風変わりなPC物語 -スズメさんち-
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エマージェンシー ソーラーパネルを並列に接続する

少し早めの時間でのアップです。

 

前々回の記事で紹介した太陽電池「エマージェンシー ソーラーパネル」

今回はもう少し、エマージェンシーソーラーパネル(以下、「本品」と略)を

調べてみようと思います。

 

 

○注意

拙作ブログは本記事に限らずそうですが...
特に本記事の内容は、メーカー、販売店とも

意図していない使用方法に触れています。
本記事を参考にされたことによる何らかのトラブルが生じても、
メーカー、販売店、当方とも一切責を負いかねます。

 


○枠を開く
本品のパッケージには「本体の保護回路などは絶対に変更しないでください」
と記載されています。

まぁ、DC-DCコンバータがないと判明した以上は
保護回路といってもヒューズ程度なのか?というあたりですが、
百聞は一見に如かず。


というわけで、開きました。
(この時点でメーカー保証を気にしていない、ということです)
カバーは爪で合わさっているタイプで、工具なしでも開くことができました。

開いてみたところ、+側(赤リード)に直列に、

ダイオードが順方向に入っているのみでした。
※接着剤のつけ方がちょっといい加減な感じの上、
 写真右上に半田ボールも飛んでいたりと、
 産業用製品レベルの品質とは言い難いところです。

 

さて、商用に用いるようなある程度大型の太陽光発電設備では
太陽電池モジュールもたくさん直並列して大きな電力にまとめていますが
これらを並列で接続する際にダイオードを介します。
これはパネルで短絡事故が発生した際、
他のパネルから電流が流れ込むのを防止するためです。

ダイオードがあらかじめ内蔵されている、ということは
それぞれの出力ポートを直接並列しても使用できる、ということになります。

 

そこで本品を3個並列に接続し、
実際に充電電力が増強できるかみていきます。

 


○TypaAオス×3、TypeAメス×1の変則的なケーブルを作る
本品の出力ポートはUSB TypeAメス×1。

一番簡単な並列接続は、出力コネクタをぶった切って
そのまま並列に接続してしまう方法ですが、
複数枚を分けて使用したい場合や、万一うまくいかなかったときに戻すのも面倒...
というわけで、各出力ポートに接続できるTypaAオス3本を入力、
TypeAメス1個を出力としたケーブルを自作します。

 

(1)電流を検討する
ここで電線の定格について考察しましょう。


まずは出力側、TypeAメスについて。
充電デバイスが短絡事故を起こした場合、
3枚分のパネルの短絡電流が流れるリスクがあります。

既に前回、パネルの短絡電流は0.5Aと判明しています。
仮にパネル温度が0℃だった場合でも、0.7A以内と考えられます。
したがって2.1A程度はケーブル、コネクタとも
耐えられる必要があると考えるべきでしょう。
最近のUSB TypeAは2A程度は普通に運用されており、
また電線はUSBケーブルの電源ラインでもよく利用されている
AWG28程度の電線で安全に運用できる範囲と考えてよいでしょう。

 

今度は入力側のTypaAオス。
実は単純に1枚分の短絡電流(=0.7A@0℃)でよい...わけではありません。
万一1枚が短絡事故を起こした際
(先ほど見たダイオードまでショートモードで破損した場合)、
残る2枚分のパネルの短絡電流が流れるリスクがあります。
そう、入力側も「並列パネル数-1」枚分の短絡電流を考慮すべきでしょう。
ただ今回は2枚分ですから、考慮しても1.5Aは流れない、といえます。
したがって、やはりAWG28程度の電線で充分安全に運用できる範囲です。

 

4枚以上となると、AWG26などワンランク上の電線選定、
あるいはパネルとの接続コネクタの変更など
もっと大掛かりな準備が必要になると考えたほうが良いでしょう。

この手のケーブルを作成・選定する際は、

こういった考察を通じて使用の可否を見極めることが重要です。

間違えるとケーブルの以上発熱や発煙・発火の原因になりかねません。

 

(2)接続ケーブルの材料を検討する
コネクタを買ってケーブルをつなぐ方がスマートな気もしますが
今回は手持ちの余剰ケーブルを組み合わせて作ります。
・電力結線のみのTypaAオス-MiniBオス 2本
・全結線のTypaAオス-MiniBオス 1本
・OTG?のTypaAメス-MiniBオス 1本


...と、今となっては使い道の少ないMiniBオスを大量犠牲にして
1本のケーブルを組成します。

幸いいずれも電力線はAWG28以上のケーブルが使用されているようでした。

 

ここで、通電しているかを簡単に判別できるよう、
インジケータ代わりのディスクリートLEDを1個搭載します。
通電確認が取れればよいので、電流制限抵抗は3.3kΩ。
LEDはずいぶん前に秋月電子通商で買った
φ3mm砲弾型のアイスブルー(I-06663、現在廃盤)を採用。
VFは3.3V@25℃1mA程度と思われるので、IFはわずか0.5mA程度です。
晴天の直射日光下では点灯を確認するのは困難かもしれませんが、
被充電デバイスを直射日光下に置きっぱなしにすることもないだろう
ということで、あくまでもインジケータレベルの明るさに。

 

(3)完成
というわけで、世にも奇妙なケーブルが出来上がりました。


1本だけ全結線が混じっていたので、一応データ線も接続しました
(理論上はインジケータ付き延長ケーブルとしても使用できる...が、
 高周波のインピーダンスなんてものは一切考慮していないので
 アイパターンの観察でもするとメロメロかもしれませんね...

 あくまでも「結線した」のレベル、ということです)。

 

当然、どのTypaAオスを接続してもLEDは光ります。
※実は「電力結線のみのTypaAオス-MiniBオス 2本」の極性を調べず
 勝手に「白マーキングが+だろう」と思って作業したら見事に逆でした...
 LEDはVR(逆電圧)が5V程度ありますので
 今回の環境なら逆接続でも故障しませんが
 さらに気づかずに一般デバイスを接続していたらアウトでしたね...
 本記事を参考になさる皆様は、きっちり極性確認をお願いいたします(苦笑)

 

複数の電力源を使って1個の出力を出しているため
いわゆる「Y字ケーブル」と同じこともできますが、
当方は今回の目的以外に用いることはおすすめできません。

※そもそも電源の突合せになる「Y字ケーブル」はおすすめいたしません。

 


○スマホでも1A超の充電電流(ただし熱いと出力低下)
3パネル並列によるスマホへの充電。
瞬間的には1Aを超える充電が実現しました。
3倍までは伸びません...2.7倍くらいでしょうか。

 

これで晴天でさえあれば、
(PowerDeliveryやQuickChargeのような急速充電レベルは無理でも)
一般のUSB充電器と似たような特性で充電できることがわかりました。

しかし、8月にずれ込んだ梅雨明け後の関東の気温はなかなか高い日が多く、
パネル温度は50℃以上になっている感じで、

パネル1枚時の出力電流特性が前回よりも低下していそうです。

(細かな検証は行っておりません...)
前々回に記載した通り、特にSi結晶系の太陽電池では
温度が上がるほど出力電流が下がってしまいます。
結局パネルがまだ熱を帯びる前は1A超の出力電流も、

時間の経過とともに徐々に出力が下がって

0.8A出るのがやっと、という程度まで落ち込みました。

 

 

このパネルを購入して以降、ガラケーは専らこれで充電しており

微量とはいえ節電につながっています。

(前々回も記載しましたが、製品を償却できるような電力量は期待できません。

 本当にあくまでも非常用設備コストと割り切る必要があります)

また、普段から本品を使い慣れておくことにもつながります。


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ツクモの店舗再編はますます進んでおり、
LABI秋葉原パソコン館を改装する形で誕生して

まだ半年ちょっとしか経過していないツクモ秋葉原駅前店も撤退となりました。
特価品情報にもあまり名前が出てきた印象がないこともあり、
恐縮ながら特別な思い入れはないというのはごめんなさい...

