HDDを外付けにする話 | 風変わりなPC物語 -スズメさんち-

HDDを外付けにする話

コメントで頂くたび、恐縮に思う点が1つあります。


本ブログは自作PCをよく扱う方でないと、
さっぱりわからない代物になっているんですよね。


当方としては自分自身の書きたいことを書いて、
同じようなことをされている方に
 ・探し物をしている人へのヒントや答えになる
 ・思わぬ落とし穴などの注意すべき点を挙げる
ようなことができればよいと思っており、
基本方針は今後も変わらないと思います。


「木製 パソコン」と検索すれば
拙作記事「木製ケースは安全か? 」が比較的上位にヒットします。
これでどなたかのヒントになれば御の字です。
アクセス数やランキングなんて、半ばどうでもよいのです。
むしろ低いほうが、スパムコメントを防ぐのに好都合ですし(爆)
(最近、ちょくちょく紛れ込んできますけどね)

読んで楽しむというより、辞書のような記事。これが目標です。
ニッチな人間ですから、ニッチにやっていきます。


しかし、せっかく読みにきて頂いている多方面の方々が
首をかしげたまま、よくわからずに終わってしまうのは申し訳ない話です。
方向性を大きく変えるわけには参りませんが
もう少し説明を増やそうかと検討中です。

(えっ、余計に文が長くなるって!?(爆))



というわけで、今回は内容をさらに簡単なものにしてみました。
1TBのHDDを、外付けのケースに移植するだけの話です。
記事の準備できていないことがばればれですな(苦笑)
それでも文章が長くなるのは、無能だからです(爆)



○長いことつながれていた1TBのHDD
24台目PCのときから使用している、SAMSUNGのHD103SI。




ほぼ満タンの状態ながら、主にデータの読み出しドライブとして
ずっとつないだままにしておりました。
若干ゴリゴリ音が大きいのですが、今日に至るまで快調。


ところで自宅の居間にあるテレビに、ケーブルテレビの契約の関係で
セットトップボックスがついたのですが、
これに「外付けHDDをつなげば録画できる」機能があったため、
家族より1TB程度の外付けHDDに空きはないか、とお願いされました。

 ※セットトップボックス:簡単に言えば、外付けのテレビ(特にBS/CS用の)チューナー。


すでに運用から4年は経過している同HDD。
保守も兼ね、このHDDを供出することにしました。
…何せ、買ってから封を切っていない2TBと3TBがありますから(爆)



○HDD開封の儀
1TBのHDDに代わり、新たに使用するHDDとして

まずは新品、リテールHDDの箱を開けます。
 ※リテール:一般小売向けに、メーカーにて1台ずつパッケージする販売形態。
  バルク:直訳は「塊」。事業者(PCメーカーなど)に1箱単位など
      大きな量で卸すようなものを小売店が買い、さらに小売店によって1台ずつばら売りする形態。

今回使用するのはHGSTの「0S03224」。




バルク品名でいえば「HDS5C3020ALA632」。
購入は2年前。動作確認すらせずに熟成させておりました(爆)
すでに31台目PCではまったく同じものを1台運用させていますので、
これで2台の2TBという構成になりました。









○データ移行
今回用意した外付けケースはケチってUSB2.0にしたため、
ケースには収めず、31台目PCに直接SATAで接続して利用します。

 ※SATAの方がUSB2.0に比べて圧倒的に読み書きスピードが速いため。
単純に、OSのファイルコピー機能を使うだけです。
一部ファイルはコピーしなかったものの、
それでも600GB以上のデータ量になりましたので
それなりの時間は要しました。



○HDDケース格納の儀
コピーを終え、一度領域設定ごと吹っ飛ばされた1TBのHDDは
31台目PCから切り離され、買ってきたUSB2.0ケースに格納されます。
購入したケースはオウルテックの「ガチャポンパSimple」ことOWL-ECST35/U2。




実は家族に外付けHDDをお願いされたのは、新宿にいたとき。
そのまま新宿のソフマップでケースをあつらえたので
価格面では最安値とはいきませんが、これで、というノリ。


ところで秋葉原以外のソフマップ、ビックカメラ、コジマ連合軍の店員さんは

とにかく声をかけてきます。
一般的にはよいことなのでしょうけど、できればPCデポのように
「お邪魔はしません」スタイルのほうが当方的には好都合です(苦笑)

(最近、家族用にコジマでプリンタ(HP製Envy 4500)を購入した際、
 『モノクロカートリッジ、カラーカートリッジのいずれかだけでも印刷できる』
 という機能を、話しかけてきた店員さんがご存じなかったのはちょっとびっくり。
 キャノンやエプソンのプリンターの大半は、
 どこかのインクカートリッジがない、あるいはインク切れしている
 という状況では印刷できませんが、
 Envy 4500は急なインク切れが1つあっても印刷できるというウリ。
 こういうものは、とことん把握して頂きたいな、と思います)


さて、取り付けます。
「ガチャ」の際、内部トレイが思いのほか勢いよく飛び出してきました。
HDDが内部にあるときは要注意ですねぇ。

確かにスクリューレスで、1分ほどで組み込みは完了。




そして無事、セットトップボックスで認識・録画できたようです。


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さて、先週末は能登半島を旅しました(爆)
















※最後だけ、氷見ですが(爆)

 もちろん地元産のスズキなどもいただいてきました。

 氷見のあたりは畜産、海産、農産のいずれもおいしいんですよね。


今後、北陸新幹線の開業により、富山・石川両県は

観光客の増加が見込まれる地域です。

おいしいものがたくさんあり、触れ合えるものも多いと思います。


それにしても、今週に予定していたら大変なところでした…
能登半島に限らずですが、台風による被害が
少しでも小さいことを祈るばかりです。