中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲートなど4隻が奄美大島周辺海域を南西進 | すずくるのお国のまもり

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◎中国海軍のフリゲート艦やミサイル駆逐艦など計4隻が奄美周辺を航行、東シナ海へ抜ける 防衛省統合幕僚監部が発表、今年5回目
 

 

 防衛省統合幕僚監部は10日、中国海軍の艦艇4隻が鹿児島県の奄美大島と十島村・横当島の間を航行しているのを確認したと発表した。領海侵入はなかった。中国海軍の艦艇が両島の間を抜けるのは今年に入り5回目。
 同部によると、9日午前7時ごろ、奄美大島の東約90キロの海域を北西に進むフリゲート艦1隻と補給艦1隻を確認。午前9時ごろには奄美大島の東約100キロの海域を北西に進む別のフリゲート艦1隻とミサイル駆逐艦1隻を確認した。
 4隻は同日中に奄美大島と横当島(奄美市名瀬の北西約70キロ)との間を南西へ進み、東シナ海へ抜けていった。海上自衛隊の護衛艦や哨戒機が情報収集・警戒監視にあたった。

 

◎中国海軍艦艇の動向について 
 令和6年6月9日(日)午前7時頃、海上自衛隊は、奄美大島(鹿児島県)の東約90kmの海域において、同海域を北西進する中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲート1隻(艦番号「532」)及びフチ級補給艦1隻(艦番号「890」)を確認した。 
また、同日午前9時頃、海上自衛隊は、奄美大島の東約100kmの海域において、同海域を北西進する中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲート1隻(艦番号「531」)及びルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻(艦番号「131」)を確認した。 
 その後、これら計4隻の艦艇が、奄美大島と横当島(鹿児島県)の間の海域を南西進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。 
 防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第8護衛隊所属「すずつき」(佐世保)、第8護衛隊所属「きりさめ」(佐世保)、第1海上補給隊所属「ましゅう」(舞鶴)及び第5航空群所属「P-3C」(那覇)により、警戒監視・情報収集を行った。 
p20240610_02.pdf (mod.go.jp)