それにしても、大規模な人事異動、店舗改装、什器移動...

イニシャルコストは相当なものだと思うのですが
この再編、もはや「計画」ですらなく無鉄砲な印象しかないですね...

ツクモ本店で家電を売り始めてしまったあたりからすると

個人的にはツクモそのものの行く末が心配です。

 


どちらかというと、キッチンジローのほうが衝撃的でしょうか。
MS IMEですら「キッチンジロー」という登録商標を
一文節ではなく単語として変換できるくらい、都心部でおなじみだった洋食屋。
報道によれば、その店舗の大半を一斉閉店し、
東京では九段下、そしてもうひとつ大阪の2箇所だけにする...というもの。

チチブ電機ビルの裏にある外神田店も例にもれず閉店となります。

秋葉原でも結構古株の食事処であり、当方も単独で入ることはなくても

一式購入の相談がてらここで食事...なんてこともありました。

 

実は6月から、店外のメニューサンプルのところに
これ見よがしに「マスク販売中」を掲げておりました。


急激な売り上げ低迷に苦しむ異業種のマスク販売があちこちで話題になった頃です。

キッチンジローがマスクに手を出すとは思っていなかったので
この時「先は長くないのかもしれない」と頭をよぎったんですよね...

 

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毎年9月1日前後には防災にかかわる話題も記載するように心がけています。

今もまた台風10号が最強クラスの風を伴って九州・沖縄を巻き込んでいる最中です。

昨年の記事はこちらで、下のほうにあります。

小型モニタを屋外で使う(BBQ2019) / 災害伝言ダイヤル体験のすすめ

 

昨年の繰り返しになりますが、

・備蓄や防災用品は用意しておしまいではなく、維持・点検が大事

・スマホが使えない場合も想定する

という点は大事だと心得ます。

避難所では基地局に対して接続端末が過多になり、

接続しづらくなることも予想されます。

なお、モバイルネットワークが接続しづらい時は

電池消費量が増えますのでご注意ください。

 

東京都では各区市から洪水ハザードマップや

土砂災害警戒警戒区域マップが公表されています

ハザードマップなどは自身の住居だけでなく、避難経路も含めて

災害に対するリスク抽出をするために役立ちます。

昨年は関東でも台風15号、19号による甚大な被害がありました。

こういったケースを含めて内容は随時更新されます。

当方の地域でも今年5月に更新され、内容に結構変化がありました。

今一度最新のハザードマップをご覧いただければと思います。

 

さらに今年はコロナ対策による変化も避けられない情勢です。

必ずしも避難所への避難がすべてではありません。

ただ、風雨が強い場合は車中避難は行う場所によって

かえって危険を招く可能性もあるため充分注意が必要です。

(駐車する場所が安全でなければ行わないべきです。

 もちろん開けた駐車場では風雨の直撃を食らいますし、

 地下駐車場は風雨をしのげても、冠水の危険が避けられません)

 

 

次回は10月上~中旬あたりのアップを目指します。

DeskMini A300にRyzen 5 PRO 4650Gを載せる

もともと予定にない記事なのですが、

たまには自作PCらしい話題ということで...(苦笑)

 

拙作記事『A300M-STXを使う』でも記載の通り、

当方もDeskMini A300の利用者のひとり。

こうやってブログを書いているマシンが、まさにこれです。

 

今回はこのDeskMini A300に“Renoir”を搭載する話です。

お急ぎの方は記事中央付近の

「○入手について」まで飛ぶとよいかもしれません。

 

 

待ち焦がれていた方も、そこそこにはあったであろう、
Zen2ベースのRyzen 4000 シリーズのAPU、“Renoir”。

GPU内蔵として待望のZen2世代、そしてZen2らしい多コアなAPUとして、
・Ryzen 5 PRO 4650G(6C12T)
・Ryzen 7 PRO 4750G(8C16T)

(Ryzen 3 PRO 4350G(4C8T)も)
が登場することになりました。

PROシリーズですので、AMDではおなじみであったCPU倍率アンロックが無効、

つまり倍率はロックとなる点や、メモリ暗号化機能を搭載しているなど

微妙な違いがありますが... 当方にとっては特に関係なさそうです。

 


○DeskMini A300は非対応とされる
2リットルを切る筐体にデスクトップCPU/APUを搭載し、
パワフルに使える小型ベアボーンの代名詞、ASRock DeskMiniシリーズ。

中でもRyzen APUとともに非常に売れたDeskMini A300
PinnacleRidgeも含め、Zen世代のRyzen 2000 APU“RavenRidge”や
先述の“Picasso”に対応します。
「A300」の名前通り、チップセットはA300を採用し...とよく言われますが
A300というチップセットはなく、チップセットレスの構造を取ります。

 

中でもDeskMini A300に“Renoir”が搭載できるのか、は

この手の自作を行うユーザーとしては結構大きな関心を集めていました。

最近になり、ASRockとしては「DeskMini X300」なる新型ベアボーンを発表し、
“Renoir”はこちらでのみ対応する、とASRock Japan 公式Twitter上で表明しています

 

以下ツイートの全文;
A300でRenoirは遊びで使うならいいかもしれませんが
ASRock基準では動くと言えないので残念ながらやめました。
実装パーツでどうしてもRenoirが安定して動かないので
正式対応はX300のみです。

 

7月下旬頃、一応A300で“Renoir”を認識できる

β版BIOS「3.60L」が公開された模様です。
※現行BIOSは3.60で、“Picasso”まで認識・対応します。
 今のところβ版BIOSは3.60Kと題したものが公開されています。
3.60LはFANのPWM制御やストレージまわりに不具合があった模様で、
その後中国のHKEPCにて「3.60N」とされる不具合対策版の
β版BIOSが公開されています(8月10日現在もDL可能です)。
The demon machine was forced to surrender ASROCK Deskmini A300 remove 4000G support

※最後にも記載していますが、非公式のβ版BIOSということで

 相応のリスクがあることをよくご承知おきください。

 

 

○やる前に... 電力増加の影響を考える
β版とはいえ、一応稼働環境はある...ということで、
現行環境が“RavenRidge”のRyzen 2400Gの当方も

半ばお遊びで載せ替えを図ることにしました。

つい候補として思いつくのは、やはりハイエンドのRyzen 7 PRO 4750Gなのですが、
もともと当方、そこまでハイエンドを必要とするわけではなく
また各種レビューでも120W以内に収まるかいまひとつ自信がなかった...

