ウクライナ軍、クリミア沖でロシア軍の巡視艇2隻破壊 | すずくるのお国のまもり

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◎クリミア沖でロシア軍の巡視艇2隻破壊 ウクライナ軍

 

 

【5月31日 AFP】ウクライナ国防省情報総局(GUR)は30日、ロシアに一方的に併合されたクリミア(Crimea)半島沖で、無人艇(水上ドローン)を使ってロシア軍の巡視艇2隻を破壊したと発表した。
 GURはテレグラムに、特殊部隊「グループ13(Group 13)」が一時的に占領されているクリミア半島の北西部の湾で、「ウクライナ製の無人艇を使って侵略国ロシアの艦船への攻撃に成功した」と投稿した。
 GURによると、ロシア側は無人艇を破壊しようと戦闘機やヘリコプター、小火器、30ミリ砲などを使用してきたが、ウクライナ側の戦闘任務完遂を妨げることはできなかった。
 GURは「この攻撃の結果、ロシアの艦船2隻を破壊した」と主張。予備情報によれば、2隻は「KS-701 Tunets」型の高速揚陸艇だとされる。「KS-701 Tunets」型はロシア製の小型艇で、沿岸の哨戒に使われている。(c)AFP