画像:(319) Pinterest

 

 

2020年製作 フィンランド・スウェーデン合作
              
監督:ザイダ・バリルート

原案:エーバ・プトロ ヤルノ・エロネン
出演:アルマ・ポウスティ クリスタ・コソネン

映画『TOVE(原題)』オフィシャルサイト (klockworx-v.com)

 

 

劇場で観たかったのに、見逃してしまった

ムーミンの生みの親「トーベ・ヤンソン」さんの伝記映画です。

 

ムーミンといえば、私としては年代的に

♪ねぇムーミン、こっちむいて 恥ずかしがらないで~

の、アニメ主題歌が思い浮かびあがりますが、

映画の内容はなかなかショッキングです。

 

トーベさんは、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園で観た、

写真パネルの印象が強いのですが、写真の印象そのままに

アーティストです!といった性質が映画で描かれていました。

子供向け作品のムーミンとは違い、お酒やたばこ、

愛やセクシャリティーに関することがほぼ、といっていいくらい

強調されています。

 

しかし、戦争や本業の画家の仕事といった

シビアな生活の描写の合間に登場する、ムーミンや他のキャラたちは

砂漠の中のオアシスのように優しい潤いを与えてくれます。

 

トーベさんが情熱的な愛を注いだ対象は女性でした。

演出家で華やかな、そして浮気性?なヴィヴィカという女性ですが、

トフスランとビフスランの名付け親でもあります。

トーベさんが喜ぶような可愛い会話を投げかける優しい人。

私はそんな印象を持ちました。

 

精力的に仕事をこなしつつ、ヴィヴィカと別れ(でもずっと親友)、

やがてトゥーリッキという友達と同居することなります。

私はトゥーリッキと過ごした小屋が好きで好きで、いつか

同じようなアトリエを持ちたいと憧れ続けてきましたが、

願望が叶う日が来るのかどうか。。(映画に小屋は出てきません)

 

最後、エンドロールで楽しそうに草むらで踊っている

トーベさんが印象的です(踊り慣れていてお上手です)。

 

画家として挫折しなかったら、

ムーミンは世界的に有名にはならなかった。

インタビューで答えるトーベさん。

 

アーティストの人生って皮肉だな~としみじみ感じた映画でした。

 

 

 

 

 

 

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