ということもあり、Ryzen 5 PRO 4650Gを選んだ次第です。


このあたり、もう少し考えた経緯を説明したいと思います。


個人的にはX300の登場は“大人の事情”だなんて訝しいものではなく、
単に製品担保が取れないからだと考えています。
先ほどのTwitterにも「(X300は)実装パーツも回路設計もちがいます~」と
レスポンスがついているところもあります(どのレベルかは不明ですが...)。

 

「自作とゲームと趣味の日々」に公開された記事、
8コアAPU「Ryzen 7 PRO 4750G」がDeskmini A300で動く!
の内容は大変参考になりました。

...が、ACアダプタの件は正しいとはいえない内容も展開されているので
ここではもう少し正確にとらえてみます。

 

ACアダプタの入力電力がグラフ読みでおおよそ最大136W。
あくまでも入力電力ですので、ACアダプタの出力電力が
120Wに収まっているかはこれだけでは断言できませんが、
手掛かりは充分にあります。

 

添付されているACアダプタはAcBel製の「ADC027」。
公式サイトにデータシートも掲載されております
「Sheet」をクリックするとデータシートのPDFが閲覧できます。
ここにはEfficiencyに「89%@100&220Vac max.input」と記載されていることから、
120W付近では89%の効率に近いと考えることができます。
136Wの入力電力で89%の効率とすれば121.04Wとなり
120Wをわずかに超える状態だと予想することができます。

もっとも、ワットメーターは校正されているものでもありませんし、
そもそもワットチェッカー系のサンプリング周期は極めて遅く、
実際の入力電力の変動がどの程度あったのか正確に測定するには
パワーアナライザやオシロスコープのようなものが必要です。
実際にはもう少し出力電力が大きな状態も存在するのかもしれません。

 

もうひとつ記事中にASRock Japan 公式Twitterにて
現状のACアダプタ180W出せるので性能上げる必要がないです。
とつぶやきが出ましたが、これは公式が言おうとも間違いです。

 

発言の根拠はおそらくラベルに記載された入力電流と掛け算をしたもの。

この写真、ビニールをかぶせたままで見づらいですが、

左側のINPUTの欄に入力電流が「1.8A」と記載されています。
しかし、大抵このラベルで云っている電流は
(電源接続時のフィルタのコンデンサ充電電流などのラッシュ電流などを除き)

入力電圧急変や負荷急変時も含めた最大の入力電流を指すものであり、

連続定格を示したものではないです。

 ※これは電源を経験しないとご存じないかもしれません...
120Wよりもう少し電力を取れる可能性はありますが、
AcBelの定格銘板はあくまでも19V6.32A(=120.08W)。
それ以上の利用を期待するのは、仮に連続140W程度に耐えられたとしても

電源の使い方としては間違いです。

そもそも180W取れるなら、変換ロスの分もあるので

入力電流はさらに大きいはずです。
もし出力に垂下保護でも働けば(垂下形状にもよりますが)、
PCはたちまち電力不足でシステムダウンするでしょう。

 


さて、当方自身はACアダプタは添付されているADC027ではなく
H110-S1時代から使用している
NECの「ADP82 ADP-150NB C」(定格150W)を使用しています。
120Wでも負荷率80%なのでACアダプタに起因する電力不足の話は起きません。

 

しかし、そもそもなぜ120WのACアダプタが添付されているか...も
考察する必要もあるでしょう。
φ5.5/2.5mmDCジャック自体は8Aを超える電流に
対応しているものも市販されているためセーフだとしても、
M/B側のパワー系パターンが120W分を超える容量に

対応していない可能性も捨てきれません。
基板設計の世界では、銅箔35μm厚で1mm幅あたり1Aが鉄則とされ、

あとは層数や使用環境などを踏まえて設計されますが、
DCジャックから延びるパターンにおいて120W分(=6.32A分)に対し
余裕がないにもかかわらず、ACアダプタだけ増強して
120W以上を出せるようにしてしまうことでパターンの発熱が想定以上となり、
基板上の部品の温度定格を超えて故障を大幅に早めたり、
発煙の原因になったり...という可能性もあります

(ロスP=パターン抵抗R×電流Iの二乗... 電流増加比率の「二乗」で発熱は増加する)。

 

さらに、消費電力上昇に伴う部品温度上昇にも注意が必要です。
ASRockももともと登場当時の最高スペックであったRyzen 5 2400Gを
搭載した各種検証(部品温度上昇試験など)はしているでしょうし、
3400Gの登場時にも同じように検証し、
製品担保をとれるか検証しているはずです。
今回のRyzen 7 4750Gは間違いなくフルロード時の消費電力は増加傾向にあり、
これらの検証において「問題ないとは言い切れない」という結論を得て
BIOSの公開を取り下げた可能性は充分にあります。
先の記事でも、オープンエアのトップフロークーラーを用いた上で
サーモカメラでVRMのFETが100℃超、と書かれていました。
通常、基板上の部品温度はFR-4の多層基板で130℃が上限です。
部品表面が100℃超となると、基板のパッド側の温度はそれ以上のケースもざらで、
かつ記事のサーモカメラの周囲温度は25℃とみなせるため、
より高い温度環境下でケースに入れて使用すれば、
基板温度も危険な領域だと考えるのが自然でしょう。

当方は直射日光こそ当たらない場所で使用しているものの、

日中室温34℃(夜間29℃)を超えないと冷房を入れませんので、

測定環境+10℃は充分に考えられるという背景もあり、

個人的にもなおさら周囲温度に関しては気を付けるべき内容といえるのです。

 


...これだけ考えて、2~3年ほどRyzen 7 PRO 4750Gを使えるか。
当方はこれらを総合的に勘案してノーという結論を得ました。

動くかどうかはともかく、運用するには厳しいと考えたわけです。

それでRyzen 5 PRO 4650Gで組もうじゃないか...と結論に至ったのです。


もちろんRyzen 5 PRO 4650Gだから安全・確実だ、といっているわけではありません。
Ryzen 7 PRO 4750Gがぎりぎりアウトな気配だから
それよりはましだろう...程度のレベルで成り立っています。
これだけ書いておいて、所詮は「やってみた」というレベルです。

 

どのみちβ版を適用してまで使用するくらいの領域ですから

踏み込むかどうかはそれぞれユーザーが判断すればよい話です。

動きゃいい、それも立派な答えでしょう。

ロマンもまた自作PCの醍醐味に違いありません。

(ただし、動かなくても、失敗しても、壊れても、すべて自己責任です)

 

 

○入手について

今回のRyzen PRO 4000シリーズはその販売形態が

最後まで「?」な感じで当日を迎えました。

「トレイ販売」と言われていた割には

結局ブリスターパック(通常パッケージの箱の中のパックと同じ)に入れ、

ここに正規代理店保証に関する記載シールも施された形で提供されました。

リテールではないことは確かながら、正規代理店が介在するあたり、

いわゆる本当のバルク販売とは若干異なるのでしょうかね。

代理店は少なくともアスク、アドテックの2社のバージョンが存在するようです。

 

リテールパッケージではないということでクーラーは付属しませんので、

Deskmini A300で使う場合は小型の付属品を使う(ただし冷却不足の可能性あり)か、

どこかで調達することになります。

 

※20.08.22追記

できるだけ安くクーラーを調達する予定であれば、秋葉原ならショップインバースで

Wraith Stealth単品がジャンク扱いで税別500円で売られています。

(写真の7枚羽だけでなく、5枚羽のものもありました)

 

秋葉原ではArkとツクモが

「利用可能な(=B550 or X570)M/Bとのセット販売」を条件とした一方、

意外と単体で販売している店も多くありました。

当方はソフマップで入手。

AMDオリジナル手ぬぐいもいただきました。

(いや、ひょっとして風呂敷として包むのが正解だったりして...)

