イングランド王ヘンリー1世の長男・ウィリアム王子の関係系図です。
名目上ノルマンディー公位を継承しているため、「ノルマンディー公ギヨーム3世」と称しているサイトもあります。

 

ウィリアム王子は、1119年にアンジュー伯フルク5世の娘・マティルドと結婚します。
ウィリアム王子の死後、ウィリアム王子の姉・マティルダ王女は、マティルド王太子妃の弟・アンジュー伯ジョフロワ5世と結婚します。
中世ハプスブルクお得意の「二重結婚」が早くも登場しますが、この姉弟の婚姻も、結構英仏間で複雑な背景があったそうで、、、(あとはWiki見てくださいw)

 

1120年11月20日、ウィリアム王子は弟リチャード王子、異母姉であるPerche伯爵夫人・マティルダ等々と共に、ホワイトシップ号の遭難で、わずか17歳で亡くなってしまいます。
幸いにもマティルド妃は、別の船に乗っていたために難を逃れましたが、14歳にして未亡人となった王太子妃は修道院に入り、1155年まで余生を送ります。

 

王位継承者を一度に2人も失ったヘンリー1世は、王位継承問題を解決すべく、アデライザ・オブ・ルーヴァンと再婚しますが、新たな世継ぎをもうけることはできず、娘のマティルダを王位継承者として1135年に亡くなります。

 

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