ウクライナ軍、「ミサイル発射寸前」の防空システムを撃破 | すずくるのお国のまもり

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◎「ミサイル発射寸前」の防空システムが撃破される映像が公開

 

 

 ウクライナ国防省は2024年4月、ロシア軍の地対地ミサイル「ブークM1」が発射準備に入っていたところを発見し、撃破したと発表。その映像を公開しました。
「ブークM1」は、ロシア軍で主力となっている地対地ミサイルです。ミサイルを搭載した輸送起立発射機のほか、広域捜索レーダー車両、指揮車両、再装填車両などで構成します。これらの車両はキャタピラのついた装軌式のため、地上部隊とともに移動することが可能です。
 映像では、「ブークM1」が発射準備を行っているところで砲撃を受け、ミサイルが誘爆して大爆発を起こしています。
 ウクライナ国防省は映像の公開にあたり、「ロシアのブークM1防空システムはミサイルの発射準備をしていたが、何かが上手くいかなかった。ウクライナの砲兵はそれに隙を与えなかった」とコメント。映像は特殊作戦群(SOF)が撮影したとしています。【了】