8月5日(土)ソワレ、帝国劇場で

「ムーラン・ルージュ」を観てきました。
1階M列のサブセン。
1か月振りのムーランルージュです。

■キャスト ※上記回のキャスト
サティーン:望海風斗
クリスチャン:井上芳雄
ハロルド・ジドラー:松村雄基
ロートレック:上川一哉
デューク(モンロス公爵):K
サンティアゴ:中井智彦
ニニ:藤森蓮華

ラ・ショコラ:菅谷真理恵
アラビア:MARIA-E
ベイビードール:大音智海

乾直樹 加藤さや香 加藤翔多郎 酒井航
篠本りの 杉原由梨乃 仙名立宗 
高橋伊久磨 田川景一 田口恵那 
茶谷健太 富田亜希 三岳慎之助
宮河愛一郎 米島史子

7月にも見ているメインキャストは、
サティーンの望海風斗さんと、
ニニの藤森蓮華さん、

菅谷真理恵さん、MARIA-Eさんのみ。



ムーラン・ルージュの支配人は松村雄基さん。

悪くはないのよ。うん。
でも先にさとしさんジドラーを

観てしまっているが故にちょっと物足りない。


そして公爵役のK氏。
以前、東宝RENTでロジャーやってたね。
こちらも悪くはないのよ。

ただ、伊礼くんの「生まれながらの貴族枠」が

強力すぎて、幻影が邪魔をする。

クリスチャン役の井上くん。
もちろん文句なく上手い。
でもやはりちょっと貫禄が見えてしまう。
なかなか「井上くんが演じている」という
フィルターを外して観るのが難しい。

サティーンの最期のシーンはサイゴンぽい。

(もしくは「恵みの雨」だけど、

 井上くんは出演していないので)

望海サティーンはやはり、
身体が弱っていくお芝居が秀逸。
宝塚のトップスター時代、
最終的に死んじゃう役が多かったと
聞いたことがありますが、
でもそれは男役としてですもんね。
「ガイズ&ドールズ」では
そのコメディエンヌっぷりを発揮した
と思ったら、今回は椿姫。
振り幅広い「女優」さんです。

先月一度観てるので、
歌詞やダンスやセットなど、
キョロキョロ観ていられました。
ジュークボックスミュージカルだけど、
ワンフレーズだけの豪華な使用で
和訳されちゃうとわからん~~~。

「SOUND OF MUSIC」やMadonnna、
Katy Perry、The Beatles、Sting、
David Bowie、そして「YOUR SONG」。
「Lady Marmalade」はCLUB SEVENで使われたっけな。
Phil Collinsが判別できなかったのが悔しい。

ロートレックたちに勧められて
クリスチャンが口にするお酒は
「緑の妖精」ことアブサン酒。
近世のヨーロッパの物語にはよく出てくるし、
ロートレックやゴッホが中毒者だったのも有名。

製造販売中止されたこともあるけど、

今は安全なアブサン酒が販売されています。

私、たぶん飲んだことないなぁ。

おけぴ貸切公演だったので、
終演後にキャストご挨拶がありました。
井上くんと望海さんがわやくちゃご挨拶。
いろいろなプレイガイドの
マスコットキャラクターの話になり、
他社の話をし始める井上くんw
望海さんからの情報によると、
おけぴさんのキャラクター名は
「桶 ぴい次郎」。お兄ちゃんは太郎。
そしておけぴ創始者の山野上さんは
「ぷりん友の会」の会長さんだそう。

サティーンの最期のシーンで、
周りの席からすすり泣く声が
ちらほら聞こえてきていました。
私、これでは泣けないな。
泣けなくなっちゃったんだなーと
しんみりした気持ちになっちゃいました。