No.11 【小周天】真気発動を可能
とし大周天へ繋がる瞑想法!!前編
YouTube動画です
今回から中国の神秘行である仙道について焦点を当てた
お話をしていきたいと思います。
まず仙道で一番最初にマスターしなければいけないのが、
小周天と呼ばれる瞑想法になり、この瞑想方法は基礎的な
ものになるんですが出来るようになるまで結構大変かもし
れません
正直、仙道は奥が深く正確に理解して実践するのってかな
り難しいですが現時点で存在する情報を頼りに整理してい
き紹介していきたいと思います。
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～【小周天とは】～
小周天は中国の神秘行である仙道や気功法で行われている
瞑想方法で仙道では初歩的な位置づけになります
この方法は基礎であるため築基の法と言われたり、精を気
に変える段階なので、煉精化気とも呼ばれることもありま
す
昔の中国では病気治療のために小周天を行ったりしたそう
です
仙道独特の呼吸法と意識の集中により、、丹田に陽気とい
う熱く感じる、気のエネルギーを発生させ正中線上にある
経絡と言われる気の通り道に通していく瞑想方法になります
この熱く感じる陽気を督脈という気の通り道に沿って尾骶
骨に流し、さらに呼吸法にて背筋にそって上昇させていき
頭頂まで上げていきます
頭頂まで上がったら陽気の感覚を泥丸というツボに止めて
温養という意識の集中を行います
こういったことを行っていると熱い感覚だった陽気がやが
て冷たい感覚に変わります。
質の変わった陽気を額に持っていき喉と胸に流して正中線
上を下していき出発点の丹田に戻します
頭頂から丹田に流すルートを任脈と呼び、督脈と任脈に陽気
を回し一周させる瞑想法を仙道では小周天といいます。
また、陽気を背筋に沿って上昇させることを進陽火といい
身体の前面に下すプロセスを退陰符といいます。
この一周が出きた後は毎日、背中の夾脊・頭頂の泥丸・胸
部の 膻中 ・そして丹田といった各ツボに陽気をとどめ、
意識の集中を行い強化していきます
こういったことを長期間行っていくと、陽気は濃厚な質に
変わっていき同時に閉じたマブタの裏にモヤのようなもの
が現れ、それが光となり見えはじめます。
これが一般に丹光と言われているものだと考えられます。
この光が見えだしたら陽気を特定の場所に置いたまま見え
てきた、光と陽気を意識で融合させるイメージで瞑想を行
っていきます。
こういったことを長期間、行っていくとこの光が小薬とい
った別の丹に変化していきます。
小薬を更に、小周天のルートで300周させると大薬ができ
るとされています
この大薬段階の前後で真気発動ということが起こり背骨に
沿ってエネルギーが上昇し、頭頂を通ります。
真気が背骨の中を通ることを真通と言います。
ちなみに、この真気発動とはヨーガでいうクンダリニー覚
醒のことになります
小周天は基礎と言われてはいますが真気を解放し大周天状
態に至る方法であるため最も重要な行法と言えるかもしれ
ません