しばらく前に発表されていましたが、

ミュージカル「二都物語」が再演されます。

2025年5月に明治座で。

チャールズ・ディケンズの名作が、

12年振りの再演です。初演は2013年の夏。

もう12年も経つのか……。


■キャスト

シドニー・カートン:井上芳雄
チャールズ・ダーニー:浦井健治
ルーシー・マネット:潤花

マダム・ドファルジュ:未来優希
サン・テヴレモンド侯爵:岡幸二郎
バーサッド:福井貴一
ジェリー・クランチャー:宮川浩

ドファルジュ:橋本さとし
ドクター・マネット:福井晶一

■翻訳・演出:鵜山仁


私、初演の時に東京會舘で行われた

製作発表にオーディエンス参加したのですが

(抽選で当たって、参加できた)、

浦井くんの暴走は今も忘れていません。


「あなたにとっての二都はどこ?」
との質問に、「帝劇と東京會舘」と答えた

浦井くん。どっちも都市じゃない。

ニ劇場だとしても、東京會舘は劇場じゃないw

井上くんのツッコミ総攻撃たるや。


ルーシーは、今回は潤花さんに。
宝塚の元娘役トップスターさんですね。

マダム・ドファルジュは、未来優希さんに。

昨日帝劇で観てきたーw

お話はラストのお針子さんのエピソードが

少し救いにはなるけど、
明るいお話じゃないのよね。むーん。

浦井くんの役名チャールズは、

フランス語ではシャルル。ふっふっふ。

浦井くんの「明治座探検隊」とか

やってほしいぞ。楽しそう。


明治座は帝劇より500席くらいキャパ減。

チケットはどうなるかな?

2か月後の今年10月、

藤岡正明くんが企画・演出を務める
ミュージックコンサートが、
玉川せせらぎホールで開催されます。

3回目の開催です。


■スタッフ
企画・演出:藤岡正明
音楽監督:村井一帆

■出演
spi ソニン 林翔太 東山義久
藤岡正明 ほか

■スケジュール
10月26日(土) 18:00
10月27日(日) 12:30 / 17:00

■会場
玉川せせらぎホール
(大井町線等々力駅下車すぐ)

■チケット(全席指定)
・SS席 12,500円
・S席 11,000円
・A席 10,000円
・B席 7,000円


女性キャストについては、

オーディションが実施されるとのこと。

藤岡くんと伊礼彼方くんとソニンが審査員。
ソニンは出演者だからともかく、
伊礼くんも審査員なのね。

8月24日(土)ソワレ、帝国劇場で

ミュージカル「モーツァルト!」を観劇。

席は2階席の左右どセンター。


実は今年、初の帝国劇場でした。

私が持ってたジョジョのチケットの日は

中止になっちゃったんですもん。


■キャスト
ヴォルフガング:古川雄大
コンスタンツェ:真彩希帆

ナンネール:大塚千弘
ヴァルトシュテッテン男爵夫人:涼風真世

コロレド大司教:山口祐一郎
レオポルト:市村正親

セシリア・ウェーバー:未来優希
エマヌエル・シカネーダー:遠⼭裕介
アントン・メスマー:松井工
アルコ伯爵:中⻄勝之
アマデ:若杉葉奈

朝隈濯朗 安部誠司 荒木啓佑

奥山寛 後藤晋彦 木暮真一郎

田中秀哉 西尾郁海 廣瀬孝輔

港幸樹 山名孝幸 脇卓史

彩花まり 池谷祐子 伊宮理恵

樺島麻美 久信田敦子 鈴木サアヤ
原広実 松田未莉亜 

安岡千夏 柳本奈都子



京本大我くんのヴォルフは、

チケット取れなかったよ……。

古川ヴォルフは何度か観てますが、
今回が一番良かったかな。
最初の時は細くて体力なくて
どうなることかと思ったけど、
今回は安心して観ていられました。

古川くん、もう37歳なのか!

井上くんも育三郎くんも、
モーツァルトが亡くなった35歳で
ヴォルフを卒業しているので
(アッキーはもっと早かった)、
古川ヴォルフはこれがラストかもね。

コンスに「♪他の人と全然違う」
と言われるところ、Breakin'の
フロアから片手倒立を失敗
(失敗はわざとだと思われる)
してました。
衣装も一部変わってましたね。

コンスタンツェには真彩ちゃん。
いわゆる「悪妻」には見えなかった。
それが真彩ちゃんの役作りなんでしょう、
いいと思います。

台詞は意外と低音でちょっとビックリ。

もちろん歌は文句なく。

危うさのあるコンス。強い女ではない。

腕の細さが一層儚さを醸し出す。

プラター公園の衣装、赤いの可愛いけど、

ゼンマイ仕掛けも可愛いのになー。


ナンネールにちーちゃん。嬉しい。

高橋由美子ナンネを思い出す感じ。

過去のナンネは諦め感が強かったように

思うけど、ちーちゃんナンネからは

怒りや恨みの片鱗も見えたような。

祐一郎さんとナンネは舞台上で絡むシーンは

ないのだよね。そこは残念。

涼風さんの男爵夫人。

いつも高音も綺麗に出されるのだけど、

この回はちょっと調子悪かったのかな?