 


○環境について
今回のコンセプトは「CPUだけお手軽交換」です。
既存環境を変更することなく、CPUの交換だけで
どの程度パフォーマンスアップが狙えるのか、
また消費電力がどの程度変化するのかを見ていきます。

 

・CPU:Ryzen 5 2400G → Ryzen 5 PRO 4650G
・CPU Cooler:Wraith Stealth

・M/B:A300M-STX
・MEM:Crutial DDR4-2666 8MB×2
・SSD:CORSAIR MP510 960GB

 

手順としては
・まずはBIOS更新
・CPU変更前環境での動作検証
・CPU換装

・CPU変更後の動作検証
の順に進めます。

 

 

○BIOS更新

上述のサイトからZIP形式でDLし、

USBメモリとして使えるデバイス(ただしフォーマットはFAT32)に解凍すれば準備OK。

※Windows標準の解凍機能は使えませんでした。

 7-zipなどで解凍する必要があります。

解凍する場所はどこかのフォルダでもルートでも認識されます。

あとはF2 or ESCでBIOS(UEFI)を呼び出し、TOOLから「Instant Flash」を選び、

希望のBIOSファイルを選ぶだけです。

...これでBIOSは更新されました。

軽く動作確認(ベンチマーク)を行い、いよいよCPU換装です。

 

 

○CPU換装

なかなか埃だらけです。

負圧ケースの使い方ですので避けるのは難しいんですよね...

エアダスターを使いつつ、軽く掃除してCPUを取り外します。

 


交換はいわゆる「スッポン」にはなったものの、概ね順調に終了。

(当方、いつもスッポンになるのですが、CPUもM/Bも壊したことはないです...)

CPUの角(ヒートスプレッダー側)をマイナスドライバで浮かせ、

M/Bに4650Gを搭載し、クーラーを戻します。

(グリスはお好きなものを。当方ははみ出したグリスを集めて再利用(爆))

 

...無事に認識されました。

H/W MonitorなどでCPU温度などを見ていきますが、

変な温度上昇などはなく、取り付けは問題なさそうです。

 

Windowsを起動。

問題はなかったものの、ディスプレイドライバがそのままでは通らず

改めてAdrenalinをインストールします。

 

 

○比較する

主に消費電力に着目して比較。

使用機材はおなじみカスタム計測の「EC-03」。

PCのモニタ横にぶら下げて常時確認できるスタイルとしました。

 

・アイドル

起動10分経過後の落ち着いた状態の平均電力。

なお「平均」はログをしたわけでもなく、見ただけの超大雑把。

 

・動画再生

SONY製WV350で撮影した1080_60pの動画を

「映画&テレビ」で再生させた場合の平均値。

 

・Cinebench R20

Cinebench R20を実行している際の消費電力の見た目の最大値。

 

・OCCT

OCCT(ちょっと古い4.4.1)をCPU LINPACKで実行させている最中の

消費電力の見た目の最大値。

 

結果は以下の通り。

 

アイドルはわずかながらに減少。
動画再生をはじめ、多くの用途で省電力に推移します。
さすが7nm世代のZen2、恐るべし...

 

CineBench R20は

・Ryzen 5 PRO 4650G:3582

・Ryzen 5 2400G:1762

4650Gが2400Gのダブルスコア。


スレッド数分だけ一度に処理できるコマ数が増えていますが、
1スレッドの処理そのものも早くなっているのは間違いないですね。

 

OCCTでCPUを中心に負荷をかけたところ、入力電力としては
2400Gの94Wに対し、4650Gでは110Wと増えてきました。
仮に90%の効率で運用しているとすれば、PCとしては99Wの消費電力。
これなら実用域といえそうです。

温度上昇はというと... (開始温度が違うのが残念なところですが)

・Ryzen 5 PRO 4650G(5分半経過後の温度上昇:+29℃)

・Ryzen 5 2400G(5分半経過後の温度上昇:+19℃)

やはり、明らかに4650Gの上昇が大きくなりました。

(グリスはもう少しまともに塗りなおしたほうが良いかもしれません)

 

 

○デグレもある
さて、気になった点も1つ。

当方では今も時折使うCristal Mark
(2008年頃まで使われたベンチマークソフト)でも、
軒並み高速化(高得点化)されていることを確認したものの、

SSDの書き込み速度は、以前よりも落ちたようでした。

Cristal Markのストレージ測定は現況に則したものとは言えないため、
Cristal Disk Mark(8.0.0)で新環境のみ再測定。

結果、やはり書き込み速度はかなり遅いようです。

原因はBIOS起因なのでしょうか...

(なお3.60Nに更新したあとの2400Gでの測定はしていないものの、

 Crystal Markの結果からすると特に問題なさそうでした)

これを深刻なデグレードととらえるか、

実用域(体感)で問題になるほどの低下ではないからセーフとみるか、

この辺りはユーザーによるところでしょうか。

 

さらにいえばもう1つ、スタートメニュー内の

「スリープ」が項目から消え、選べなくなりました。

こちらは特に調べておりません...

 

今のところ、このあたりが気が付いた問題という感じです。

 

 

というわけで、何とか無事に換装に至ったRyzen 5 PRO 4650G。

ひとまずこのまま様子を見てみようと思います。

 

 

○注意とお約束

非公式BIOSを使用するなど、非常にリスクの高い作業が含まれた内容です。

本記事を参考にしたことにより何らかの損害を被ったとしても

当方、メーカー、販売店とも何ら保証は致しかねます。

 

 

太陽電池「エマージェンシー ソーラーパネル」

予定よりも少し早いのですが、8月予定の記事をアップいたします。

半ば偶然にして二連続でハック取り扱い製品の登場です。

 

あきばお~で「エマージェンシー ソーラーパネル」なるものが
税別1,000円で販売されております。
あきばお~通販サイトの商品リンクはこちら。
なお、特価バザールでも、ほぼ同価で売られていました
(今もあるかは未確認です)。

 

「最大出力:0.5A、最大電圧:DC5V」(パッケージ原文ママ)
と表記されており、出力コネクタににUSB TypeAメスが採用され
いかにも「USB機器の充電にお使いください」という仕様です。

2.5mというだいぶ長めの充電ケーブルは、送電ロスからすれば欠点ですが、

直射日光に当てたくないデバイスを守りつつ太陽電池を日光下に置くシーンを考えると

あながち間違いでもないチョイスかもしれませんね。


他の比較的近い製品に比べると発電量あたりの単価が安価なのが特徴。

本当はひと月以上前に入手し、
7月はこれを記事にする予定だったのですが
ご存じ通り関東もまた7月はひどい日照不足の状態。
ただ、「稀に日が差す」の隙間にちょこちょこ検証をしてみました。

 


○簡単に太陽電池の話
あくまでも簡単に申し上げますと...
太陽電池はダイオードなどと同じくpn接合で作られている半導体です。
光が当たることで、光のエネルギー(光子)が電子に吸収され、
結果太陽電池の外部へと出力されます。
詳細を知ろうとすれば半導体工学の知識が不可欠ですが、
ひとまず覗いてみたい方はWikipedia等をご参照ください

