カメラ、少々困りごと...
今日の記事は単なる嘆きで、深い意味はほとんどありません...
○適当な高倍率コンデジがない
5年前、WX350を導入した記事があります。
実は今年8月、ズームを3.5倍以上にした際に
画角が勝手に上下に振られてしまう現象が発生。
これは動画撮影中も同様。
3倍ズームまでに制限して使う分には支障はありませんが、
それではコンパクトズーム機としてのメリットがありません...
というわけで後継機を探すわけですが...
びっくりするくらい、選択肢がないんですよね...
ソニー機(Cybershot)に限ってみていくと、
上記記事でも触れているとおり、以前はHXシリーズを使用しておりました。
既に中古に出回ること自体も少なくなりましたね。
HX90V、99Vより後の世代はもはやコンデジではなくなってしまい、
個人的な機動性からすると、もはや選ぶ理由はありません。
現状使用しているWXシリーズについては
当方、WX500も1台所有しているものの、500は大きくて重たいことが難点
(総重量はWX350:164g、WX500:236g... さすがに有意な差がある)。
何よりもWX500は広角撮影時、特に中心部以外のフォーカスが甘くなる傾向があり、
F値制御を手動でできないWXシリーズとしてはなかなか使い勝手の悪さを感じております...
WX800は4K動画撮影ができる進化を遂げているものの、
今のところ4K撮影の必要がないこともあり、ましてや価格が高いことも相まって選外な感じです。
よってWX350がメインのままでよい感じです。
あとは中古でも出回っている数の多い、RX100。
1インチCOMSセンサーの高級機ですが、
M5世代以前は光学3倍ズームどまり、M6世代以降でも8倍。
重くて大きく、かつズームは利かないため、
個人的にはあまり選ぶ理由がありません...
しかもM6は中古でも10万円を大きく超える機種。
それならいっそのこと一眼デビューしたほうが良いような気も...
そして現状の市販品を見てみると...
もはやVlog用カメラしかない状況です。
価格が10万円以上もして、やはり光学ズームも大してないとなると
個人的には需要が全くありません...
他社の市販品でも、高倍率ズーム機は
CanonのPowerShot SX740だけになってしまいました...
機能上はかつてのHXシリーズのように、
手動でISO感度や露出時間を変化させることができるカメラで、
動画もFullHDで60fpsに対応、出力形式もMP4(H.264)と標準的。
選択肢にはなり得るのでしょうけど、
メモリカード&バッテリー込みの重量は299gとかなり重く大きい
(WX350比だと2倍近い)こともあり、手軽な携行性とは言い難いところ。
そもそもSX740も発売後5年が経過し、
このジャンルの後継者がもはや存在していないことが気になりますね...
というわけで、自分に見合う高倍率コンデジの選択肢がないという凄惨な状況。
先のトラブルでWX350(白)の中古品をソフマップで1台買いましたが、
価格は何と28,000円。
...5年前に中古で購入した際は15,800円でしたので、
実に倍近い価格に上昇してしまったということです。
あらゆる物価が上昇してしまった状況下ではありますが、
そのくらい、需要と供給のバランスが悪い
(探している人は多いが、品不足)という状況にあるのでしょうかね...
なお、WX350の状態の良い中古品はあまり出回っておらず、
出てきても比較的早くに売れてしまう感じです。
唯一救いなのは、店頭でもかろうじて電池(NP-BX1)が手に入ったこと。
HX30Vのときは、もうNP-GX1の入手に苦労したこともあり、
今回は当面の利用を見越して1個買っておいた次第です。
デジカメはスマホの高性能化ですっかり追いやられてしまった分野のひとつ。
とはいえ各メーカーには、何とかこの辺りのスペック
(光学ズーム20倍で200g未満など)を維持したラインナップを維持していただけたらなぁ、
と思うのは当方だけではないと思いたいですね...
○HERO8 Blackも電池が微妙な状況
滑走動画をはじめ、手振れに強いアクションカメラとして導入したGoPro HERO8 Black。
こちらも電池は悲しい状況。
昨年の2月頃はまだ店頭で普通に入手出来ていた(3,300円)のですが、
9月以降、どこを探してもバッテリーだけの販売は見かけない状況に。
今も2個の電池を同時に充電できる充電器付きのもの(約7,000円)は売っているものの、
充電器は既に手元にひとつあり、これを買うのは非常にコスパが悪い...
その割には、新品を買ってもへたりが早い...
(さらに現行機種系列のHERO9~12では使えない...)
HERO8はTypeC充電口に外部からアクセスできる
交換用のパススルードアが提供されなかったこともあり、
結局のちにメディアモジュラーを中古ながら用意して、
外付けバッテリーでも運用できるようにしてみたのですが、
だいぶ本体が大きくなってしまい、小型筐体のメリットが活かせません...
かといってメディアモジュラーは純正ドアを外して装着する関係上、
純正ドアも持ち歩かないと安易に着脱できません。
一度メディアモジュラーを装着して外出すると、そのまま使い続けることが前提です。
導入から4年、さすがに買い替えか...
というわけで、今ならまだ店頭でHERO9~12がすべて併売されているため
コストと性能のバランス的にHERO10 Blackへの買い替えを検討していたものの、
近所のノジマでHERO9 Blackが税別29,400円で販売されていたこともあり、
それならば...ということで、HERO9 Blackを購入。
もちろん予備バッテリーもひとまず1個購入し、
またのちにTypeC充電口をパススルーにするドアオプションも購入。
HERO8にメディアモジュラーを組み合わせると本体は二回り大きくなることから
結局はHERO9&パススルードアの方が合理的か...
左がHERO8&メディアモジュラー。
メディアモジュラーはガンマイクも使えるようになりますが、やはり物理的に大きい...
右がHERO9&パススルードア。
こちらは防水性(水深10m)を維持できるので、悪天候下でも心配なし。
目的からするとやはりHERO9&パススルードアがスマートな答えですかね。
○全天球カメラ Insta360 One X2
「友人が導入した」という件は一度記載したことがあるのですが、
実はその後、自身で2022年中に購入しちゃいました。
できれば西日本旅をする前に買っておけばと思いつつも、入手は22年12月のこと。
それまで中古価格が4万円を切ることはありませんでしたが、
後継機種であるX3が発売されたこともあり、37,800円ほどに下がりました。
4万円を切って4K50fpsが撮影できる全天球カメラが入手できるなら...
ということでソフマップで入手。
比較的バッテリー持ちは良いのですが、
こちらも将来性を考えると、やはり予備バッテリーは持っていたい...
ということで、探し回って新宿のヨドバシカメラで1個購入。
(X3本体を扱うところではX3用バッテリーも入手できるのですが、
現時点でOneX2用バッテリーを店頭で扱っているところは少ないですね...)
上記機種の予備バッテリーたち。
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昨年末、いつも通りに白馬栂池へ出かけました。
HERO9はこのお出かけの前日に入手したものです(苦笑)
それぞれのカメラの特徴を活かして...
ご覧の白樺ゲレンデ上部から、WX350のズーム機能を使えば...
ゴンドラリフトの列の長さがわかります。
(超解像ズーム併用40倍、XGAサイズの切り抜き)
栂の森ゲレンデからみるゲレンデを広角に捉えるなら
WX350でもまあまあですが
HERO9のリニアでここまで広がります(魚眼系ありならさらに広く撮れる)。
OneX2に至ってはもはや画角フリー。このあと動画撮影に使いました。