スペイン、ウクライナと安保協定に署名 | すずくるのお国のまもり

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お国の周りでは陸や海や空のみならず、宇宙やサイバー空間で軍事的動きが繰り広げられています。私たちが平和で豊かな暮らしを送るために政治や経済を知るのと同じように「軍事」について理解を深めることは大切なことです。ブログではそんな「軍事」の動きを追跡します。

◎スペイン、ウクライナと安保協定に署名 今年10億ユーロを支援

 

 

[マドリード 27日 ロイター] - スペインのサンチェス首相は27日、ウクライナのゼレンスキー大統領とマドリードで会談し、2国間の安全保障協定を締結した。協定の期間は10年。今年の軍事支援の規模は10億ユーロ(10億8000万ドル)相当とした。
 サンチェス首相は記者会見で「われわれの支援を倍増させることがこれまで以上に重要だ」と述べた。
 協定では、ウクライナのニーズを考慮した陸海空およびその他の用途向けの近代的な軍事設備の供給のほか、ウクライナの食料輸出ルートを保護する海上手段に重点を置くことを求めているが、具体的な内容は示されていない。
 これに先立ち、スペインのエル・パイス紙は27日、スペインがウクライナに米国製地対空ミサイル「パトリオット」12基や中古のドイツ製主力戦車「レオパルト2A4」19両、スペイン製の対ドローン(無人機)装備や弾薬などの供与でコミットすると報じた。
 政府当局者はエル・パイス紙の報道についてコメントを控えた。