ロシア軍のミサイル攻撃でウクライナ東部4州の電力供給止まる | すずくるのお国のまもり

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お国の周りでは陸や海や空のみならず、宇宙やサイバー空間で軍事的動きが繰り広げられています。私たちが平和で豊かな暮らしを送るために政治や経済を知るのと同じように「軍事」について理解を深めることは大切なことです。ブログではそんな「軍事」の動きを追跡します。

◎ロシア軍のミサイル攻撃でウクライナ東部4州の21万8000人以上の電力供給止まる

 

 

 ロイター通信などによると、ウクライナを侵略するロシア軍は20日、ウクライナ東部ドニプロペトロウシクなど4州をミサイルなどで攻撃した。火力発電所1か所が損傷するなどの被害を受けた。
 エネルギー省によると、攻撃の影響で、4州で21万8000人以上が電力供給を受けられない状況になった。国営電力会社ウクルエネルゴは20日、計画停電の規模を予定よりも拡大すると発表した。ウクライナ軍は露軍が発射したミサイル9発のうち5発、無人機27機の全機を撃墜したと発表した。
 露軍はエネルギー施設への攻撃を繰り返しており、ウクライナの発電能力は大きく低下している。英字ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」によると、民間エネルギー企業トップは17日、現状のままであれば、電力需要が高まる冬に1日6~7時間しか電気が使えなくなると警告した。
 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は20日夜のビデオ演説で、電力供給の維持を図る方針を強調した。