7月19日(金)18:30開演

有楽町よみうりホールにて、
ENTERTAINMENT DANCE PERFORMANCE
「BOLERO-最終章-」を観てきました。

■スタッフ
総合演出:植木豪
共同演出:中塚皓平
企画・構成:栫 ヒロ
音楽:la malinconica
総合振付:大村俊介〔SHUN〕
振付:原田 薫 森 優貴 長澤風海 
   木野村温子 中塚皓平 植木 豪

【出演】
東山義久 三浦宏規 蘭乃はな
穴沢裕介 木村咲哉 鈴木凌平 
髙橋慈生 田村允宏 長澤風海
中塚皓平 早川一矢 MAOTO
望月凛 山崎感音 山野光

前から3列目のセンターブロック。
このホール、1階席は階段状ではなく
緩い傾斜のスロープ状。
前方席はほぼ平坦。千鳥でもなく、
目の前に背の高い方が座られてたので
舞台中央はほぼ見えませんでした(泣)

ここでCLUB SEVENやるのか……。
左右席や2階席の方がずっと、
観やすそうな気がするぞ。

ステージは2階建てで、中央に赤い階段。

1階下手(2階舞台の下)にバンドブース。

左右には大きな赤い布が下がっています。


皓ちゃんは踊るけど黒子っぽいw
小道具運んできたり、階段動かしたり、
布を階段に掛けたり、お仕事してます。

で。全編台詞なしのノンバーバルの
ダンス公演ですので、私の解釈違いの
可能性も多々ございます。

オープニングは群舞。
続いて、東山くん、三浦くん、蘭乃さん。
蘭乃さんと三浦くんは姉弟の設定。
三浦くんは両目に布を巻いて踊るので、
盲目設定と思われます。
目に布を巻いて、階段で踊ってるの、
観ててもちょっと怖い。

東山くんに魅かれる蘭はなちゃん。
割と分かりやすい2人の濃厚な場面あり。
でも東山くんはつれなくトゲトゲしい。
そしてその後、乱れた白布(シーツ)を
手に取り嫉妬に狂う感じの三浦くんが
この時点で倒錯した関係が浮かびます。
こんな直接的に指摘的なパフォーマンス、
東山くんには珍しい気がします。

この3人の物語を芯に、
他のダンサーたちのシーンが
織り込まれていきます。

中盤の、赤い衣装のシーン。
背高めの男性4人が出てきて踊り、
そこに東山くんが登場。
ボスと手下4名かなと思っていたら、
東山くんが皓ちゃんに蹴られて
普通に倒れてた。なんだこのシーンw

雨のシーンの振付は皓ちゃん。
宝塚の男役さんの振りっぽい。
恰好よいし、きびきび小気味よいけど、
ダイナミックさにはちょっと欠ける。
前みたいな大ジャンプも欲しい……。

その後の光る小道具を使ったシーンは
もちろん植木豪くん振付。分かりやすい。

田村允宏さんと早川一矢さんの
アクロバットチーム、迫力満点。
階段とか狭いところでも
くるくるビョンビョン。素晴らしい。

ラストシーン。
三浦くんと東山くんの関係に嫉妬し
気が狂ったような蘭はなちゃん。
ついに彼女がこの関係に幕を引く。

そしてフィナーレは「BOLERO」。
全員で華やかに踊り続けます。
できるなら、もっと広い舞台で観たかった。

この回はスペシャルカーテンコールが
あって、全員で踊ってくれて、
動画撮影とかもOKだったのだけど、
私の席からはセンターが見えないので
撮影は早々に諦めました。
せっかくなのでこの目で記憶に
納めてまいりました。

蘭はなちゃんの狂気の踊りは
かざみんの振付。
BOLERO、かざみん(&東山氏)は皆勤賞。
前回は子役(違う)だったけど、
今回はかざみんも大人な感じ。

三浦くんを最初に観たのは、

2014年1月の青山円形劇場『BLUE WHITE』。

まだ14歳、中学3年生、妖精だった。
こんなに大きくなってねぇ(孫を見る目)。

東山氏は、舞台センターで踊っている姿を
ほとんど観られなかったは悔しいのですが、
人と絡むストーリー性のダンスは
久しぶりに観られたので嬉しかったな。

今回背の高いメンバーも多かったので、
特別皓ちゃんが目立ちはしなかったけど
やはり手足の動きが美しい。たまらん。
いい舞台公演でした。もう1回観たかった。
(スケジュール的に無理なのです…)

リーダーも皓ちゃんも次の年代が
見えてきているお年頃。
踊らなくなることはないとしても、
踊り方は変わっていくのだと思います。
その時その時の最高のダンスを
これからも観ていけたら嬉しい、うん。

あとこの回、泉見くんも観てたっぽい。
うひゃう。