喉がガサガサしてた感じ。


コンスのママが阿知波さんじゃない!
(今、ビリー・エリオット出演中)
寂しい~。TdVにもいないし~。
でも未来さんのセシリアも

いい感じに悪ババァ(誉めてる)。


シカネーダーはね、
思うところはいろいろあるが、
圭吾さんの後任としては
よいキャスティングだと思います。

パパ。市村さんも今回までだろうか。

自分が親世代の歳になって観ると、

単純に「毒親」とも言い難くなってくる。

こういうところはやはり

市村さんは上手いなー。

コロラドに孫を推薦するあたりの

静かな狂気は恐ろしい。


コロレド大司教。久しぶりに

あのトンチキ手振り(スミマセン)も

観られて、私は大満足です。

コロレドは人外だし(←違う)。

トイレシーンは馬への水遣りになってたw

でも芸術に理解があり、研究も怠らず、

根回しも上手く、能力は高い。

お城の伯爵様とは逆に、
十字架の衣装を着てらっしゃいます。
ふふふふふ。

前回観た時も思ったけど、

ラストシーンは前の演出の方が好き。


次の「M!」の公演の時には、
たぶんキャストがいろいろ変わるでしょう。
でも名曲揃いで、舞台装置も素敵で、
いい演目なので、これからもずっと
続いていってほしい。
帰り道につい鼻歌歌っちゃうもん。
「♪もし彼が天に召され~」

とかちょっと不穏だけどw

数年前からやってる「東海道を歩く」シリーズ。

箱根路は、実際のところ
旧街道は畑宿の方ですが、
我々は、足の負担を考え、
箱根駅伝で走る路を歩いています。
※小田原までは、ちょこちょこと
 旧東海道を歩いていました。

国道1号線の最高地点の少し手前から、

宮ノ下に向けて下っていきます。

暑い7月に歩いたんですが、

山の上は東京に比べたらだいぶ涼しくて。

まだ紫陽花も咲いているし、

ヤマユリもたくさん。



時折、せせらぎの音も
耳にしながら、ひだすら下り。
小涌園のあたりまでくると

ユネッサンの建物やホテルの屋外プールから

はしゃぎ声が聞こえてきて。

箱根登山鉄道の踏切を越え
宮ノ下でちょっと休憩。

渡邉ベーカリーさんへ。

富士屋ホテル。

20年くらい前に、1回だけ泊まったなー。


湯本へ戻ってしらす丼を食べ、

熱海へ足を延ばし、温泉で1泊して帰宅。


途中、縁石を踏み外して転びそうになり、

変な態勢でこらえた時に全身に力が入り、

その後2日間、足が筋肉痛で
階段を昇れませんでした。
歳をとったものです……。

でもこののんびり散策シリーズも

あと1回、芦ノ湖まででいったん終了。

やっぱりどこかで一泊したい。
今からは宿探しですw
(むしろそちらが目的か?)

ちまっとした夏休み。

JR東日本のCMで、吉永小百合さんが

撮影をされたお寺へ行ってきました。


鈴立山若松寺。
れいりゅうざんじゃくしょうじ、
と読みます。
「若松観音」(わかまつ観音)
とも呼ばれます。

和銅元年(708年)に行基が開山。
観音信仰が栄えた室町時代に、
最上三十三観音の第一番札所
となった古刹です。

山形県天童市の天童温泉街の
東側に位置しています。

花笠音頭の歌詞にも
「めでためでたの若松さまよ
 枝も栄える葉も茂る」
と謳われています。
「西の出雲、東の若松」と言われる
縁結び観音ですが、小さなお寺です。

若松寺の標高は400m。
車でひたすら坂道を登ります。
最寄り駅からは7kmくらいあるし、
坂は急坂。路線バスもない。
山の上にポツンとあるお寺なので
独りでのお参りはお勧めしません。

本坊でご住職から御朱印を受けて。


さらに階段を昇り、観音堂へ。
(写真はリーフレットより)
本坊も観音堂も、靴を脱いで
中へ入ることができました。
重要文化財の聖観音菩薩立像は
秘仏なので見られませんが、

それもまたよし。


実は私の母方の家は、

若松観音と所縁があります。
母の実家は、後継ぎが途絶え、
消滅を待つだけの家ですが、
元々は豪農といってよい家で、
敷地内に観音堂がありました。

その観音堂(祠)には、
大人が抱えられる程度の
大きい石が祀られていました。
その石はその昔、
若松観音を北の方から
若松寺に移動させる際に、
その石の上で休憩させたという
かなり眉唾モノの謂れがありw
昨年の墓じまい、仏壇じまいの
際に、その祠も閉じました。
祀っていた石は、魂抜きをして
地中に埋めています。

なので、ご本尊のあるお寺に
一度行っておきたいなーと
思っていたところ、
まさかのTV CMで放映されてて、
思い立ったのでありました。
よしよし、思い残すことなしっ。