 

太陽電池の電気的特性をV-Iグラフで示すと、概ねこんな感じ。

通常、太陽電池の特性では原理の都合もあり、
X方向に電圧、Y方向に電流を書くことが多いのですが、
当方は安定化電源に慣れていることもあり、
しかも今回は5Vの電源として話をとらえたいこともあるため
ここはあえて電源特性で使用されることの多い
X軸に電流、Y軸に電圧をとった表記といたします。
(通常のパネル特性のX軸とY軸が逆です。ご注意ください)

 

ところで、太陽電池は
・出力開放電圧 Voc
 (パネルに何も接続しない、無負荷時のパネル電圧)
・最大出力電力 Pmax
 (利用できる電圧×電流が最大になる点)
・出力短絡電流 Isc
 (パネルの出力をショートしたときに流れる電流。)
でパネルの電力的な仕様を表すのが一般的です。

先ほどの開放電圧、短絡電流、最大電力を
図中イメージに書き込むとこんな感じ。


間違っても開放電圧×短絡電流がパネルの最大電力ではありません。

 

最大電力点で動作させるためには、接続したデバイス自身が

入力電流を加減して入力電圧×入力電流の積を常に監視して

最大になるところを見つけにいく制御を行う必要があります

(有名なのは、太陽光発電用パワーコンディショナで採用されるMPPT制御です)。

やみくもに電流を取れば、定電流垂下に近い恰好で出力電圧が下がり、

結果的に取り出せる電力も減ってしまいます。

 ※垂下に関しては『垂下機能(過電流保護)と電子負荷』をご参照ください。

 

日射量が下がると、電流が取れなくなります。


そしてもうひとつ、大事な要素が温度特性。
太陽電池は熱くなると、出力電圧が下がります。
(電流は微増するものの、比較にならないくらい電圧が下がる)。
結晶系Siで約-0.4%/℃程度とされます。
基本的に太陽電池の特性は25℃時のデータが基本であり、
メーカーによっては温度による特性変化も公開しています。
夏場、屋根上の太陽電池の温度は70℃くらいになるケースもありますが、
70℃ともなると、結晶系Siだと25℃比で18%も下落することに。

この辺りは監視システムを手掛けるラプラスシステム社の解説

わかりやすいでしょうか。

参照していただくと、発電量のピークこそ日射量が格段に多い昼間ですが、
太陽電池の出力電圧は昼間よりも朝夕のほうが高いという
事例紹介になっています。
また文中に出てくる通り、発電量は8月よりも5月のほうが多いとも記されています。

 

どこからも影の影響を受けない、屋根が真東と真西に同じ角度で
据え付いている家があったとします。
もしこの家で太陽光発電を行うとして、
東西のどちらかだけにパネルを設置する場合は
東側に設置したほうが発電量が上がります。
東側は午前中を中心に光が当たるので、
午後中心の西側よりも相対的に気温が低いからです。

...そのくらい、温度は大きな影響を与える、ということです。

 


○単なる太陽光モジュール? DC-DC付き?
ちょっと厄介なのは、エマージェンシーパネルに記載されている
「最大出力:0.5A、最大電圧:DC5V」が
最大出力電力を示しているのか、
あるいはそれぞれ開放出力電圧と出力短絡電流を示しているのか
によって意味合いが全く異なる点です。
※この辺りがきちんと書かれていないあたり、

 過度な期待を持つこと自体が間違いですのでご注意を(^^;)

 

製品パッケージには写真が掲載されています。
製品を見る限り、多結晶Siの6セル直列、折り返して6セル直列の

計12セル直列と思われる配置をしています。
単結晶Si系は1セルあたり開放電圧0.5V強程度の起電力なので、
12シリーズ(直列)だと6Vは超えるだろうと予想できるのです。

 

というわけで、買って検証することにしました。


○特性検証
USBポートを搭載しているくらいですので、
USB電圧/電流メーター「CHARGER Doctor」をメインに使用します。
(ただし短絡電流は電圧がないため使用できず、
 また開放電圧はできる限り測定インピーダンスを高くしたい
 (CHARGER Doctor自体が電力を消費してしまうのを避ける)ため
 いずれもテスターを使用、誤差は大してないことを確認済み)

こういう評価をする時にこそ、巨大可変抵抗器や
電子負荷があると便利なのですが、
現状では手持ちがないため、例えば150Ωの抵抗といった
身近なものをつないで確認しました。

 

なお、ここに示した結果は延べ3日程度のデータを合算しており
また雲が時折入り込むような状況の中ということもあり
日射量がどこまで安定しているかわからない...ということで、

あくまでも参考のデータである点はご注意ください。

(一応、10:00~14:00くらいにのみデータ取得しています)
パネル温度は何となく40~45℃くらいで計測していますが、
放射温度計や熱電対があるわけではない点もご了承のほど。

そして、グラフ表示は電圧-電流の軸も一般的なものと逆配置なのも同じです。

 

結果、開放電圧は最大6.2V程度でした
(パネルを冷えた状態でいきなり日光に当てた直後は6.7V程度)。

...う~ん、負荷を接続すれば直ちに下がるとはいえ、
6V超えはUSB規格上限、5.25Vをはるかに逸脱していますし、
機器によっては保護回路が働いたり
故障するリスクもゼロではないかもしれません。
少なくともデバイスを接続してから太陽光を当てるほうがよさそうですね。

 

DC-DCコンバータや電圧クランパが搭載されていれば

出力電圧はもっと平らになりますので、この製品には搭載されず、
単なる太陽電池モジュールであることは間違いないでしょう。

 

短絡電流は0.5A強。
箱に記載されたくらいの電流となりました。

...が、短絡電流は直接出力を得る指標にはならないので、何とも...

 

各測定点の積をプロットするとこんな感じ。

(これも電流基準グラフですのでご注意を)
最大出力電力は、おおよそ1.85Wとみることができます。

 

仮にパネルが45℃で計測できていたとして、

温度係数が-0.4%/℃だとすると25℃時は8%アップでほぼ2Wですから

気温を考慮してもパッケージ記載の2.5W@25℃は出ないようですね...

※日射を最適に当てている保証はないこと、

 また検証時はきれいに晴れ渡るレベルがほとんどなかった背景もあることから

 実力はもう少し上なのかもしれません。念のため。

 

 

○実アプリケーション
さらに、ここからは実際に使いたい機器類に接続して挙動を見てみましょう。


(1)USB扇風機
かつてサンコーレアものショップで「USBデスクファン」として

売られたものと同じようなものが数多のショップで展開されました。
現用しているものは、上海問屋で購入したDeepCool扱いの青いもの2台と
Jan-gle3号店で購入したブロンズカラーのもの。

ロフトや、台所・トイレ・脱衣所でも大活躍。

これは(モーター負荷なのでばらつきはあるものの)
概ね5V時0.4A前後、2W程度の消費電力です。
このパネルの能力で駆動できそうですし、
多少足りないだけでしたら遅く回るだけ...と期待しました。

結果は期待通り。
太陽光がしっかり当たっていれば、
電圧は4.4V前後、電流は0.4A程度で安定して回ります。
逆に日差しが弱い場合は通常よりゆっくり回ります。
これは太陽電池の電圧-電流特性と
モーターを回転させるのに必要な電圧-電流カーブが
どこかでちょうど釣り合えるためです。
充分に使えます。

