◎米海軍主催多国間共同訓練(RIMPAC2024)への参加について
令和6年度インド太平洋方面派遣(IPD24)部隊は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に資するべく、次のとおり米海軍主催多国間共同訓練(RIMPAC2024)に参加します。
1 目 的
海上自衛隊の戦術技量の向上並びに参加国との相互理解の増進及び信頼関係の強化
2 期 間
令和6年6月27日(木)~8月2日(金)
3 訓練海空域
ハワイ諸島及び同周辺海空域等
4 参加部隊等
(1)水上部隊
ア 指揮官
第3護衛隊群司令 海将補 横田 和司(よこた かずし)
イ 派遣部隊
輸送艦「くにさき」(第1水上部隊)、護衛艦「はぐろ」(第2水上部隊)
(2)航空部隊
ア 指揮官
第12飛行隊長 2等海佐 川端 真吾(かわばた しんご)
イ 派遣部隊
第1航空群(P-1)(第1航空部隊)
(3)その他
派遣幕僚等約95名
5 訓練項目
各種戦術訓練(対潜戦訓練、ミサイル射撃訓練等)及びHA/DR※訓練
※ HA/DR(Humanitarian Assistance/Disaster Relief):人道支援・災害救援
6 その他
RIMPACは、1971年からほぼ隔年毎実施され、今回で29回目となります。また、海上自衛隊は1980年から参加しており、今回で23回目の参加となります。
◎環太平洋合同演習がスタート 米ハワイ沖、日本も参加
【ワシントン時事】米海軍主催の世界最大規模の多国間海上演習「環太平洋合同演習(リムパック)」が27日から米ハワイ沖で始まった。8月1日まで実施する。日本を含む29カ国の2万5000人以上が参加するが、中国は今回も排除された。
インド太平洋地域で米中の対立が激化する中、同盟国・友好国との連携を確認する。米軍は今回の演習の目的を「自由で開かれたインド太平洋を推進することだ」と説明している。
リムパックは1971年に始まり、原則隔年開催で今回が29回目。米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」など各国の40隻の艦船、3隻の潜水艦、150機以上の航空機が集結する。