こんにちは、絵描きの円です
前回で語らせてもらった失恋トークですが、この件に関してはすごくたくさん色んなことを考えました。
キリンさんという1人の人を軸に自分のいろんな面に気付かされました。
人生のキーパーソンだったなぁ。
忘れちゃうのもったいないから、覚えてるうちに書き残しておこうと思います。
わたしには何度か繰り返している恋愛パターンがあります。
難しい選択の末わたしを選ばず相手が離れていく、というものです。
何年も引きずって復縁を願った元カレがいたんだけど、その人は病気のお母さんの方が大切だからわたしとは一緒にいられない、と言って離れて行きました。
今なら分かるよ、そんなの方便だって。
単にわたしのことが好きじゃなくなっただけだって。
でも、当時は「それでもわたしを選んでほしい!」って燃えてしまったのです。
頑張ったなぁ、いろいろと
今回のキリンさんも同じパターンでした。
お仕事の立場上、彼がわたしを選ぶ可能性は低いと分かっていたのです。
でも「だからこそ選んでほしい!」って執着してしまったんだよね。
学生時代は彼女がいる人をわざわざ好きになって苦しんでたこともあった。
それも複数回。
(不倫は無い。たぶん、自分の中で不倫はルール違反て意識が強いからだと思う。後ろ指をさされない絶妙なラインを行くのが円スタイル)
これ、何なんだろう?って不思議でした。
今回やっと思い当たるフシを見つけたのです。
何度か書いてるけど、わたしが3歳の時に弟が病気になって長期入院したことがあるんだよね。
母は赤ちゃんだった弟につきそって一緒に入院したので、わたしは祖母の家に1人で預けられました。
この体験が自覚してる以上にトラウマなようで…
この時、わたしは自分が見捨てられて弟が選ばれたんだと感じてしまったのです。
端的に言うと傷ついた。
弟の方が愛されていてわたしは愛されていないんだ、と思い込んでしまいました。
大人になってからは恋愛関係で3歳の再演を繰り返しました。
大事なものがある人が、それを捨ててわたしを選んでくれることを望んでた。
わたしにとってはそれが愛情の証だったんだよね。
3歳の時に望んでいた体験をして傷を癒したかったんだと思う。
でも根底に「わたしは愛されない(選ばれない)」があるから結局期待通りにはならない。
しかも、叶わなければ叶わないほど「選んでほしい!」って1人で燃え上がってしまう。
何度やっても「やっぱりわたしは選ばれない方なんだ。愛されないんだ」って確認して戻ってくるだけでした。
これ、全部無意識なんだぜ?
すっごい茶番劇だろ?
ここで「お父さんもお母さんもあなたを愛していたのよ。あなたはちゃんと愛されていたの」という意見もあるでしょうが…
そういうのは、まぁ、あれだ。
知らん。
親側に配慮が欠けていたのはわたしがよく知っているのです。
大人たちからのケアが足りなかったせいで不安で辛くて傷ついたのは事実。
でもそれはわたしが「愛されない人間」だったからじゃない。
親側に愛情を伝えて安心させる能力が足りてなかったせい。
親が当時どんなに大変だったかはわたしには分かりません。
できる限りの努力はしたのかも知れない。
でも、3歳だったわたしはすーっごく傷ついたのよ。
それはもう全面的に大人たちの責任なのよ。
で、わたしは「選ばれない人間」じゃないし「愛されない人間」でもない。
そう感じてしまう扱いを3歳の時に一度受けただけの「選ばれてもいい人間」だし「愛されてもいい人間」なのです。
だからさ、その茶番劇、もうやめよう?
「わたしを選んで!」って頑張らなくてもいい人と一緒にいようよ。
…てなことが、失恋後考えたことの1つでした。
ではでは、読んでくれてありがとう。
またね