 


(2)ガラケー(SHARP SH202)
最大1A程度の充電電流をとるガラケーですが、
PCのUSB2.0ポート(0.5A定格)でも問題なく充電できるデバイスです。
しっかり日差しが出た場合は4.2V0.4A程度で落ち着きました。

いい写真がなかったので、0.35Aの時のものを。


日差しが弱い場合は3.5V0.1Aなど、なるべく電圧が下がらないように
充電電流を絞るような動作をしました。
これに限らずですが、満充電になると開放電圧に近い値が
かかりっぱなしになります。
デバイスの保護を行いたい場合は、5Vのクランプ素子を追加するか
数十mA程度のダミー負荷を抱き合わせるなどの工夫をするとよいでしょう。


(3)スマホ(HUAWEI nova lite 2)
こちらもガラケー同様、
しっかり日差しが出た場合は4.2V前後で0.4A強程度。


日差しが弱い場合は3.5V0.08Aなど
やはり電流を絞って電圧が落ち込まないような動作をしました。

 

(4)モバイルバッテリー MAG-LAB HD-MBC20000PTBK)

20,000mAh@3.7Vという結構大きめのモバイルバッテリーです。

こちらは接続後すぐには充電を始めませんでしたが、

約10分ほど経過後、(2)(3)と同様にながら4.5Vあたりを目指すように

電流を可変させて(最大0.4A弱で)充電していました。

さすがに0.4Aずつですから充電にはかなりの時間を要するため

今のところ満充電までは確認していません。

 

これは想像ですが、(2)(3)(4)については

実は一般的なACアダプタのような電源に対し垂下のかかるあたりまで

電流を取るように設計しているのではないかと考えます。

自動的に4V強あたりの電圧になるまで電流を取るようにすれば

そのアダプタの限界、もしくは自身が取り込める最大電流のいずれかで

充電できる、というわけです。

この3つは雲によって日射量が落ち込むと取れる電流が下がりますが、

これにちゃんと追随して電流を絞り、約4Vをキープするように動作していました

(強いて言えば(4)は(2)(3)より少し電圧高めのポイントを狙う感じ)。

この4.2V付近はこのパネルの最大出力電力点付近なので、

結果的に(2)(3)(4)はうまく最適な充電電流に落ち着く...とみています。

 

 

○コスト
まぁ、一応1,000円の太陽電池は、

どの程度の電力を生み出せるか考えてみましょう。

そして、電気代目線でどの程度寄与してくれるのかも考察してみましょう。

 

日射量などのデータは気象庁の「過去の気象データ検索」で確認できます
実際には日射量を参照したほうが正確な気はするのですが、
今回はパネルの特性がわかっておらず

日射量当たりの発電の計算がアバウトな推定になってしまうことから
おおよその傾向をつかむ程度、ということで日照時間をベースに考えます。

(まぁ、結晶系Siで面積が判ればおおよその見当は付きそうですが...)

 

※日照時間は0.12kWh/m^2以上の時間と定義されています。
 実は影がうっすら出る程度の厚い雲に覆われた曇天でも
 昼頃であればこれを超えてカウント対象になります。
 したがって今回の対象としたい「ある程度しっかり日が差す」
 状況を指すわけではない点はご注意ください。

 

東京都の東京(千代田区基準)における1990~2019年の

30年間の平均を見てみると約1,935時間と計算できます

(一覧表で表示されるので、興味のある方は計算してみてください)。
この時間のうち、仮に
・4割が100%の発電量

・2割が50%の発電量

・4割はほぼ発電に寄与せず

となったとすれば...(計算上では5割が100%、5割が0%の発電量と同じ)

100%の発電量で、先ほどの最大発電電力量に近い値である
1.8Wが取れたとすれば、
1,935hr×50%×1.85W ≒1,790[Wh]=1.79[kWh]

というわけで、年間の日照を半分程度活用できたならば
1.79[kWh]程度の発電量が期待できる、ということになります。


...これ、いかほどか電気代で考えてみます。

1kWhあたりの電力は東電(東京電力エナジーパートナー)の
従量電灯Bで20年8月現在
・一段料金:19.75円/kWh
・二段料金:26.35円/kWh
※燃料調整費:-2.85円/kWh、再エネ賦課金:2.98円/kWh

実際にはACアダプタの変換効率分の目減りがないなどの
メリットもありますが、1.79kWhは一段料金基準だと
わずか35.4円程度にしかならない、ということになります。
税抜購入費1,000円を償却しようと考えれば28年3ヶ月間かかります
(しかもこの間、日照時間を活用できる状況を続けなければならない)。

パネルそのものは屋外で使わなければ経年変化による
特性劣化は大したことがない
(表面の掃除も簡単で、絶縁劣化を心配するような電圧でもない)
ので、樹脂(ABS)がダメになっても電気的には長持ちはすると思いますが、
出力コネクタはUSB TypeAメス形式ですので
仮に有名メーカーのコネクタを使っていても推奨着脱回数は1,500回。
...28年ちょっとも持つことを期待できるとは思えません。
というか28年ちょっともの間、発電できる環境を用意し続けるほうが
はるかに大変でしょう。

 

つまり、1,000円のエマージェンシーソーラーパネルで

スマホなどの充電電力費を回収する目的には全く使えません。

(そう考えると「発電量あたりの単価は他の製品よりも安価だ」と
 冒頭で紹介した、その他製品がいかに高価か...という話でもあります)

 

とはいえ、製品名通り「非常時」にはガラケーやスマホの
貴重な電源になることは間違いなく、
また蓄電できない=リチウムイオンバッテリーがないので
長期保管してもパネル単体なら安全性に優れる、という言い方もできます。

BBQやアウトドアのような場面でも簡易的な電源として活躍できるでしょう。
思ったよりも実用的に使えるという点で、当方的にはありと考えます
(少なくとも「レックキューブ」よりははるかに実用的です)。

 


この話、これだけ書いたにもかかわらず、実は続編を予定しています。
早ければ今月末頃、目標は9月上旬ころまでに掲載します。

Web会議の安いアイテムを探してみる

ご存じの通り、新型コロナウィルスは今も猛威をふるい続けております。


業種にもよりますが、会社によっては緊急事態宣言のあととなった今も

出社ありきではなく、在宅/リモートワークも選択肢のひとつに据えるところも

少しずつ増えてきました。

当方もまた1ヶ月以上続いた「全員在宅勤務」が明けた今も
週1~2回程度の在宅勤務を続けております。
状況が良くなれば在宅勤務は中止になる可能性もありますが
このような働き方は、やはり以前よりもはるかに身近になったと感じる次第です。

 

さて、『ツクモ12号店の閉店』の記事の小ネタとして記載しましたが
当方が会社で用いているPCにはWebカメラとマイクが内蔵されており
在宅時でも(VPN経由で)いつでもテレビ会議ができるのですが、
PCの配備タイミングによってはWebカメラやマイクが内蔵されておらず
同じようにはいかない環境も存在しています。

 

そこで今回、当方らしく「安価にWeb会議を行えそうなアイテム」を
いくつか試してみた...という結果報告をしたいと思います。
例えば一時期は品薄になって例のごとく高騰したWebカメラも
最近は1,500円くらいであればさほど苦労せずに見つけることができますが、
税込でも千円切りのアイテムはそう見かけません。
そのあたりに切り込んでみます。


