんなことはない。


売上も伸びているし、しかも利益

も出しているんだから、

会社にお金は残るはずチュー

 

ならば、もっと売上を拡大すれば、

資金不足は解消されるんだろう。

 

その結果、さらに


資金繰りは

苦しくなる、、、、

 

どうしてなんですかね?




 

既におわかりの経営者の方が多く

いらっしゃるとは思いますが、

疑問をもっている方も少なからず

いることでしょう。

 


卸・小売業をしている会社は、

商品を仕入れて在庫をもちながら、

それを販売してお金を回収します。


製造業や建設業ならば、材料仕入や

外注先への支払いが発生するでしょう。

 

そして、飲食店や店頭売りで現金商売

をされている方以外、ほとんどの会社

が掛け取引を行っています。


 

この掛け取引が、金銭の感覚をズレ

させる要因なんですよね。



商品・材料の仕入れ代金の支払いが

先行し、販売代金の回収が後になります。


 

となると、手元のお金は、まず減って、

時間差をおいて、また増える。しかし、

また、先行してお金が減っての繰り返しショボーン

 


そして、商いが大きくなれば、

支払い代金も大きくなるので、

資金繰りが苦しくなってくるんですね。

 


たとえば、流行品を扱っていて、

いけいけドンドン大量に仕入れた

のはいいものの、ブームは去って、

全く売れなくなってしまった。


 

そして、会社の倉庫は


在庫の山滝汗ポーンゲッソリ

 

なんてことになりかねません。



 

しかも、その仕入代金の支払いは、

すぐ目の前にせまっているゲロー

 


さあ、どうします?

 


おどすわけでは、ありませんが、

現実にこういう事態になった会社は

たくさんあります。


 

売上を伸ばし、

利益を順調にあげ、

内部留保をためて

いくことは、

『経営の王道』です。

 


しかし、利益は出ているはずなのに、

なぜか資金繰りにいきづまり倒産する、

いわゆる


「黒字倒産」


がおこるのも事実です。




だから、そうなる前に、


資金繰り管理



銀行との良好な関係を築く


ことが、経営者には必須の仕事

になるんです。

 

今日は、これくらいにして、また、

お話をしていきます。

 

 

それでは、ごきげんよう