イングランド王ヘンリー1世王女、マティルダと第1の夫、神聖ローマ皇帝ハインリヒ5世の関係系図です。
ハインリヒ5世とマティルダの間には子供がなく、ザーリアー朝の男系は断絶し、神聖ローマ皇位は、ハインリヒ5世の姉・アグネスの嫁ぎ先であるホーエンシュタウフェン家へと引き継がれます。
1125年にハインリヒ5世と死別したマティルダは、3年後の1128年にアンジュー伯ジョフロワ5世と再婚します。
(マティルダとジョフロワ5世の関係は、ノルマンディー公ギヨーム3世&マティルド・ダンジューの関係と共通していますので、こちらを参照してください)
このときマティルダは26歳ですが、ジョフロワはなんと15歳、11歳年上の姉さん女房、、、まぁこの時代に、若くして結婚なんてのは当たり前でしたが☆
しかし1151年、ジョフロワとも死別し、長男のアンリがアンジュー伯位、ノルマンディー公位を継承し、やがて1154年にイングランド王ヘンリー2世となり、プランタジネット朝の幕開けとなります。
ヘンリー2世がイングランド王位を継承して13年後、マティルダは王母として1167年にこの世を去ります。
イングランド王女→神聖ローマ皇后→アンジュー伯妃→イングランド対立王→最後にイングランド王母、、、と、波乱万丈な人生でしたね、、、
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