◎中国党・政府代表団のための歓迎宴
【平壌４月１２日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央委員会と朝鮮民主主義人民共和国政府がわが国を公式親善訪問する中華人民共和国党・政府代表団を歓迎して１１日夕、平壌の万寿台議事堂で宴会を催した。
宴会には、中国共産党中央委員会政治局常務委員会委員である中華人民共和国全国人民代表大会常務委員会の趙楽際委員長を団長とする中華人民共和国党・政府代表団と王亜軍駐朝中国大使、大使館員が招かれた。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第１副委員長である最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長と最高人民会議常任委員会の高吉先書記長、承正奎文化相、朝鮮労働党中央委員会の文成革副部長、朴明浩外務次官、対外経済省の柳恩海次官、関係部門の活動家が参加した。
宴会ではまず、崔龍海委員長が演説した。
崔龍海委員長は、中国党・政府代表団の訪朝は両党、両国の最高指導者同志たちが新年の年初に祝電を交換しながらその始めを宣布した「朝中友好の年」の開幕を立派に飾り、両国間の外交関係設定７５周年に当たる今年に朝中友好歴史の新たなページを開いていく上で大きな意義を持つと述べた。
また、長い歴史と伝統を有している朝中友好は反帝・自主、社会主義を目指す共同の長きにわたる闘争過程に血潮で結ばれ、強固になったものであるのでその不抜さと不変性は古今東西に類例のないものであると述べ、朝中双方が意義深い今年に政治と経済、文化をはじめとする全ての分野で交流と協力を実質的に強化して朝中友好関係をより高い段階へ昇華、発展させることに新たな活力を増すであろうとの確信を表明した。
次に、趙楽際委員長が演説した。
趙楽際委員長は、習近平総書記と中国共産党中央委員会の委任によって中国党・政府代表団を率いて朝鮮を公式親善訪問して「中朝友好の年」の開幕式に参加することになると述べ、外交関係設定以降の７５年間、社会主義革命闘争と建設過程に両党、両国の老世代指導者たちが自ら築き、発展させてきた中朝友好が世代を継いで強化されたことに言及した。
また、朝鮮人民が国家建設の各分野で新しくてさらなる成果を収めることを願い、中国側は朝鮮側と共に両党、両国の最高指導者たちの重要共通認識を指針にして伝統的な友好を継承し、互恵協力を深化させていくことで両国人民により多くの福利を与え、地域の平和と安定、発展、繁栄のために貢献するであろうと強調した。
宴会の参加者は、敬愛する金正恩総書記の健康を祈って、尊敬する習近平総書記の健康を祈って、朝中両国関係の絶え間ない強化・発展のために乾杯した。
宴会は、温かい同志的友誼と親善の情が満ち溢れる和気あいあいとした雰囲気の中で行われた。－－－