ロシアで兵士不足が深刻化か 家族や知人を契約兵士に | すずくるのお国のまもり

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お国の周りでは陸や海や空のみならず、宇宙やサイバー空間で軍事的動きが繰り広げられています。私たちが平和で豊かな暮らしを送るために政治や経済を知るのと同じように「軍事」について理解を深めることは大切なことです。ブログではそんな「軍事」の動きを追跡します。

◎ロシアで兵士不足が深刻化か 家族や知人を契約兵士に 約18万円の紹介料も

 

 

 ウクライナへの侵攻が長期化する中、ロシアで兵士不足が深刻化しているとみられています。
 西部タタールスタン共和国は、家族や知人を契約兵士にリクルートすると紹介料が支払われるキャンペーンを始めました。家族や友人に国防省との契約を説得できれば、10万ルーブル(約18万円)の紹介料が支払われます。
 キャンペーン開始当初の6月、紹介料は5万ルーブルでした。各自治体は志願兵への報酬も増やしています。契約時の一時金は平均して2年間で80倍に増えました。
 レニングラード州は7月9日、契約時の一時金を130万ルーブル(約230万円)に増額しました。
 カフカス地方のカラチャイ・チェルケス共和国は6月に150万ルーブル(約270万円)に増やしました。この地域の平均月収は3万3000ルーブル(約6万円)です。
 負傷兵も前線に戻しているようです。手足を失ったり、内臓に深刻な損傷を受けても治療途中で戦地に戻されるケースが絶えず報じられています。
 独立系メディアはNATO高官の話として、ロシア軍は兵士不足に直面しているため、プーチン大統領が前線の状況を変えようとするならば、大規模な動員を発表する可能性があると指摘しています。(ANNニュース)