■レックキューブ
ハックが販売する各辺25mmの立方体形状の小型カメラ、「レックキューブ」。

昨年末頃にあきばお~で税別千円弱で販売されたことがあるほか、
現在は浜田電機やアキバ特区で税込980円で販売されております。

 

これ自体はあくまでも
「1,280×960の動画/写真が撮影できる小型のカメラ」
として売られれおり、Webカメラとしての機能は半ばおまけ。

別途MicroSD(SDHC、SDXCは対応になっていない)に記録します。

アキバ特区ではこの取説を丁寧にもラミネートにパックして両面掲出しており、

それによるとWebカメラとしても使えるのだとか。

 

ところでレックキューブは30万画素の“レンズ品質”という
よくわからない表現が記載されております。
30万画素というとVGAサイズ(640×480)。
1280×960に対し1/4しか画素がないことになりますので
ソフト処理によるスケーリングアップをしているのでしょう
(そのようなカメラ自体はたくさんあります)。
ひょっとすると撮像素子の有効画素数はさらに小さい可能性も...?
まぁ640×480ピクセルが表示できれば...ということで
ここは取説を掲示してくれた感謝も込めてアキバ特区でお買い上げ。

パッケージ表。

パッケージ裏。

...あれっ、本体は?

...こちらに嵌っておりました。

 

なお、カメラで写真を撮影するとこんな感じ。

(アップ時は、まったくいじっていない、撮ったままのデータ)

日付は自動刻印されます。
この写真のファイルサイズがわずか60KBという点からしても
トイカメラと思ったほうが良いでしょう。


まずはPCと接続。


すると「GENERAL - UVC」としてデバイスが認識されました。
実はオーディオはどうなるか気になっていたのですが、
こちらも「GENERAL - AUDIO」として同時認識されました。


マイク入力がないPCでも、
別途デバイスを用意する必要がない点はありがたいですね。

なお独立したカメラとして使う場合はMicroSDが必要ですが

Webカメラとして使う分には不要です。

 

認識できたら映りの確認です。
ここではキャプチャレコーダーソフトを用います。
今回はAG-Webカメラレコーダーを用いました。
※利用バージョンはフリー最終版の1.3.2よりも古い
 1.2.2.1を使っていますが理由は特にありません(苦笑)

 

結局、640×480と320×240の2種類が使用できました。

(ただし「調整」ではどの項目もいじれませんでした)

320×240(設定&プレビュー画面)。

320×240(WMV形式録画のコマキャプチャ)。

 

640×480(設定&プレビュー画面)。

640×480(WMV形式録画のコマキャプチャ)。

 

320×240は暗くて、いかにも映りは微妙です。
640×480に関しては幾分か色味も含め、まあまあでしょうか

(この解像度ということもあり、小さな文字は読めません)。

時折JPG画像が壊れた時のようなノイズのコマが入り込みましたが
このコマはAG-Webカメラレコーダーの仕様によるもの
(コマ不足時にコマを挿入する動作による)と思われます。

なおMicrosoft Teamsで試したところコマ不足が起きたところ

(開始数秒以内)から映像が止まったままになり、

事実上使用できないという結果になりました。

 

オーディオ機能のレベルは厳しく、実用ギリギリといった感じ。
カメラ正面から話しかけた声を再生してみると、
かろうじて声は判読できるものの、やや小さい割に音割れしていました
(Windowsのマイクレベルは85%。100%にしても傾向は変わらず。
 逆に下げると声が録音されなくなってしまいます)。
カメラ単体のでの動画でも傾向は変わらず。

 

加えて気を付けたいのがケーブルです。
 レックキューブのUSB端子は特殊形状です。

MicroでもMiniでもありません。


(当方が10年以上使用し続けているFinePix F31fdの
 USB/AV端子と同じ形状で、ピンアサインは不明)

付属ケーブルの長さは50cm。
PCの配置によってはWebカメラとして使いたい場所まで
ケーブルが届かない...ということが起きそうです。
互換ケーブルを探すのは困難に近く、長さを補うなら
現実的にはハブや延長ケーブルを使うしかなさそうです。

 

う~ん、実用は厳しいかもしれませんね…

 


■エンドスコープ
取扱業者不明(爆)な、内視鏡型のカメラです。

販売者がパッケージにも説明書にも記載されていないという恐ろしいアイテム。

 ※余談ですが、モバイルバッテリーでも販売者未記載のものを時折見かけます。

  モバイルバッテリーは一歩間違うと発火などの危険なものでもあり、

  製造物責任の観点からしてもパッケージに事業者の書かれていないものは

  避けることをおすすめします。
3年ほど前にサンコーレアものショップで発売された
5,000円を切るような内視鏡シリーズとほぼ同じような外観で
ケーブルが1m程度のものと思ってもよいでしょう。
半年ほど前に千石電商で1,000円、
また最近ですとテクノハウス東映で税込990円で売られています

少し前、千石電商で購入しています。

パッケージ表。

中身。

カメラ部先端。6個の白いものはLED。

 

「Android&PC対応」ということですが、要するに普通のUSBデバイスです。

端子はMicroBオスですので、やや古め/廉価機スマホならすぐ使えます。
こちらは内視鏡として作られているだけに、
 ・先端にライトを搭載している(手元のコントローラーで明るさ可変)
 ・サイドミラー、フックといったアタッチメントを付けられる
 ・防水 ※ただし東映では防水性能について保証していなかったかな?
 ・マイクは内蔵されていない(音は一切拾えない)
という、だいぶとがった仕様です。


エンドスコープも別段ドライバを用意せずに認識できました。


つまりWebカメラとして使うことができます。

同じようにAG-Webカメラレコーダーで録画しつつ確認します。
こちらは画質調整が行えます。


解像度の種類も4種類から選べ、15fpsと30fpsが切り替えられました。


設定面での使い勝手はエンドスコープのほうが上手でしょう。

 

640×480 LEDなし(設定&プレビュー画面)。

640×480 LEDなし(WMV形式録画のコマキャプチャ)。

 

またエンドスコープでは照明を内蔵しています。
照明の有無でこれだけ明るさ調整ができる点はアドバンテージ。
ただし照明をある程度明るくしてしまうと眩しすぎて
Webカメラの目的である「顔」に向けるのは非常に厳しいです。

640×480 LED 100%(設定&プレビュー画面)。

640×480 LED 100%(WMV形式録画のコマキャプチャ)。

 

ほぼ同じ画角になるように距離を取って撮影したのですが、
映っている内容の明るさ、鮮明さでは明らかに レックキューブが上回ります。
なお2m以上先は鮮明に映りませんが、
これは製品コンセプトからしたら仕方のないところでしょう。

 

ただ、こちらはコマ落ちは起きませんでした。

事実上Webカメラとして使うのは厳しいレックキューブより

Webカメラに向いているのかもしれません。

マイクさえ用意できれば、エンドスコープも

Webカメラ転用は不可能ではない、ということで... 紹介まで。

 

 

■MM-MC5

マイク(マイクロホン)は、極端に言ってしまえば100円ショップでも手に入るため、

こちらはあまり安さばかり探求しても仕方のないところ。

そこで“まあまあ安価”で使えそうなものを探しました。

 

