強純男国防相、米国のウクライナ支援を非難 | すずくるのお国のまもり

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お国の周りでは陸や海や空のみならず、宇宙やサイバー空間で軍事的動きが繰り広げられています。私たちが平和で豊かな暮らしを送るために政治や経済を知るのと同じように「軍事」について理解を深めることは大切なことです。ブログではそんな「軍事」の動きを追跡します。

◎強純男国防相が談話発表

 

 

【平壌6月27日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国の強純男国防相は27日、次のような談話を発表した。
 去る23日、ウクライナのゼレンスキーかいらい一味がロシアの平和的住民を無残に殺害する野獣じみた蛮行をまたもや働いた。
 報道によると、ウクライナのネオナチストらはクラスター爆弾が搭載された米国産陸軍戦術ミサイル「エイタクムス」を利用してロシアのセバストポリ市を攻撃し、その結果、2人の子供を含む3人の死者と150人余りの負傷者が発生したという。
 私は、犠牲者とその遺族、被害を受けた住民に深甚なる哀悼と見舞いの意を示すとともに、ロシア人民が一日も早く被害を克服して安定した生活を取り戻すことを願う。
 また、今回の事件をロシアの領土に対する直接的な軍事攻撃として、いかなる弁解の余地もない極悪な反人倫的蛮行として強く糾弾する。
 重大なのは、ロシアの公式人物らが主張するようにゼレンスキーかいらい一味が民間人に向けて発射したミサイルが他ならぬ米国産であり、上記のミサイル攻撃の座標を記入したのも他ならぬ米国の軍事専門家であるという事実である。
 これで、ウクライナ紛争の直接的な当事国、特等テロ支援国としての米国の実体は一層際立つようになり、米国がウクライナに提供する兵器がロシアの平和的住民に対する大量虐殺道具として活用されていることが如実に立証された。
 罪悪には厳罰が伴うものである。
 ウクライナ戦争の当事国となった米国は、ロシアのいかなる懲罰を受けても何の文句も言えなくなったし、そのような報復攻撃は最も正当な防衛になるであろう。
 われわれは、国家の主権的権利と安全を守るための正義の戦いを繰り広げているロシアの軍隊と人民の側にいつも共に立っているであろう。---