2022年11月30日(水)18時

「ショー・マスト・ゴー・オン」を

世田谷パブリックシアターで観てきました。

三軒茶屋へ行くのは久しぶり。

山手線から田園都市線への乗り換えが
無事にできるのか、私!?
(仕事終わり→開演まで時間ギリギリ)

結果。渋谷はダンジョン化しているけど、

山手線から田園都市線への

乗り換えのルートは以前のまま。
ハチ公口から地下へ降りるルート、
20年前くらいから変わってないのかな。
無事、間に合いました。

◆キャスト
新藤(舞台監督):鈴木京香
木戸(演出部):ウエンツ瑛士
のえ(演出部):秋元才加

宇沢(主演俳優):尾上松也
あずさ(劇団員):シルビア・グラブ
矢代(劇団員):大野康広

七右衛門(小道具):新納慎也
栗林(脚本家):今井朋彦
野原(スタッフ):峯村リエ
尾木(ピアノ):荻野清子

万城目(父):小林隆

鱧瀬(医師):浅野和之

中島(客):藤本隆宏
浅倉(ダンサー):小澤雄太
木村さん(演出家助手):井上小百合
大瀬(プロデューサー):中島亜梨沙


ある劇団の公演『萬マクベス』における、

シチュエーションコメディ(シットコム)。
主演俳優である座長は泥酔状態。
外国人演出家は迷子になって現れない。
若手の演出部スタッフも一人来ない。
ミュージシャンの一人も来ない。
舞台監督の新藤と演出部メンバーを中心に
この日の公演を無事に開演させようと
舞台袖での大奮闘が始まる。


三谷さんの舞台公演観るの久しぶりだー。
そして『鎌倉殿の13人』メンバーばかりw
私が観た回は、Allキャスト勢揃い。
三谷さんの代役も観てみたかったけど、
やっぱりお稽古してきたキャストで観たいですからね。

東京サンシャインボーイズの初演・再演では
西村雅彦さんが演じていた新藤。
今回は京香さん。
冷静な司令塔ではあるのだけど、
穴のある人でもあって。
この公演の屋台骨です。

木戸役は、伊藤俊人さんが演じてたそう。
ウエンツ君と秋元さんは若い分
とにかくよく動く。演出部だしね。
のえ役には、内緒の別設定があるので
伏線回収がきた時は驚きでした。

松也くん演じる宇沢は、昭和の役者。
それをカバーさせられるのがビア様です。

七右衛門役は再演時は梶原善さん。
今回が新納くん。善児から全成へ。
自由人。これは難しい役だなー。

今井さん演じる栗林は、
当て書きのようにしっくりきてました。
今井さんはいつも安定度が高くて素敵。

荻野さんを劇伴のまま舞台に置いて
キャストとして扱うのズルいw
リエさんと二人、楽しそう。

佐渡島父の小林隆さん。
再演と同じ役を演じてらっしゃいます。
そして医師を演じる浅野さん。
現状、三谷さんは、
小林さん、シルビア、浅野さんの
代役をこなされているわけですが、
佐渡島父役はちょっと観てみたかったかも。
(あずさと医者は想像はできる)。

初演再演に比べ、役が増えていて、
それが必要かは微妙な感じですが、
三谷さん曰く、この演目は
「裏方さんへの応援歌」とのこと。納得。

福岡、京都公演を経て
東京では12月27日まで。
すでに無事ではないけれど、
千秋楽まで走り抜けられますように。