韓国海軍発注事業のハンファオーシャンが友好対象者選定 | すずくるのお国のまもり

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◎海軍発注事業の友好対象者選定

 

 

 ハンファオーシャンは韓国海軍が発注した「偵察用無人潜水艇·機雷戦無人水上艇概念設計事業」の優先交渉対象者に選ばれたと21日明らかにした。
 この事業は海軍が未来核心戦力として推進する海洋有·無人複合戦闘体系「ネイビーシーゴースト(Navy Sea GHOST)」に向けた第一歩だ。 ネイビーシーゴーストは水上·水中·空中など全領域で超連結·超知能を基盤に有·無人戦力を統合運用し作戦·任務遂行能力を極大化する体系だ。
 ハンファオーシャンが概念設計に入る偵察用無人潜水艇は戦力化される場合、母艦の海上偵察業務領域を拡大させるのに一助することになる。 作戦地域に密かに接近して持続的な監視偵察を遂行するのが偵察用無人潜水艇が引き受けることになる任務だ。
 機雷戦の無人水上艇も多様な目的を遂行することになる無人艦艇だ。 平時には情報収集と分析業務を遂行するが、戦時には機雷探索と解体任務を担当し、艦艇の安全な出入り航路を確保する役割を担う。 機雷とは、敵の艦船を破壊するために水上や水中に設置した爆弾だ。
 ハンファオーシャンは、今回の事業を受注するため、ハンファシステムとコンソーシアムを構成した。 ハンファオーシャンは今回の受注をきっかけに、未来の無人艦艇の輸出市場で競争力を発揮するものと期待している。
 ハンファオーシャンは2022年から戦闘用無人潜水艇の概念設計、無人潜水艇用エネルギー源システム、超大型級無人潜水艇体系技術検証試作品事業など未来艦艇開発のための事業を遂行した。 今年は国内初の大型無人水上艇の形状設計に着手した。
 ハンファオーシャン関係者は「無人兵器体系技術で揺るぎない国防力維持に寄与する」と話した。