借りぐらしのアリエッティ、観てきました。

原作の「床下の小人たち」とは別物として受け止めています。
そもそも原作はイギリスが舞台ですものね。


心臓に持病をもつ少年、翔(しょう)が
療養と手術のために、田舎のお屋敷にやってきた。
その家の床下には、小人たちが暮らしていた。
小人たちは様々なものを、人間から盗んで暮らしている。
小人たちはそれを「借りる」と表現するのだ。
小人のアリエッティは14歳。
彼女は初めて「借り(つまり、狩り)」に出た。。。


アリエッティの声を当てた志田未来ちゃん、
翔役の神木隆之介くんは、なかなかに良かったです。
(ワタクシ実は、神木くんのファンです)
個人的にはプロの声優さんで聞きたいと思うんですが、
このお二人はピッタリとハマっていました。
大竹しのぶさんと樹木希林さんは、声からのイメージが強すぎて、
ご本人の顔が浮かんできちゃうのですよね…。


映像はジブリですし、文句なく美しい。
小人目線で描かれるであろう大きな昆虫を心配しましたが、
そんなにグロテスクじゃなくてホッとしました(笑)

本編は1時間半強。最近の映画にしては短め。
ガッと盛り上がったりはせず、淡々とお話が進みます。
物足りなさは否めませんが、切なさの溢れたお話です。


私の部屋から色々なものが失くなるのは、
小人さんが借りていっちゃうからに違いない!
…ってみんな思うよね?