ボールジョイント方式の無指向性タイプのコンデンサマイク、
サンワサプライの「MM-MC5」。
ショップインバースで税別500円のジャンクとして売っていました。

 

PCなどに装備されているアナログのマイク端子に接続するタイプです。

ケーブル長は1.8mあり、取り回しに苦労することもなさそうですね。

マイクとしてアンプを持っているわけではないので
マイクからあまり遠ざかると拾いづらくなりそうですが、
根本のボールジョイントから延びるポールが15cm程度はあり、
PCデスクから口元近くにアプローチするにはよさそうです。

 

裏面、わざわざパッケージの保証書が印字されていたであろう部分は
丁寧に切り抜かれているという徹底したジャンク品です(笑)
「SkypeやWindows Live メッセンジャーに対応」という表現からして
おそらく10年弱前に売られていたというところでしょうか。

(案の定、価格.comによれば2010年12月登録でした)

 

これの動作確認は、先ほどのWebカメラと併用する形で
入力音源をWebカメラ本体ではなく、このマイクに切り替えて確認してみました。
結果は驚くほど聞き取りやすく、見違えるといっても過言でないレベル。

なお「無指向性」と表現されていたものの、

横から同じように話しかけたところ、ややくぐもって音量も少し小さくなりました。

 

マイク単体でもSkypeやZoom、Teamsで通話はできますので、
「MM-MC5」もあると心強いアイテムになるといえるでしょう。

 

実際にTeamsで使ったところ、マイク性能としては充分。

強いて言えば、近隣2m程度の範囲に

同じWeb会議/通話につながるデバイスがあると

ハウリングを起こしやすい傾向にありそうだ、という点でしょうか。

その近隣デバイスから多少遅れて聞こえてくる音が

再びマイクに拾われてしまうためです。

 

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「Go Toキャンペーン」は素人目に見ても混迷を極めていますね。

東京都(といっても23区外)在住の当方としては低みの見物状態(爆)

 

ところでGoToといえばプログラムでもおなじみですが、

これを多用すると行先を追いかけるのが困難な

「スパゲッティプログラム」として混迷を極めるとされます。

...このネーミングだけでも、もはやその運命は決まっていたのでしょうかね(^^;)

 

 

次回更新は8月中のいずれか(中下旬)を目指します。

 

自粛明けの秋葉原を簡単に

ひとまず新型コロナウィルスの感染防止施策の中心である
外出自粛...それも県をまたぐ行動に関しても制限が解除されました。
(当方は東京都住まいですので、
 一足先に秋葉原に赴くことはできるようになりましたが...)

 

さて、予定よりも少し早い記事更新ですが、
昨日秋葉原を見て回って、変化を感じた部分の雰囲気をお伝えしようかと思います。

新型コロナウィルスの感染防止施策と直接関係するか

判断できないものも交じりますが、単に変化のあった話ということでご容赦願います。

 

 

○イオシス

一部店舗はまだ休業中です。

これはアキバ路地裏店。

 

 

○秋月電子通商

事前予約制・平日のみ営業というスタイルを継続中。

土日に訪れても何も買い物はできないという状況です。

当面、秋月で買い物はしづらい状況といえそうですが、

もともと人口密度の高いショップですので、これは仕方ないところでしょう。

なお、千石電商やマルツパーツは従来通りの営業体制に戻っていました。

 

 

○旧テクノハウス東映

もはやご覧のとおりです。

ここが東映だったのか、あの貼り紙なくしては判らないほどです。

 

気になるのはヤマギワリビナの看板。

10年近く前に撤退し、住友系ショールームになったビル自体が取り壊され、

現在は以前よりもずっとノッポな「住友不動産秋葉原ファーストビル」に。

(昌平橋交差点から撮影、手前は中央総武緩行線)

この看板も、いつ見納めになることでしょうか...

 

なお、ラジオセンター内の新テクノハウス東映も立ち寄りました。

ラジオセンター内なので一応写真は控えてしまいましたが、

カウンター前から店内全体が十数歩で回れてしまう大きさですので

やはり寂しさがないといえば嘘になりますね...

駅近ですし、最近ラジオセンターは元気になりつつありますので

ぜひとも頑張っていただきたいところです。

 

 

○ツクモ12号点

閉店して1月が経過しようとしている12号店。

まだ、外装はほぼそのままでした。

20日AM時点ではWDの広告幕もそのまま。

とはいえ内装関連の工事が行われていましたので

近いうち消えてしまうのかもしれませんね。

 

なお、ツクモDOS/Vパソコン館は情報通り

右側の1・2Fだけで営業するスタイルに。

以前の中古取扱量よりも若干少なく感じました。

 

 

○サンコーレアモノショップ本店

(店内を写すつもりはないので配慮した結果、この写真なのですが)

店内の中央にあった棚は撤去され、購入者用の列がマーキングされておりました。

試用展示品がものをいうサンコーにあって、

その貴重な棚を削るレイアウトで徹底対策、すごさを感じますね。

 

 

○ドスパラ

ドスパラは外出自粛要請中、完全に店舗営業をストップしたショップのひとつ。

オリオスペックも店舗営業を見合わせておりましたが、

こちらはもともと日祝休み、大型連休も休み...なので至極自然なのですが

それに対しドスパラは正月以外は基本的に無休ですので、驚きました。

営業はすでに再開しています。

実は先週、HDDの購入依頼を受けて立ち寄ったときの話なのですが、

予め、CPUやメモリ、ストレージは価格表の横にある「発券機」で

買いたいものを発券し、これをレジで渡す...というシステムになっていました。

間違いが少なく、やり取りの会話を抑制する効果がありそうですね。

 ※そして、ごめんなさい、そのシステムに気が付かずに並びました(苦笑)

  価格表を見ていれば、赤い看板に気が付いたのでしょうけど、

  買ったものがたまたま特価品だったため、価格表を見ずに買ったんですよね...

 

買ったタイミングの際は多くの店員さんが接客対応しており、

「研修中」腕章をつけた店員さん1名でレジをさばく状況で、

さらに間隔をあけて数名がレジに並んでいる...ということで

ずいぶん列が長いと錯覚しやすく、実際に多少時間もかかったのですが

思わずPT1購入のときを思い出してにやけそうになったのは内緒です(爆)

 

 

 

パッと見た限りでは、その他の多くのお店で

「店員のマスク着用」「来店者のマスク着用喚起(リギルドなどのような強制例も)」

「入口の消毒液」「レジ待機列の間隔」「レジのビニールカーテン」

あたりは比較的どこでも実施しているものの、

態勢そのものは割と普段と近い印象でした。

実際にはその普通を保つために、相当な苦労をされているのだと思います。

どうか各ショップの店員さんともご自愛くださいませ...

 

なお、例の菓子類の移動販売の方もマスク着用で見かけました。

従来同様、往く人という人にアタックしておりましたが...

 

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○おまけの御茶ノ水駅

こちらは間違いなくコロナ禍とは無関係ですが...

聖橋口とそこに通じる跨線橋が廃止され、

新駅舎側の通路を併用した「新聖橋口」が作られました。

もともと階段があった部分は通路に。

味のある駅標も見納めでしょうかね。

外神田へのアクセスとして当方もよく使う改札でしたので、

個人的ながら、これも割と大きな変更点です。

 

 

本日急遽更新してしまいましたので

次回は7月中~下旬のアップを目指したいと思います。

 

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