防滴タイプのLED照明 | 風変わりなPC物語 -スズメさんち-

防滴タイプのLED照明

どうも皆様、ご無沙汰しております。

ちょっと隙間に更新できそうでしたので、1ヶ月を待たずに記事を書きました。



前回の予告通り、三週連続の宿泊スキーをこなしている真っ最中です。


先々週は北志賀竜王へ。


風変わりなPC物語 -スズメさんち--竜王

写真はスカイランド第1クワッドリフトから。


先週は野沢温泉へ。
(金~日で出かけまして、あの暖かかった2日の土曜日は毛無山山頂ですら雨…)


風変わりなPC物語 -スズメさんち--野沢の虹

写真はパラダイスゲレンデの頂上から一瞬覗いた、雨故の虹。


なお今週末は上越国際にいく手はずとなっております。




さて、今年のスキーをする上でひとつ拵えておきたいアイテムがありました。
USB電源の照明です。

過去にご紹介しましたが、震災対応時には


風変わりなPC物語 -スズメさんち--USB照明_2


風変わりなPC物語 -スズメさんち--LED_CCFL照明3

を作成し、これらは勿論今でも動くのですが、
・ナイター滑走時に
・悪天候時に
・部屋の照明に(安い宿の場合、結構暗い部屋がある)
という要素を持たせるため、
新たに作成しようと考えた次第です。


条件はこちら。
①USBポートに接続して動作する(Aコネクタに対応)
 つまり5V電源で動作させます。
 ノーマルのiCarge、変換アダプタを介してiCarge mini/Ecoでも
 点灯させることができるようにします。
②iCarge mini/Ecoで連続点灯する
 実は出力50mA程度ですと、iCargeは「出力なし」と判断して
 放電を止めてしまいます。
 このため、少なくとも100mA前後の電流を流す必要があります。
 ちなみに100mA程度で設計すると、満充電時に5時間持つかどうか、です。
 少ない電流で連続点灯時間を稼ぐならノーマルのiCargeがおすすめです。
  ※ノーマルのiCargeの出力はスライドスイッチだけで決まるので、
   微小負荷でも連続して使えます。
③簡易防滴仕様にする
 屋外、それもスキー場での使用を検討していることから、
 防水とはいわないまでも、簡易防滴仕様になればOK。
 IP基準云々といったレベルということではなく、
 適当に「水が入りにくい」のレベルで充分です。
④頑丈である
 いつも裸で使っているため、堅牢性は悪いわけですが、
 今回は簡単に壊れないよう、頑丈な容器に入れて運用します。
⑤コンパクトである
 ポケットに中に忍ばせておくことができる形状が望ましいため、
 できるだけ小型形状を目指します。


まぁ、計算方法は省略して、今回は簡単に説明を。


○LEDの組み方
18/24台目PCの照明の中で、単純なスポットライト型にしたものがあります。
それがこちら。


風変わりなPC物語 -スズメさんち--24台目PC:投光照明

今回、これとほぼ同じものを用意し、さらにLEDを一段重ねました。

6個使いです。

ちなみにカラーはおなじみの電球色。


○容器
防水性があり、堅牢な、それも小さな容器…
いろいろ回ったのですが、結局ユザワヤ(比較的大型の手工芸用品チェーン店)
で見つけたビーズ等を入れるビンが一番適しているだろうと判断しました。


風変わりなPC物語 -スズメさんち--LED用容器のビン

ふたはアルミ製で、内側はなにやら繊維のようなもので覆われています。

デザイン的に格好良くするならこのアルミのふたから
コネクタだけを出す方がいいのでしょうけど、
実益重視なのでそんなことはお構いなし。

ケーブルをのばし、USBコネクタAを備えます。
コンパクトなコネクタも市販されていますが、
今回は時間の都合もあり、持っていたケーブルを切って使用しています。
ケーブルはできるだけ細いものを選んでいます。
(ちなみに今回の線はビニール被覆のついていない、
 リッツ線(極細のUEWが束になったもの)でした)


○組み立て
ビンは口広ではなく、結構狭いもの。
そこでこの口に入る大きさでLEDを組み立てました。

先にケーブル配線をアルミのふたから出し、LEDモジュールを半田付け。
ケーブルにケーブルタイ、そしてボンドでケーブルの固定をします。

こうしてできあがったのがこちら。


風変わりなPC物語 -スズメさんち--LED瓶詰め

風変わりなPC物語 -スズメさんち-

下の画像右に写っているものがiCharge eco(mini)です。


風変わりなPC物語 -スズメさんち-


○実証結果
結局これは役に立つのか?
ということで、現場で使ってみたわけですが…


・ナイター時に→△
 ナイター照明があるため大抵は暗くはありませんので
 なくても支障なし、というケースが殆どです。
 備えあれば憂いなし、程度のものでしょうか。


・悪天候時に→×
 日中、霧の中やホワイトアウトの状況では、
 これを使っても景色全体が明るいので目立ちません。
 白色LEDでなかったのがせめてもの救いですが…


風変わりなPC物語 -スズメさんち-

 写真は霧(というか雲)の中で点灯させた様子。
 間違いなく点灯していますが
 (横から撮影していることも災いし)さっぱり目立ちません。
 この用途であれば、青色LEDが適しているのでしょう。

 ※ちなみに軍手を装着しているのは、滑走中にデジカメを使うためです(爆)


・部屋の照明に→○
 部屋に限らず、乾燥室入り口など暗い部分の照明としては
 これだけでもかなり違いがあります。


風変わりなPC物語 -スズメさんち-

小型の懐中電灯そのもの、という感じですね(^^;)


というわけで、次回更新はおそらく17日になるかと思います。

すっかりPCと無縁の生活が続いておりますので

それまでにネタが用意できるでしょうか(^^;)